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Yamareco

記録ID: 5007159
全員に公開
ハイキング
関東

仙人ヶ岳・赤雪山(松田町〜入名草)

2022年12月16日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:07
距離
18.3km
登り
1,212m
下り
1,232m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
1:29
合計
7:08
距離 18.3km 登り 1,212m 下り 1,242m
8:40
29
松田町バス停
9:19
15
10:25
10:29
15
10:44
10:45
19
11:08
11:42
3
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11:48
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12:13
41
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23
13:18
13:37
13
13:50
26
14:16
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14:42
14:48
10
14:58
15:17
10
15:27
21
15:48
0
15:48
ゴール地点
天候 晴ときどき曇
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
東武足利駅より足利市バスで松田線/名草線利用。
コース状況/
危険箇所等
現在冬季閉鎖中のキャンプ場の突き当りに、仙人ヶ岳への登山口があります。沢筋から知の岳の稜線に取り付く急登では、ガイドラインとスリップ止めを兼ねたロープ場が長く続いていました。小俣方面からの道を何本か合わせ、岩稜と松の木のトンネルを交互に通り抜けてゆくと広々とした仙人ヶ岳山頂に到着します。女仙人ヶ岳までは10分程度、こちらの山頂は展望はありますが手狭でした。
分岐から赤雪山までの縦走路は、ピークごとに現れる急登・急降下をなだらかな尾根道で繋いでゆく感じでした。道標・ピンクテープ等目印はありますが、季節柄落ち葉深く踏み跡が見えなくなってる所が多いようです。とくに下降時は滑りやすく、こちらにもお助けロープの張ってある場所がいくつかあります。またこの日は北面を吹き上がってくる風が強く、基本展望のない樹林帯なのでいくらかマシでしたが寒々した行程でした。
赤雪山頂にはベンチや東屋があり、日当たりもよくほっと一息つけるところです。名草への下山路に入るとあまりテープは見えなくなり、尾根上の電波反射板や東電鉄塔を見据えながら進みます。ダルマ杉峠で林道と出合い、後は厳島神社付近を含めて穏やかな里道でした。
誰が名付けたかアッシー号の松田線に乗って、終点松田町BSからスタート。傍らでは隠居済みの廃バス車両が、遅い冬の朝も覚えず眠りこけているようだ。
2022年12月16日 08:39撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
12/16 8:39
誰が名付けたかアッシー号の松田線に乗って、終点松田町BSからスタート。傍らでは隠居済みの廃バス車両が、遅い冬の朝も覚えず眠りこけているようだ。
シーズンオフで閑散としたキャンプ場を抜けてゆく。行く手には松田川ダムの筐体が、一身に日差しを受けて伸び伸びと横たわっていた。
2022年12月16日 08:51撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
3
12/16 8:51
シーズンオフで閑散としたキャンプ場を抜けてゆく。行く手には松田川ダムの筐体が、一身に日差しを受けて伸び伸びと横たわっていた。
知の岳に続く稜線まで一気に這い上がると、さっきまで見上げていたダムの湖面や遠く筑波山を見渡せるポイントがいくつか現れた。
2022年12月16日 10:17撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
5
12/16 10:17
知の岳に続く稜線まで一気に這い上がると、さっきまで見上げていたダムの湖面や遠く筑波山を見渡せるポイントがいくつか現れた。
流石に今の時期ともなると紅葉は期待してもいなかったが、それだけにわずかに残った一本に巡り合うと、喜びを通り過ぎてこの木の将来が心配になる。
2022年12月16日 10:58撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
6
12/16 10:58
流石に今の時期ともなると紅葉は期待してもいなかったが、それだけにわずかに残った一本に巡り合うと、喜びを通り過ぎてこの木の将来が心配になる。
まずは仙人ヶ岳の山頂に到着。山名標の隣には「桐生かるた」、そういえばここは両毛国境だった。展望は基本利かないが、樹間からこちらを覗いているのは鳴神山だろうか。
2022年12月16日 11:07撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
5
12/16 11:07
まずは仙人ヶ岳の山頂に到着。山名標の隣には「桐生かるた」、そういえばここは両毛国境だった。展望は基本利かないが、樹間からこちらを覗いているのは鳴神山だろうか。
ガイドに従って女仙人ヶ岳まで足を伸ばすと、オススメされるだけのことはある眺望が広がっていた。正面には真っ白になった富士山が、丹沢・奥多摩の屏風の上からひょっこりと顔を出している。
2022年12月16日 11:17撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
6
12/16 11:17
ガイドに従って女仙人ヶ岳まで足を伸ばすと、オススメされるだけのことはある眺望が広がっていた。正面には真っ白になった富士山が、丹沢・奥多摩の屏風の上からひょっこりと顔を出している。
視線を転じれば未だ残る山火事の跡?で茶枯れた前仙人ヶ岳の両肩に、黒々とした巨体の赤城山と雲と雪の白いベールを被った浅間山のコントラスト。
2022年12月16日 11:20撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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12/16 11:20
視線を転じれば未だ残る山火事の跡?で茶枯れた前仙人ヶ岳の両肩に、黒々とした巨体の赤城山と雲と雪の白いベールを被った浅間山のコントラスト。
三角山の隣の小祠が祀られている岩稜は、神楽場と呼ばれているらしい。このあたり上空では北風が轟轟と鳴り響き、木々がたわみ軋み枝をぶつけ合う音さえ聞こえていた。
2022年12月16日 12:19撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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12/16 12:19
三角山の隣の小祠が祀られている岩稜は、神楽場と呼ばれているらしい。このあたり上空では北風が轟轟と鳴り響き、木々がたわみ軋み枝をぶつけ合う音さえ聞こえていた。
赤雪山頂まで辿り着くと、風も届かず別世界のような穏やかさになった。南面に広がる関東平野の地平には、東京のビル群と共にスカイツリーまで望むことが出来る。
2022年12月16日 13:23撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
4
12/16 13:23
赤雪山頂まで辿り着くと、風も届かず別世界のような穏やかさになった。南面に広がる関東平野の地平には、東京のビル群と共にスカイツリーまで望むことが出来る。
下山途中の登り返しのテラスから、立ち並ぶ鉄塔越しに日光方面を眺める。白根山は雲の中に溺れているが、折り重なる稜線の波の上で男体山がかろうじて息継ぎしているのが見えた。
2022年12月16日 13:45撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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12/16 13:45
下山途中の登り返しのテラスから、立ち並ぶ鉄塔越しに日光方面を眺める。白根山は雲の中に溺れているが、折り重なる稜線の波の上で男体山がかろうじて息継ぎしているのが見えた。
最後は名草の巨石群を見学。風化で角の取れた巨岩が、おしくらまんじゅう状態で身を寄せ合っていた。夕闇を先取りしたような薄暗い胎内を潜り抜けて家路へ付こう。お疲れさまでした。
2022年12月16日 15:03撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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12/16 15:03
最後は名草の巨石群を見学。風化で角の取れた巨岩が、おしくらまんじゅう状態で身を寄せ合っていた。夕闇を先取りしたような薄暗い胎内を潜り抜けて家路へ付こう。お疲れさまでした。
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体力レベル
3/5

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