千畳敷カール(雪山登山技術実践講習会)
- GPS
- 03:34
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 20m
- 下り
- 18m
コースタイム
- 山行
- 0:20
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 3:30
天候 | 雪時々強い風 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
菅の台バスセンターには7時15分に着きましたが、チケット売り場は閉まっていて、しらび平駅までのバス代830円は、降車時に払いますのでお釣りのないように用意していたほうが良いですし、バス停からロープウェイの切符売り場までは、よく滑るので手すりをつかんだほうが良いです。なお、講習会に参加する人は往復1,600円でロープウェイに乗車できます。 |
その他周辺情報 | ホテル千畳敷のレストランは、改装中で12月いっぱいは閉まっているようです。今日は、宿泊客も居なかったせいか、講習会から終わった午後2時半では、昼食を食べた休憩場所へは入れず、アイゼン脱着場で待機していました。最終のロープウェイ時間までは、入れるようにしてほしかったな。すこしいけずですね。 |
写真
装備
MYアイテム |
京極堂
重量:-kg
|
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個人装備 |
メッシュの下着
メリノウール長袖シャツ
フリース
アルパインジャケット
中厚手のズボン
タイツ
極寒用靴下
耳当て帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ネックウォーマー
ゲイター
12本爪アイゼン
|
感想
モンベルの講習会「ピッケル&アイゼンワーク」木曽駒ヶ岳千畳敷カール(初級、体力2)へ参加しました。なお、ピッケルやヘルメットが無くても借りれます。
講師の方はたぶん60歳以上だと思いましたが、バリバリの現役の方で、わかりやすく教えていただきました。参加者は7名で、若い方や現役世代の方だったので、私たちは場違いな感じでした。
午前、午後びっちり教えてくれます。短い距離ですが何回も雪面を登って、下ってを繰り返しますので、体力はもちろんのこと、情報量も多く、またすんなり出来ないため、不甲斐なさも感じますので、どえらいほど体力気力を消耗しました。高地だったことも影響あったかもしれません。
また、どんくさかったため恐縮しまくりでしたが、今回の講習を受けて雪山の恐怖を肌で感じることができました。技術的なことはもちろんでしたが、その他に私たちは、私たちのレベルに合った雪山で楽しむことも講師の方から教わったのだと思います。
ちなみこの講習会で初心者が前もって用意したほうが良いのは、冬山用のハードシェルジャケットです。ダウンジャケットは破ける可能性があるのでNGです。また、ジャケット、パンツのポケットには硬いものを入れないように、ポーチも外します。オーバーグローブも必要で、忘れた場合はカイロを手袋に入れると、寒さで手が痛くなることはありません。
−10℃でも講習会での運動量だと、寒くなることはありませんでした。メッシュ下着、メリノウールの長袖シャツ、フリース、アルパインジャケット、ネックウォーマー、タイツ、中厚のズボン、極寒用の靴下、スパッツで問題なかったです。アルパインジャケットの代わりにレインウェアでも今回は何とかなりました。
なお、ザックは講習会場横の雪をピッケルで少し掘って、そこに置きっぱなしになります。また昼休みが短いので私たちのようにトロいとおにぎりを食べる時間も無くなってしまいますので、キャラメルとかゼリー系の行動食ですばやく補給したほうが良いです。かなり体力を消耗しますので。
この後は、忘れないように学んだことを箇条書きに記録しておきます。
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・お腹に雪が入るので、アルパインジャケットの下に着た服すべてをズボンに入れる。雪が入らないようにそのジャケットとフードの締め方を学んだ。
・ピッケルの持ち方(両腕の脇を締めるのを気をつける)
・ピッケルの初期制動の姿勢で足を必ず上げる。
・おしりで滑る時、必ず足を上げる。(上げないとアイゼンで石などに引っ掛けて、捻挫や最悪骨折する場合がある)
・ピッケルのピックで、靴に詰まった雪を取らないとアイゼンが付けられない。
・逆ハの字型、45度の角度で登る。ただし下山は、がに股だとアイゼンで傷つけるので厳禁。
・下る時は、踵から置くのは厳禁。足全体が雪に刺さるように足を置く。
・下る時、足を上げたら、そのときにピッケルでアイゼンを叩く、それを交互に叩く。それをしないとアイゼンが雪団子状態となる。
・斜めに登る方法で、進行方向につま先を向けて、なるべく刃全体が雪に刺さる感じで(エッジは使わない)固定して、片側の足の踵を山側につま先を谷側に向けて、進行方向の足を塞ぐように置く。
・カニさん歩きで横向きで登る。
・つま先だけを刺して、踵は浮いたまま、登る。ただし、ふくらはぎにかなりの負担がかかる。
・つま先だけを刺して、片方の足は刺さずに、横において登る(刺す足が疲れたら逆の足へと交互に)
・耐風姿勢は、両足を1m強開き、1mの正三角形になるようにピッケルを前に刺し、左手で石突を握り、そこに全体重を乗せ、右手はヘッドへ軽く乗せる。風速20mまでは耐えられる。
・筋力が足りないと言われ、まずはヒンズースクワット1セット25回を2セットを行いなさいと言われた。
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