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Yamareco

記録ID: 5007816
全員に公開
講習/トレーニング
中央アルプス

千畳敷カール(雪山登山技術実践講習会)

2022年12月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
京極堂 その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:34
距離
2.4km
登り
20m
下り
18m
歩くペース
ゆっくり
10.810.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:20
休憩
3:10
合計
3:30
11:05
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11:10
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11:21
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14:35
0
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ゴール地点
天候 雪時々強い風
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駒ヶ根インターチェンジから車で約5分ほどで、菅の台バスセンター駐車場に着きます。暖房されているきれいなトイレがあり、駐車料金は1日800円の後払いです。なお、その間の積雪はありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
菅の台バスセンターには7時15分に着きましたが、チケット売り場は閉まっていて、しらび平駅までのバス代830円は、降車時に払いますのでお釣りのないように用意していたほうが良いですし、バス停からロープウェイの切符売り場までは、よく滑るので手すりをつかんだほうが良いです。なお、講習会に参加する人は往復1,600円でロープウェイに乗車できます。
その他周辺情報 ホテル千畳敷のレストランは、改装中で12月いっぱいは閉まっているようです。今日は、宿泊客も居なかったせいか、講習会から終わった午後2時半では、昼食を食べた休憩場所へは入れず、アイゼン脱着場で待機していました。最終のロープウェイ時間までは、入れるようにしてほしかったな。すこしいけずですね。
駒ヶ岳サービスエリアから、今日唯一見えた中央アルプス。たぶん、南駒ヶ岳か仙涯嶺かな?
2022年12月15日 07:00撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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駒ヶ岳サービスエリアから、今日唯一見えた中央アルプス。たぶん、南駒ヶ岳か仙涯嶺かな?
菅の台バスセンターから駒ヶ岳方面。山頂部分はガスっています。
2022年12月15日 07:27撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 7:27
菅の台バスセンターから駒ヶ岳方面。山頂部分はガスっています。
平日の、木曜日、それも天候も悪いためか、すんなりバスへ乗車できました。
2022年12月15日 08:17撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 8:17
平日の、木曜日、それも天候も悪いためか、すんなりバスへ乗車できました。
ずっと、千畳敷カールは吹雪で見えなかったです。写真ではなんとなくそのシルエットらしきものは確認できますけど。
2022年12月15日 14:33撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 14:33
ずっと、千畳敷カールは吹雪で見えなかったです。写真ではなんとなくそのシルエットらしきものは確認できますけど。
講師の方は、−10℃ぐらいって言っていました。
2022年12月15日 14:33撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 14:33
講師の方は、−10℃ぐらいって言っていました。
せめて、宝剣岳は見たかったな。
2022年12月15日 14:34撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 14:34
せめて、宝剣岳は見たかったな。
講習会が終わって、せめてものの写真です。
2022年12月15日 14:34撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 14:34
講習会が終わって、せめてものの写真です。
アイゼンの脱着場で待機して、やっとロープウェイに乗り込みました。
2022年12月15日 14:56撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 14:56
アイゼンの脱着場で待機して、やっとロープウェイに乗り込みました。
そのロープウェイからの写真です。ロープウェイの窓は凍りついているので、それを拭き取って撮りました。
2022年12月15日 14:59撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 14:59
そのロープウェイからの写真です。ロープウェイの窓は凍りついているので、それを拭き取って撮りました。
一面は、モノクロの世界でした。
2022年12月15日 15:00撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 15:00
一面は、モノクロの世界でした。
駐車場からインターチェンジに向かう途中、光前寺方面へ南に曲がり、駐車場付近から撮りました。「北岳」〜「間ノ岳」が見えています。
2022年12月15日 16:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 16:01
駐車場からインターチェンジに向かう途中、光前寺方面へ南に曲がり、駐車場付近から撮りました。「北岳」〜「間ノ岳」が見えています。
出べそのような「塩見岳」です。
2022年12月15日 16:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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出べそのような「塩見岳」です。
「悪沢岳」〜「荒川岳」だと思います。
2022年12月15日 16:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 16:08
「悪沢岳」〜「荒川岳」だと思います。
雲に隠れていた南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」が見えてきました。
2022年12月15日 16:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 16:08
雲に隠れていた南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」が見えてきました。
「仙丈ヶ岳」〜「北岳」〜「間ノ岳」〜「農鳥岳」〜「塩見岳」〜「悪沢岳」〜「荒川岳」の南アルプスが一望です。
2022年12月15日 16:10撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 16:10
「仙丈ヶ岳」〜「北岳」〜「間ノ岳」〜「農鳥岳」〜「塩見岳」〜「悪沢岳」〜「荒川岳」の南アルプスが一望です。
「仙丈ヶ岳」〜「北岳」〜「間ノ岳」〜「農鳥岳」
2022年12月15日 16:11撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 16:11
「仙丈ヶ岳」〜「北岳」〜「間ノ岳」〜「農鳥岳」
「塩見岳」〜手前の山「陣馬形山」〜「悪沢岳」〜「荒川岳」〜「赤石岳」
2022年12月15日 16:11撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
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12/15 16:11
「塩見岳」〜手前の山「陣馬形山」〜「悪沢岳」〜「荒川岳」〜「赤石岳」

装備

MYアイテム
京極堂
重量:-kg
個人装備
メッシュの下着 メリノウール長袖シャツ フリース アルパインジャケット 中厚手のズボン タイツ 極寒用靴下 耳当て帽子 ザック 昼ご飯 行動食 GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ネックウォーマー ゲイター 12本爪アイゼン

感想

モンベルの講習会「ピッケル&アイゼンワーク」木曽駒ヶ岳千畳敷カール(初級、体力2)へ参加しました。なお、ピッケルやヘルメットが無くても借りれます。

講師の方はたぶん60歳以上だと思いましたが、バリバリの現役の方で、わかりやすく教えていただきました。参加者は7名で、若い方や現役世代の方だったので、私たちは場違いな感じでした。

午前、午後びっちり教えてくれます。短い距離ですが何回も雪面を登って、下ってを繰り返しますので、体力はもちろんのこと、情報量も多く、またすんなり出来ないため、不甲斐なさも感じますので、どえらいほど体力気力を消耗しました。高地だったことも影響あったかもしれません。

また、どんくさかったため恐縮しまくりでしたが、今回の講習を受けて雪山の恐怖を肌で感じることができました。技術的なことはもちろんでしたが、その他に私たちは、私たちのレベルに合った雪山で楽しむことも講師の方から教わったのだと思います。

ちなみこの講習会で初心者が前もって用意したほうが良いのは、冬山用のハードシェルジャケットです。ダウンジャケットは破ける可能性があるのでNGです。また、ジャケット、パンツのポケットには硬いものを入れないように、ポーチも外します。オーバーグローブも必要で、忘れた場合はカイロを手袋に入れると、寒さで手が痛くなることはありません。

−10℃でも講習会での運動量だと、寒くなることはありませんでした。メッシュ下着、メリノウールの長袖シャツ、フリース、アルパインジャケット、ネックウォーマー、タイツ、中厚のズボン、極寒用の靴下、スパッツで問題なかったです。アルパインジャケットの代わりにレインウェアでも今回は何とかなりました。

なお、ザックは講習会場横の雪をピッケルで少し掘って、そこに置きっぱなしになります。また昼休みが短いので私たちのようにトロいとおにぎりを食べる時間も無くなってしまいますので、キャラメルとかゼリー系の行動食ですばやく補給したほうが良いです。かなり体力を消耗しますので。


この後は、忘れないように学んだことを箇条書きに記録しておきます。
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・お腹に雪が入るので、アルパインジャケットの下に着た服すべてをズボンに入れる。雪が入らないようにそのジャケットとフードの締め方を学んだ。
・ピッケルの持ち方(両腕の脇を締めるのを気をつける)
・ピッケルの初期制動の姿勢で足を必ず上げる。
・おしりで滑る時、必ず足を上げる。(上げないとアイゼンで石などに引っ掛けて、捻挫や最悪骨折する場合がある)
・ピッケルのピックで、靴に詰まった雪を取らないとアイゼンが付けられない。
・逆ハの字型、45度の角度で登る。ただし下山は、がに股だとアイゼンで傷つけるので厳禁。
・下る時は、踵から置くのは厳禁。足全体が雪に刺さるように足を置く。
・下る時、足を上げたら、そのときにピッケルでアイゼンを叩く、それを交互に叩く。それをしないとアイゼンが雪団子状態となる。
・斜めに登る方法で、進行方向につま先を向けて、なるべく刃全体が雪に刺さる感じで(エッジは使わない)固定して、片側の足の踵を山側につま先を谷側に向けて、進行方向の足を塞ぐように置く。
・カニさん歩きで横向きで登る。
・つま先だけを刺して、踵は浮いたまま、登る。ただし、ふくらはぎにかなりの負担がかかる。
・つま先だけを刺して、片方の足は刺さずに、横において登る(刺す足が疲れたら逆の足へと交互に)
・耐風姿勢は、両足を1m強開き、1mの正三角形になるようにピッケルを前に刺し、左手で石突を握り、そこに全体重を乗せ、右手はヘッドへ軽く乗せる。風速20mまでは耐えられる。
・筋力が足りないと言われ、まずはヒンズースクワット1セット25回を2セットを行いなさいと言われた。

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