雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳〜十二ヶ岳
- GPS
- 05:43
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,306m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
十二ヶ岳山頂直下の急傾斜には雪がついており、ホールドが曖昧になっています。 雪は深くても脛まで。 |
写真
感想
富士山の景観がいい山に登りたくなり雪頭ヶ岳へ。雪頭ヶ岳だけではボリューム感にかけそうだったので、軽く周回することにした。
登山者用駐車場に車を止め歩き出した。スタート時間はおそめで、天気も良かったのであまり寒さは感じなかった。
暫く舗装路面を歩き登山口を目指す、数分歩くと大きな堰堤が見えてきた。
そこからは延々と九十九折れを繰り返しながら登っていく。
およそ標高が1500mから上はしっかりと雪がついているが日当たりのいい場所はルート上の雪が解けていた。それでも地面は凍結しているのでチェーンスパイクを着用した。
しばらく歩き雪頭ヶ岳の山頂が近づいてくると徐々に展望がよくなってくる。特に西湖越しの富士山は絶景だ。年始にはここで初日の出を楽しむのも良いかもしれない。
雪頭ヶ岳からは鬼ヶ岳を目指して歩く。下り勾配がきついが注意して歩いていれば滑るほどでもない。
一応12本爪のアイゼンも持ってきてはいたが使用することはなかった。
気持ちのいい稜線を歩いているとほどなくして鬼ヶ岳に着く。
そこからは金山の分岐を目指して歩く。
稜線上にはところどころ梯子が設置されている。また痩せた部分もあるので少し緊張感はあるものの、全体としては楽しい道のりだ。とくにこの日はパウダースノーを踏むのが気持ちよく、まるで真綿の上を歩いているようだった。
十二ヶ岳直下にはきつい傾斜があり、上からロープが何本も垂らされている。
一応持ってきたピッケルを取り出し登り始めた。この岩にはあまりホールドが見当たらない。雪のおかげで特にどこをつかむべきかわかりにくい。ロープも年季が入っているので頼りすぎないように注意する。もっと雪がついていれば登りやすいのだろうけれどいかんせんピッケルを差し込むほど雪はついていなかった。雪に目掛けてピックを刺してみると下は岩で歯が立たない。それでもゆっくりと時間をかければ登ることはできる。これから登る人はこの場所のためだけにピッケルと12本爪アイゼンを持ってきてもいいと思う。
十二ヶ岳のピークでも富士山を堪能して下山。
時間がたってくると雪の温度が上がってきているためかチェーンスパイクに雪ダンゴがつくようになってくる。適宜落としながら進む。
下山後は舗装路を歩く。西湖のまわりの道路は歩道がほとんどなく、車に注意が必要だ。また一部工事をしているので交通誘導員の指示に従う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する