二子山 〜近場でサバイバル〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 695m
- 下り
- 697m
コースタイム
天候 | 曇〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に湿気過多で滑る箇所多い |
写真
感想
北アに行く予定でしたが雨の為断念。しかしこのまま何もしないのも口惜しいので、岩歩きの練習を兼ねて二子山に行くことにしました。早朝に出発する予定でしたが、外を覗くと結構な量の降雨でやる気なくして二度寝w 結局坂本に着いたのが12時半過ぎとなりました。公共交通機関を利用する場合、小鹿野町〜坂本間は便が少ないです。なので帰りの16時半のバスにはこれでもちょうどいい時間でした。
坂本バス停から登山口への道をショートカット。民家の裏を抜けて行くのですが、これがなかなかサバイバルです。通行者が少ないのと、今年の多雨の為か、草がボーボー、蜘蛛の巣に何度も引っかかる始末。それにこの湿気。「ヘビが出そうな雰囲気!」と半ばおののきながら通過しましたw 二子山は三回目なのですが、初めてここを通ったとき、セミが続けざまにブンブン横切ってきたのでそれがトラウマになっているかも。登山口からも、湿気をはらんだ空間が続きます。天気がどうこうというより、この山の特性なのでしょうか? 距離は短いですが、峠まではいろんな意味で我慢の登山です。しかしさすがに三回目なので、股峠には以前よりあっけなく到着。
今日は西岳オンリーです。のっけから粘土質のスベスベ道。先行者さんの滑った跡もそこらかしこにw 初めて来た時は、上級者コースがわからず通り過ぎてしまいましたが、股峠に張り出してある地図を見ると意外に早く一般コースとの分岐があることがわかります。前回はそれをヒントに無事に上級者コースに入れました。峠を出発してから10分くらいで踏み跡が分かれている箇所があるので、そこを上に登って行くイメージです。岩場は、始めのトラバースが個人的には緊張しました。それ以降はひたすら上に上がります。比較的掴みやすいホールドが多いです。しかし前回もそうでしたが、三点支持の重要性がここに来ると非常によくわかります。安定した体勢というのもそうですが、動かしている一点が仮にズルッといったとしても、残りの支点が落下を食い止めてくれるという意味もあるんですね。周囲に人がいない状況だからこそ緊張感があり、よい勉強になりました。
山頂は360度展望がひらけていい眺めですが、写真を撮ってすぐに下山。魚尾道峠まで、最初は岩場の稜線歩きです。ペンキマークが随所にあり、初めてでも迷うことはないと思います。難易度は高くないですが、岩場の下りの練習になるような場所が続き、変化があって楽しいです。魚尾道峠に出ると、道標に従い志賀坂方面へ。こっちのルートは初めてなので多少不安でしたが、すぐにネットをくぐる場所が見つかり、そこで左に折れます。ここも結構ジャングル化してましたw またも草木ボーボーで、足下が見えずらい。そしてさらに進むと、巨大なキノコ発見! そりゃあキノコも健やかに育つわけだ〜。ここからは斜陽を浴びながら気持ちのいい下山ルートでした。車道に出てからも道標があり、スムーズにたどり着くことが出来ました。
今回は楽しかったですが、どうか9月は晴れますように。
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