笠取山(作場平駐車場)
- GPS
- 06:43
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 754m
- 下り
- 748m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:43
07:22 一休坂分岐
07:33 ヤブ沢分岐
08:34 笠取小屋 08:48
09:04 雁峠分岐
09:08 小さな分水嶺 09:10
09:18 笠取山西
09:47 笠取山(山梨百名山標柱) 09:53
10:13 笠取山(山頂) 10:26
10:38 水干尾根(唐松尾山分岐) 10:41
10:50 水干 10:53
11:09 笠取山西
11:16 分水嶺
11:19 雁峠分岐
11:34 笠取小屋 11:35
11:59 ヤブ沢峠(昼食) 12:13
12:51 ヤブ沢(一休坂分岐)
13:06 一休坂分岐
13:36 作場平口
13:38 作場平駐車場
天候 | 午前中快晴、午後晴れときどき曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(都内−中央道−勝沼IC−大菩薩ライン−作場平駐車場:167km) ■復路:作場平駐車場−林道一ノ瀬線−国道411号−<愛宕大橋>−県道184号−<城山トンネル>−県道45号−<将門>−国道411号−<古里駅南>−県道45号−<梅ヶ谷峠入口>−県道251号−<かやくぼ>−県道184号−<日の出IC>−圏央道−<八王子JCT>−中央自動車道−<高井戸IC>−首都高速−都内 (作場平駐車場−奥多摩町−圏央道−中央道−都内:149km) ■駐車場:国道411号線から林道一ノ瀬線に入り約9km走った所に作場平駐車場があります。トイレあり、駐車台数30台、無料です。 マップコード:534 009 152*52 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■林道一ノ瀬線 国道411号線から林道一ノ瀬線に入ると、日当たりのいい場所には雪はありませんが、山陰などでは凍結しています。終日氷点下だったと思います。駐車場にも雪がありますので、冬タイヤは必須です。 ■作場平駐車場ー笠取小屋 笠取小屋へは一休坂とヤブ沢峠の2ルートがあり、案内板では急坂の一休坂を下山コースに推奨しています。 今回、登りを一休坂、下山をヤブ沢峠で歩いてみましたが、思ったほど急坂とは感じませんでした。 登山道はよく整備されていて、危険な箇所は見当たりませんでした。(雪がなければ...) 登りの一休坂は日当たりのよい登山道で、氷化した箇所は少なかったのでアイゼンは使いませんでした。下りのヤブ沢は、日陰の登山道で大半が凍結で滑りまくりです。ヤブ沢峠からアイゼンをつけましたが、笠取小屋でつけた方がいいと思います。このルートのアイゼンは、チェーンスパイクでも問題ないと思います。 ■笠取小屋ー笠取山 入山者は少ないですが、積雪は登山靴が沈む程度ですので、トレースがなくても登山道は明瞭です。 笠取山(山梨百名山)への登りは急坂です。登りではアイゼンが無くても(辛うじて)登れますが、下りは使用したほうが安全です。 笠取山(山頂)へは狭い岩稜の上に雪が付いている場所がありますので、12爪アイゼンを装着しました。 ■笠取山ー水干−笠取小屋 笠取山から水干尾根への下りも、アイゼンがないと厳しいです。水干へのトラバース道には雪が付いています。谷側に滑ったらアウトですので、アイゼンは外さない方がいいでしょう。 |
写真
感想
ここしばらく奥秩父の山に行っていない。山行記録を見ると2020年10月の埼玉最高峰三宝山が最後だった。
冬ざれた奥秩父は登山道に雪が着くと、それまでの喧噪から解放され、静かな季節を迎える。
その昔、20代の頃だった。恒例だった年末年始の北アが中止になり、秩父の三峰から雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山を越えて増富鉱泉まで1人で歩いたことがある。奥秩父でもかなり雪があった。小屋泊はしないのでテン泊で二泊だったか三泊か、、、
過去記録を書いてみようかと、写真や記録を探したが見つからなかった。
奥秩父の主脈もアプローチが容易な雲取山周辺や金峰山周辺は複数回登っているが、縦走したとき一回しか登っていない山がいくつかある。
笠取山と唐松尾山、唐松尾山は雪の時期にトライしたことがあるが難しかった。
笠取山は展望が素晴らしい記憶はあるが、今まで再訪の計画をしたことがなかったので、雪が着いたこの時期に行って見ることにした。
駐車場の作場平は初めてだったが、交通の便が悪い山奥の駐車場にしてはトイレも併設され、よく整備された駐車場だった。
登山道も東京都水道局の関係かよく整備され、水源の説明を兼ねた案内板が随所にあり、歩いていて次の案内板が楽しみだった。
当初、笠取山から唐松尾山まで歩いて牛王院平に下り、三ノ瀬から林道を歩いて駐車場まで戻る予定だった。
しかし、出発時間が遅かったこともあり、帰りの林道歩きが日没になる可能性があったので、水干尾根の分岐で水干へのトラバース道で戻ってきた。登山口から水干(みずひ)の文字をよく見かけた。意味がわからなかったが、その場所に行ってみると水道局の詳しい説明があった。
今回、あまり好天は期待していなかったが、朝から雲ひとつない天気に恵まれ、笠取山でも素晴らしい展望を満喫できた。
奥秩父の良さを再認識した今回の山行でした。
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