今日は修験コースを辿るので熊野神社にチョコット参拝と思ったら、何やら作業中のお爺さんがやって来て、彫刻がすばらしいから是非見て行けと勧められました。
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12/24 10:04
今日は修験コースを辿るので熊野神社にチョコット参拝と思ったら、何やら作業中のお爺さんがやって来て、彫刻がすばらしいから是非見て行けと勧められました。
『古事記』の場面が彫られているそうな。これは黄泉国で変わり果てたイザナミ(写真から途切れてしまった)から逃れるイザナギの様子。
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12/24 10:08
『古事記』の場面が彫られているそうな。これは黄泉国で変わり果てたイザナミ(写真から途切れてしまった)から逃れるイザナギの様子。
天の岩戸の場面。お爺さんは自分で古事記を調べたそうで、いろいろとこちらに質問しながら解説してくれました。
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12/24 10:10
天の岩戸の場面。お爺さんは自分で古事記を調べたそうで、いろいろとこちらに質問しながら解説してくれました。
上州新田郡山之神村(現太田市)の名工岸亦八の作。縁下の象鼻には親子亀も仕組まれています。
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12/24 10:12
上州新田郡山之神村(現太田市)の名工岸亦八の作。縁下の象鼻には親子亀も仕組まれています。
こちらは大蛇を退治したスサノウみたいですが、お爺さん的には疑義もあるとのことでした。解説ありがとうございました。
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12/24 10:14
こちらは大蛇を退治したスサノウみたいですが、お爺さん的には疑義もあるとのことでした。解説ありがとうございました。
龍穏寺は越生七福神の毘沙門天になっているみたい。境内は下山後に訪問しましょう。
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12/24 10:22
龍穏寺は越生七福神の毘沙門天になっているみたい。境内は下山後に訪問しましょう。
立派な山門。此処も亦八の彫刻だそうです。
8
12/24 10:23
立派な山門。此処も亦八の彫刻だそうです。
六臂観音塔。嘉永二年(1849)、龍穏寺五十七世文山闡明(ぶんざんせんみょう)大和尚の時代に、檀家で建立したそう。「万人造之」とあります。
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12/24 10:26
六臂観音塔。嘉永二年(1849)、龍穏寺五十七世文山闡明(ぶんざんせんみょう)大和尚の時代に、檀家で建立したそう。「万人造之」とあります。
取付を間違えて暫く彷徨ったあげく、こちらの前に降りてきました。「下馬門」
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12/24 10:40
取付を間違えて暫く彷徨ったあげく、こちらの前に降りてきました。「下馬門」
r最初からここを入ればよかったです。御同伴は地元のうめりんチャリダー。
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12/24 10:44
r最初からここを入ればよかったです。御同伴は地元のうめりんチャリダー。
推奨ルートはこのまま林道を左でしょうが、今回は右に入ります。
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12/24 10:50
推奨ルートはこのまま林道を左でしょうが、今回は右に入ります。
小さな沢沿いの道は荒れ気味、ここから右の斜面を這い上がり、尾根に乗ります。
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12/24 10:59
小さな沢沿いの道は荒れ気味、ここから右の斜面を這い上がり、尾根に乗ります。
尾根の傾斜がきつくなると、山頂直下の岩場になりました。小さな祠があるようです。
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12/24 11:11
尾根の傾斜がきつくなると、山頂直下の岩場になりました。小さな祠があるようです。
これが前回見逃した祠ですね。瓦の様な陶製でした。
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12/24 11:13
これが前回見逃した祠ですね。瓦の様な陶製でした。
手洗石(明治廿五年、1892)、「入間郡梅園村大字黒岩 願主小峯弥七郎 世話人藤野栄三郎 八木原弥蔵 講社中」
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12/24 11:19
手洗石(明治廿五年、1892)、「入間郡梅園村大字黒岩 願主小峯弥七郎 世話人藤野栄三郎 八木原弥蔵 講社中」
説明板
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12/24 11:20
説明板
大高取山の眺め
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12/24 11:21
大高取山の眺め
○駒印のある「一心講社 藤野一心霊神 正大先達藤野栄三郎」とあります。背面には「昭和十二年十月祭日(1937)入間郡大満 二代先達藤野佐・」
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12/24 11:23
○駒印のある「一心講社 藤野一心霊神 正大先達藤野栄三郎」とあります。背面には「昭和十二年十月祭日(1937)入間郡大満 二代先達藤野佐・」
一段下方にある「小室一信霊神」(明治三十三年、1900)。背面に「梅園村 講元吉井槌太郎 先達岩田喜(平)郎 藤野栄三郎」。
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12/24 11:26
一段下方にある「小室一信霊神」(明治三十三年、1900)。背面に「梅園村 講元吉井槌太郎 先達岩田喜(平)郎 藤野栄三郎」。
新しい道標が増えているようです。歩く人が増えたのかな?
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12/24 11:36
新しい道標が増えているようです。歩く人が増えたのかな?
峰山山頂下の岩場
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12/24 11:43
峰山山頂下の岩場
峰山456m頂上
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12/24 11:49
峰山456m頂上
続いて猿岩山461m、ハープタイム。♬白い雲のように、但し出だしとサビぐらいいかわからない。
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12/24 11:59
続いて猿岩山461m、ハープタイム。♬白い雲のように、但し出だしとサビぐらいいかわからない。
おさる君も健在でした。
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12/24 12:01
おさる君も健在でした。
猿岩林道に出ました。
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12/24 12:04
猿岩林道に出ました。
うめりんがメンバーにごあいさつ「おつとめお疲れ様」
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12/24 12:06
うめりんがメンバーにごあいさつ「おつとめお疲れ様」
ちょっと29峰に寄り道。平坦な山頂部は特に何もなし。
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12/24 12:18
ちょっと29峰に寄り道。平坦な山頂部は特に何もなし。
カヤトで四寸道に合流、前方は飯盛峠あたりかな。
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12/24 12:25
カヤトで四寸道に合流、前方は飯盛峠あたりかな。
左の双耳峰は越上山、右手前は役行者の大平山あたりかな。
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12/24 12:31
左の双耳峰は越上山、右手前は役行者の大平山あたりかな。
纏のリス君もおつとめご苦労さん。
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12/24 12:39
纏のリス君もおつとめご苦労さん。
林道を横断して、そのまま尾根を行きます。・
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12/24 12:40
林道を横断して、そのまま尾根を行きます。・
尾根の傾斜が増して暫くすると岩場になります。この岩を左から周りこむと、
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12/24 12:52
尾根の傾斜が増して暫くすると岩場になります。この岩を左から周りこむと、
ありました!「武巌琴宮」やっと会えた喜びと戸渡りの緊張感で背面チェックを忘れました。皆様のレコを拝見するかぎりでは何も無さそうですが・・・琴宮とは?琴平さんと関連あるのかな?
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12/24 12:53
ありました!「武巌琴宮」やっと会えた喜びと戸渡りの緊張感で背面チェックを忘れました。皆様のレコを拝見するかぎりでは何も無さそうですが・・・琴宮とは?琴平さんと関連あるのかな?
戸渡りを下降する勇気は無く、右を巻きましたがここも緊張感あり。その一段下に安全(と言っても岩場にヘリ)な巻道もあります。
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12/24 12:57
戸渡りを下降する勇気は無く、右を巻きましたがここも緊張感あり。その一段下に安全(と言っても岩場にヘリ)な巻道もあります。
一旦巻きましたが、せっかくなので登り返してみましょう。
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12/24 13:00
一旦巻きましたが、せっかくなので登り返してみましょう。
先行するドーハン君
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12/24 13:02
先行するドーハン君
蟻の戸渡りの振り返り。戸隠よりは怖くないかな。再び巻いてから尾根を登ります。
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12/24 13:03
蟻の戸渡りの振り返り。戸隠よりは怖くないかな。再び巻いてから尾根を登ります。
関八州見晴台771mとうちゃこ!これが例の山名板ですね!越生=梅林でウグイスですかぁ(笑)。ここで(ここのみ)本日初めてのハイカーさん達に出会いました。
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12/24 13:44
関八州見晴台771mとうちゃこ!これが例の山名板ですね!越生=梅林でウグイスですかぁ(笑)。ここで(ここのみ)本日初めてのハイカーさん達に出会いました。
時間があれば高山不動までピストンしたかった所ですが、如何せんスタートが遅すぎました。
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12/24 13:48
時間があれば高山不動までピストンしたかった所ですが、如何せんスタートが遅すぎました。
でも奥の院にはお参りできました。堂内には
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12/24 13:49
でも奥の院にはお参りできました。堂内には
線刻の五大明王像。 中央は不動明王。右下は軍荼利明王かな?
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12/24 13:49
線刻の五大明王像。 中央は不動明王。右下は軍荼利明王かな?
下山は最近妙に人気のヤマザクラの尾根を下ってみます。踏み跡が見えます。
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12/24 13:59
下山は最近妙に人気のヤマザクラの尾根を下ってみます。踏み跡が見えます。
序盤の下りの振り返り。トラロープもあります。
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12/24 14:05
序盤の下りの振り返り。トラロープもあります。
此処は手掛かりや足置きの岩が非常にもろいです。慎重に確かめながら下りました。
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12/24 14:10
此処は手掛かりや足置きの岩が非常にもろいです。慎重に確かめながら下りました。
ここは落石ポイント。登りで使う時は下山者(まずいないと思いますが)がいたら要注意です。
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12/24 14:12
ここは落石ポイント。登りで使う時は下山者(まずいないと思いますが)がいたら要注意です。
此処は先程よりはまだましかな。
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12/24 14:16
此処は先程よりはまだましかな。
振り返り。写真で見るよりは気が抜けない所です。
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12/24 14:18
振り返り。写真で見るよりは気が抜けない所です。
無事にヤマザクラまで降りられました。
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12/24 14:31
無事にヤマザクラまで降りられました。
皆さんと同じで花の咲いている所を見たいですが、来春は混みますかねぇ。
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12/24 14:31
皆さんと同じで花の咲いている所を見たいですが、来春は混みますかねぇ。
林道にでましたが、あれ?梅本線?
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12/24 14:46
林道にでましたが、あれ?梅本線?
こちらは来年の干支さんでよいでしょうか?木の根っこもありますし。
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12/24 14:46
こちらは来年の干支さんでよいでしょうか?木の根っこもありますし。
うめりん!こんな所でも働いているのね!
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12/24 14:49
うめりん!こんな所でも働いているのね!
今度崩落したら上の林道も落ちちゃう感じですね。
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12/24 14:49
今度崩落したら上の林道も落ちちゃう感じですね。
「一級河川 竜ヶ谷川起点/埼玉県」
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12/24 14:59
「一級河川 竜ヶ谷川起点/埼玉県」
石積み堰(S26年9月竣工)。町内最古の砂防ダム、伝統的な石積み工法で貴重な土木遺産とのこと。
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12/24 15:00
石積み堰(S26年9月竣工)。町内最古の砂防ダム、伝統的な石積み工法で貴重な土木遺産とのこと。
今季お初のツララです。
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12/24 15:04
今季お初のツララです。
岩下。この街道はかつて秩父、吾野への交通の要所だったそう。ここで風雨を防いだり、野宿にも使われたとのこと。
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12/24 15:08
岩下。この街道はかつて秩父、吾野への交通の要所だったそう。ここで風雨を防いだり、野宿にも使われたとのこと。
ゴリラ岩
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12/24 15:10
ゴリラ岩
鳴岩。大正年間、鳴沢の崩れで上方から転がってきた石。川の瀬音が反響して音を発していたそうな。
3
12/24 15:12
鳴岩。大正年間、鳴沢の崩れで上方から転がってきた石。川の瀬音が反響して音を発していたそうな。
滝不動。宝永二年(1704)龍穏寺三十世好外大和尚が建立。最下部に「好外代」とあります。
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12/24 15:17
滝不動。宝永二年(1704)龍穏寺三十世好外大和尚が建立。最下部に「好外代」とあります。
不動滝。なかなか良い雰囲気です。
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12/24 15:17
不動滝。なかなか良い雰囲気です。
シシ岩
2
12/24 15:22
シシ岩
龍窟。龍の住む淵の奥には洞窟があり、黒山三滝と通じていて往来していた伝説があるとのこと。
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12/24 15:23
龍窟。龍の住む淵の奥には洞窟があり、黒山三滝と通じていて往来していた伝説があるとのこと。
道しるべがありました。パッと見だと判りませんが、そのうちに文字が見えてきます。「右ち々婦(秩父)みち(上り口)/左たかやまみち(上り口)」
3
12/24 15:31
道しるべがありました。パッと見だと判りませんが、そのうちに文字が見えてきます。「右ち々婦(秩父)みち(上り口)/左たかやまみち(上り口)」
佇まいも良いですね。道標の役目も十分果たしています(笑)
4
12/24 15:36
佇まいも良いですね。道標の役目も十分果たしています(笑)
その山際には山神宮、八幡大神の小社もありました。
2
12/24 15:39
その山際には山神宮、八幡大神の小社もありました。
熊野神社まで戻ってゴールです。朝のお爺さんがいたので挨拶をしました。この後龍穏寺の見学をしました。
2
12/24 15:45
熊野神社まで戻ってゴールです。朝のお爺さんがいたので挨拶をしました。この後龍穏寺の見学をしました。
太田道灌公のお墓があります。
2
12/24 16:10
太田道灌公のお墓があります。
当寺にある太田道灌像。剃髪前のお姿のようです。
5
12/24 16:10
当寺にある太田道灌像。剃髪前のお姿のようです。
<参考>剃髪後のお姿。静勝寺道灌堂(東京都北区)
5
2/26 14:55
<参考>剃髪後のお姿。静勝寺道灌堂(東京都北区)
父の道真公と道灌公のお墓が一緒に葬られています。
2
12/24 16:11
父の道真公と道灌公のお墓が一緒に葬られています。
道灌公のお墓
3
12/24 16:13
道灌公のお墓
その傍らのある五輪塔もさすが古い紀年銘でした。
3
12/24 16:13
その傍らのある五輪塔もさすが古い紀年銘でした。
寛永十七年(1640)
2
12/24 16:16
寛永十七年(1640)
正保四年(1647)
2
12/24 16:17
正保四年(1647)
あのグチャグチャした時代背景をどうシナリオにするか興味ありますね。道灌の名前は知っていてもその功績を知る人は少ないので、是非実現するといいですね。
4
12/24 16:20
あのグチャグチャした時代背景をどうシナリオにするか興味ありますね。道灌の名前は知っていてもその功績を知る人は少ないので、是非実現するといいですね。
経蔵の彫刻。これも岸亦八の作。曹洞宗開祖道元の入宋求法の様子だそうです。
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12/24 16:22
経蔵の彫刻。これも岸亦八の作。曹洞宗開祖道元の入宋求法の様子だそうです。
もう数日でお役御免となるトラさんと
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12/24 16:24
もう数日でお役御免となるトラさんと
♬銀の龍の背に乗って・・・道元禅師。
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12/24 16:24
♬銀の龍の背に乗って・・・道元禅師。
大正期の火災を免れた山門、経蔵そして熊野神社に亦八の彫刻が残されています。
6
12/24 16:24
大正期の火災を免れた山門、経蔵そして熊野神社に亦八の彫刻が残されています。
お爺さんが作っていたものはこれでした。
4
12/24 16:29
お爺さんが作っていたものはこれでした。
元々は天台宗系修験の寺だったそうだが、室町期に曹洞宗に改宗。その後、歴代の永平寺貫首を輩出したり、たくさんの修行僧が集まり小永平寺と呼ばれたそうです。現在はとても静かです。
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12/24 16:31
元々は天台宗系修験の寺だったそうだが、室町期に曹洞宗に改宗。その後、歴代の永平寺貫首を輩出したり、たくさんの修行僧が集まり小永平寺と呼ばれたそうです。現在はとても静かです。
予定通り♬一人きりのクリスマスイブ・・・なので東松山の『ぼたん』さんへ。本日の目当ては、かきフライ定食(1780円)です。
9
12/24 17:40
予定通り♬一人きりのクリスマスイブ・・・なので東松山の『ぼたん』さんへ。本日の目当ては、かきフライ定食(1780円)です。
能登半島(日本海)、奥松島・気仙沼唐桑(太平洋)、3つの名産地のカキが食べ比べできます。御主人が「入荷仕立てだよ」と力説していただけあって、超プリプリでした。
9
12/24 17:40
能登半島(日本海)、奥松島・気仙沼唐桑(太平洋)、3つの名産地のカキが食べ比べできます。御主人が「入荷仕立てだよ」と力説していただけあって、超プリプリでした。
そしてお肉にこだわりの東松山・みそだれ餃子(360円)もいただきました。プチ贅沢なクリスマスイブになりました。
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12/24 17:43
そしてお肉にこだわりの東松山・みそだれ餃子(360円)もいただきました。プチ贅沢なクリスマスイブになりました。
そうでしたか、あの妻沼の聖天様にも関わっていたのですね。件のお爺さん曰く亦八さんの師匠は左甚五郎と並び称される方で、甚五郎の彫は遠目でみると凄いが、近くでみるとそうでもない。一方こちらの系統は近くで見ても凄いとおっしゃっていました。確かに象鼻の透かし彫りなど3Dの機械でもないのに何でこんなに精緻に彫れるんだろうと思ってしまう程でした。上州彫り物集団、これから気になる存在になりそうです。コメントありがとうございました。 godohan
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