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記録ID: 5063077
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ハイキング
近畿

新春の龍王山 48号墳ルートから一本松を経て南城跡へ

2023年01月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:42
距離
7.2km
登り
544m
下り
536m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:38
休憩
0:02
合計
2:40
距離 7.2km 登り 544m 下り 545m
13:25
13
13:38
84
15:02
15:03
5
15:08
6
15:14
15:15
50
16:05
ゴール地点
天候 曇時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
トレイルセンター下の市営駐車場を利用。
トレイルセンター下の市営駐車場からまずは山の辺の道を歩いて崇神ルートへ。振り返ると、奈良盆地ののどかな風景が広がります。
トレイルセンター下の市営駐車場からまずは山の辺の道を歩いて崇神ルートへ。振り返ると、奈良盆地ののどかな風景が広がります。
砂防堰堤を越えた少し先で崇神ルート(左)を離れ、オリエンテーリングのポストを目印に右の尾根へ上がります。
砂防堰堤を越えた少し先で崇神ルート(左)を離れ、オリエンテーリングのポストを目印に右の尾根へ上がります。
地形図にもここにはルートの記載はありませんが、尾根上にはしっかりした道が。
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地形図にもここにはルートの記載はありませんが、尾根上にはしっかりした道が。
崇神ルートを外れて10分程で、龍王山古墳群唯一の前方後円墳・48号墳に出ます。
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崇神ルートを外れて10分程で、龍王山古墳群唯一の前方後円墳・48号墳に出ます。
48号墳については以前入っている(詳細については1839山歩記#2を参照)ので今回はスルーしますが、48号墳だけを目的に来るなら間違いなくこのルートが最も速くて歩きやすいと思います!
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48号墳については以前入っている(詳細については1839山歩記#2を参照)ので今回はスルーしますが、48号墳だけを目的に来るなら間違いなくこのルートが最も速くて歩きやすいと思います!
48号墳の先もしっかりした道が続きます。登山ルートとしてはほとんど歩かれていないと思いますが、古墳調査の方や林業の方が入っているような感じです。
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48号墳の先もしっかりした道が続きます。登山ルートとしてはほとんど歩かれていないと思いますが、古墳調査の方や林業の方が入っているような感じです。
48号墳から15分程で、龍王山から南へ延びる尾根に出ました。ここから緩やかな尾根を辿り、「一本松」と呼ばれる地点へ向かいます。
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48号墳から15分程で、龍王山から南へ延びる尾根に出ました。ここから緩やかな尾根を辿り、「一本松」と呼ばれる地点へ向かいます。
地形図にも記載のある「一本松」。東側は笹ですが少し開けて明るい緩やかな峠で、名前が付けられていることからかつては柳本からここを越えて東方の笠へと通じる古い道があったのかなと思います。実際地形図にも柳本から笠へと続く道が今も描かれ、道標の類は全くありませんが、それぞれの方向に踏み跡は続いていました。
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地形図にも記載のある「一本松」。東側は笹ですが少し開けて明るい緩やかな峠で、名前が付けられていることからかつては柳本からここを越えて東方の笠へと通じる古い道があったのかなと思います。実際地形図にも柳本から笠へと続く道が今も描かれ、道標の類は全くありませんが、それぞれの方向に踏み跡は続いていました。
「一本松」の名の通り峠には大きな木が立っていますが、松ではなくこれは桜でしょうか?花咲く季節にもう一度訪ねてみたいですが。
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「一本松」の名の通り峠には大きな木が立っていますが、松ではなくこれは桜でしょうか?花咲く季節にもう一度訪ねてみたいですが。
古いレポでは一本松周辺は深い笹とありましたが、今は藪漕ぎには程遠い感じで、季節的なものもあるかと思いますがどの笹も葉がほとんどなく、もしかするとシカに食べられてしまったのかなと思います。
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古いレポでは一本松周辺は深い笹とありましたが、今は藪漕ぎには程遠い感じで、季節的なものもあるかと思いますがどの笹も葉がほとんどなく、もしかするとシカに食べられてしまったのかなと思います。
一本松からしばらく行くと、これも古いレポで見かけたホンダのオフロードバイクがナンバーを付けたまま眠っていました。
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一本松からしばらく行くと、これも古いレポで見かけたホンダのオフロードバイクがナンバーを付けたまま眠っていました。
その後ちょっと藪っぽいところを通過しますが(今回歩いたルートよりもっと左を歩けば藪もないかも?)、再び気持ちいい尾根道となって…
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その後ちょっと藪っぽいところを通過しますが(今回歩いたルートよりもっと左を歩けば藪もないかも?)、再び気持ちいい尾根道となって…
最後踏み跡を外れ山頂へと続く尾根を適当に上がると、標高585.48m、かつて南城があったという龍王山山頂です。いつものように奈良盆地を一望、薄っすらとですが明石海峡大橋まで見えました。
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最後踏み跡を外れ山頂へと続く尾根を適当に上がると、標高585.48m、かつて南城があったという龍王山山頂です。いつものように奈良盆地を一望、薄っすらとですが明石海峡大橋まで見えました。
下りは崇神ルートから鏡餅が供えられた長岳寺奥の院の不動明王様を拝み…
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下りは崇神ルートから鏡餅が供えられた長岳寺奥の院の不動明王様を拝み…
そこから長岳寺ルート方面へ少し進むと、右手に大きい真っ黒な口を開けた横穴式石室が。
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そこから長岳寺ルート方面へ少し進むと、右手に大きい真っ黒な口を開けた横穴式石室が。
12C096という古墳番号が付けられたこの石室。玄室は奥行き4m、高さ3mほどというかなり大きなもので、600基以上あるとされる龍王山古墳群の中で最も高いところにある古墳と思われます。
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12C096という古墳番号が付けられたこの石室。玄室は奥行き4m、高さ3mほどというかなり大きなもので、600基以上あるとされる龍王山古墳群の中で最も高いところにある古墳と思われます。
一旦長岳寺ルートに出て少し下り、標高420m付近で長岳寺ルートを外れて南へ延びる尾根に入ります。分岐点に道標の類は一切ありませんが、地形図には登山道の表記があるとおり歩きやすい道形が続きます。
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一旦長岳寺ルートに出て少し下り、標高420m付近で長岳寺ルートを外れて南へ延びる尾根に入ります。分岐点に道標の類は一切ありませんが、地形図には登山道の表記があるとおり歩きやすい道形が続きます。
標高260m付近には石材が露出した立派な古墳が!よくまぁこんな山の上にこんな大きな石を…と感心します。
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標高260m付近には石材が露出した立派な古墳が!よくまぁこんな山の上にこんな大きな石を…と感心します。
先程の石室に比べればだいぶ小さいですが、それでも綺麗な玄室です。
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先程の石室に比べればだいぶ小さいですが、それでも綺麗な玄室です。
この古墳のそばには、奈良県立橿原考古学研究所の「龍王山古墳群 No.1」という基準点が設置されていました。
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この古墳のそばには、奈良県立橿原考古学研究所の「龍王山古墳群 No.1」という基準点が設置されていました。
地形図の道はそこから沢沿いに下って行きますが、そのまま尾根を西進します。地形図に表記はありませんが、相変わらずはっきりした道形が続きます。
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地形図の道はそこから沢沿いに下って行きますが、そのまま尾根を西進します。地形図に表記はありませんが、相変わらずはっきりした道形が続きます。
道脇には猪のヌタ場。この先にもいくつかヌタ場があり、今日は見かけませんでしたが、早朝に歩いていると何度かウリボーと遭遇したり猪が土を掘り返したような跡がそこらじゅうにあったりと、この付近猪は結構いそうな感じです。
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道脇には猪のヌタ場。この先にもいくつかヌタ場があり、今日は見かけませんでしたが、早朝に歩いていると何度かウリボーと遭遇したり猪が土を掘り返したような跡がそこらじゅうにあったりと、この付近猪は結構いそうな感じです。
181ピークを越えると、今は手入れされていなさそうな柿畑に出ました。ちょっとお邪魔させてもらって通り抜けると…
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181ピークを越えると、今は手入れされていなさそうな柿畑に出ました。ちょっとお邪魔させてもらって通り抜けると…
山の辺霊園の上に続く道に出て、新年最初の登山は終了です。別に正月休んでたわけではないんですが、なまった身体も少しは戻った…かな?
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山の辺霊園の上に続く道に出て、新年最初の登山は終了です。別に正月休んでたわけではないんですが、なまった身体も少しは戻った…かな?

感想

年末からずっと仕事で新年最初の休日、もう1ヶ月近く山に行ってないのでゆっくりしたい気持ちになんとか鞭打って昼から地元の龍王山へ。
そのまま歩いてもあまり面白くないので、ルート記載のない48号墳への尾根から龍王山山頂南側にある「一本松」と呼ばれる地点を経て山頂へ。下りも途中で長岳寺ルートから外れて山の辺霊園上に出る尾根を辿りました。
もう幾度となく登った龍王山ですがまた新たな発見があり、なまっていた身体も少しは戻って、やはり家でダラダラせずに良かったです(笑)

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コメント

初めまして和歌山のショウタンと申します
ヤマレコではショウタンの山は楽しい。ホームページではショウタンの山歩録として記事を残しています
今年は辰年で竜王山を特別に登りたく、知らないルートをと色々と探しておりますと、フェイスブックの方がマイナールートを登られているのに行き当たりルートを想像して探しておりました
そんなおり、友人がまほろばさんのページを紹介してくださりこれだと分かりました
伯母谷の天誅組や他のページも興味津々です
ヤマレコ側にフォローさせていただきました
どうかよろしくお願いいたします
明日、24/02/09に挑戦してみます
2024/2/8 11:32
いいねいいね
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ショウタンさん初めまして、コメントありがとうございます😊
自分もあまり人が歩かない山やルートが好きで、そういったルートを検索するとよくショウタンさんの記録にたどり着き、実はこれまでも色々参考にさせてもらっていました。
そんなショウタンさんにフォローして頂いてとても光栄です、ありがとうございます🙇ただ年末から仕事がとても忙しく、なんとか息抜きにとたまに山へは出かけていますが、今は全然記録がまとめられていない状態です。フォローさせて頂いている方の記録もほとんど見れておらず申し訳なく思っていますが、もう少し余裕が出てくればまたショウタンさんの記録も参考に色々歩きに行きたいなと思っておりますので、またショウタンさんの山歩録楽しみにしております。
2024/2/9 12:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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