深田久弥終焉の地、茅ケ岳、自宅からも良く見えます
- GPS
- 03:56
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 816m
- 下り
- 811m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2008年1月6日
茅が岳
明日の月曜日は天気がいまひとつという予報、頂上に山梨百名山の標柱が新たに立ったというニュース、仕事も多くてじっくり登る時間もないことなどから、自宅から見える茅ケ岳に登ることにした。昨年4月30日に続いて2度目となるが、そのときには、山梨百名山の標柱がなく、後から取られたものだと知った。
その後、有志が集まって、昨年9月に再び山梨百名山の標柱も立てたものの、それも何者かに一度抜き取られ、金ケ岳に向かう途上で発見されたのだった。再度、有志が集い、今度は頑強に標柱を固めたということだった。自宅からも良く見える山。その風貌は、ニセ八ヶ岳などと呼ぶ人もいるらしい。なんとも悪いやつがいるものだ。
今日の天気予報は最高であり、気温も3月上旬並みになるという。なるほど、先ほど帰宅後に、外で温度計を見たら、15度くらいをさしていた。暖かいわけだ。
さて。今回は、昨年4月30日のように茅ケ岳の後に他の山を登ることもせず、茅ケ岳だけにする。
5:40自宅発。韮崎方面に向かい、県道27号線の韮崎ICを通り過ぎると勾配のきつい道となっていて、あれよ、あれよという間に6:25茅が岳の駐車場着。途中、南東方向に細い三日月が見えた。まだ、この時間では、薄暗いのだ。ヘッドライトが必要かな、などと考えながら、支度をしているとぐんぐん明るくなってきた。
今日は日曜日だが、さすがにこの時期は、駐車台数も私の車を含め、3台であった。1台は県外の袖ヶ浦ナンバーであった。
6:40駐車場出発。しばらくは、ゆるい勾配。ピクニックのようだ。風が少しあるが、それほど寒くない。ゆるい勾配が終わり、登山道らしくなると岩交じりのところも出てくる。そろそろかなと思っていたら、女岩に出た。
7:20女岩、水場がある。登山者用にカップが用意され、自由に水が飲めるようになっていた。
しばらくすると下山者に会った。早いですねと挨拶したら、ご来光を拝んだという。朝早くに来られた甲府の方であった。何度も茅ケ岳に登るらしい。袖ヶ浦ナンバーの車は3人の若者で、彼らは駐車場でテントを張っていたらしい。私が着いたときには、テントは撤収されていた。
さらに気持ちの良い登山道をあえぐほどではないが、ゆっくり進む。敷島方面への分岐を分けて、稜線上に出ると金峰山、瑞牆山がとても近くに見えてくる。雪も見える。
程なくすると日本百名山を記した深田久弥終焉の地となった。金峰山が良く見えるところで亡くなったのだ、としみじみ考えた。
この高さになると日陰に雪が見えたが登山道はまったく問題ない。
8:20茅が岳山頂。山梨百名山の新しい標柱が立てられていた。周囲を見渡すと360度くもりがない。金峰山、瑞牆山、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、アサヨ峰、鳳凰三山、ちょっと頭を出している北岳と間ノ岳、それに比べて白い大きな山体を見せる農鳥岳。さらに南に塩見岳。富士山はもちろんだ。もっと目を凝らすと八ヶ岳と甲斐駒ケ岳との間に北アルプスも見えるし、浅間山方面も見える。双眼鏡で覗けば良かったと後で後悔した。山頂にも雪はないが、北斜面を良く見ると少し前の雪が残っている。
山頂は、風が強く、周囲の雪山からの強風のおこぼれをもらっている気がした。
今回は、隣の金ケ岳も割愛した。
さて、下る。
8:45山頂出発。
先回と同じく、来た道を戻らずに、尾根上を行く。問題ない道を一気に下る。甲斐駒ケ岳や鳳凰三山が常に右手に見えており、気持ちよい道だ。誰にも会わなかった。しばらくは登山道らしいところを通るが、程なくすると防火帯のような広いところを通る。40分も下ると左に折れ、林道を少し通って、朝登った道に合流して、駐車場に着いた。
朝登った道に合流してからわずかの間に3組、3名、2名、1名の合計6名に会った。
駐車場に着いたら、合計11台が止まっていた。6名の他にももっと多くの人が登っていたのであろうが、下山は、違う道を来たので会わなかった。
9:50駐車場着。
からだをぬぐい、着替えをして、家路に。11:00には、家に着いた。
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