静岡・山梨県境 青笹山
- GPS
- 05:45
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 751m
- 下り
- 734m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
静岡・山梨の県境で静岡市・山梨県南部町の境界にある青笹山(あおざさやま)です。 山と渓谷社の新・分県登山ガイド「静岡県の山」に青笹の山に種々のツツジが色を添えると紹介されています。 静岡県 県道29号梅ヶ島温泉昭和線を、安倍川に沿って梅ヶ島方向に進み、道の駅真富士の里で、トイレ休憩を済ませました。案内板に従い県道29号線を右折して、有東木地区へと入りました。 人家がある地区内を過ぎて、道幅が狭い舗装された林道を上がって葵高原(920m)に着き路肩の広い所に、車を駐車しました。葵高原は終戦直後入植開墾された土地とのことです。 案内板を見て林道を東に進み、楓小屋約150m手前を右に入りました。わさび田があり脇には小さい案内板が有りました。少し登って行くと、又わさび田があり登山道は細島峠方向と青笹山新道に分かれていました。杉の林の中を、細島峠へと登って行きました。登山道は、勾配が急でガレ場も有りました。杉の林から広葉樹に変わり登山道が緩やかな勾配になると、桧の林になり細島峠に着きました。 細島峠からは稜線を、青笹山方向へ進みました。木々の間から富士山を見ながら進むと、笹原となり展望が開け富士山がくっきり見えてきました。やがて小高い丘のような標高1550mの青笹山山頂に着くと、360度の展望で周囲の山から富士山や南アルプスまで見渡すことが出来ました。 山頂にはすでに登山者6人が休憩をしていて、昼食を採りながら安倍周辺の山の情報を教えてもらいました。 青笹山山頂からはもと来た登山道を戻り、葵高原への下降点から青笹山新道へ下がりました。勾配が急な斜面を下がって行くと桧の林になりました。さらに下がって行くと明るい広葉樹になり、風穴と表示した案内板があり登山道から少し外れた所に風穴が有りました。登山道に戻り下がって行くと、杉の林になりやがて今朝登り始めた登山口に出ました。林道を5分程下がって葵高原に到着しました。 |
写真
感想
青笹山登頂は2回目になります。
青笹山は明文社が発行した静岡百山研究会編「静岡の百山」に紹介されています。
前回は山梨県南巨摩郡南部町の奥山温泉に車を置き、東海自然歩道を田代峠から青笹山へ登り、帰りは細島峠より下がり奥山温泉へと戻りました。今回は青笹山山頂東側にある、二本のブナの木の間から見える富士山が見たくなり経路を変え静岡県側からの登頂にしました。
11月になったのに、南アルプスの上河内岳、聖岳、赤石岳、荒川三山には白い雪が見られませんでした。最近話題にのぼる温暖化現象でしょうか。雪化粧した南アルプスも見たくて、登って来たのに残念です。南アルプスの手前には、笊ヶ岳や大無間山も見えました。十枚山や篠井山の裾はまだ紅葉が見頃のようでした。
霞んで静岡市清水区の三保の松原が小さい円を書くように、カーブしているのが見えました。
青笹山は山名の通り山頂付近は青い笹が群生していました。今回の登山の目的「二本のブナの木の間から見える富士山」は好天にも恵まれ果たすことができました。
下山に通った青笹山新道の途中にあった風穴からは、ほのかに冷たい風を感じました。以前はわさび田の水が湧き出ていたのが、いつの日か水が涸れて現在の風穴になったと思います。
青笹山で会った登山者から、林道を葵高原より更に上がり地蔵峠への登山口に駐車し、地蔵峠から縦走して青笹山へ登頂しても、時間はあまり変わらず体力的に楽なコースだと教えてもらいました。
新緑の季節に、教えてもらったルートを登り青笹山を目指してみたいです。
麓の有東木地区は、わさびとお茶の栽培が盛んなようで、水も澄んでいてきれいでした。山間の小さな山村ですが、地区全体が綺麗に見え豊かさを感じました。
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