エッシネンゼー、展望コース(カンデルシュテーク起点/スイス)

2000年08月11日(金) [日帰り]

• GPS: 14:00
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,173m
• 下り: 1,159m

コースタイム

カンデルシュテーク→リフト駅<リフト>レーガー駅→ホイベルク→オーバーベルグリ→エッシネンゼー
→レーガー駅<リフト>リフト駅→カンデルシュテーク
歩行時間:約4時間

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

・カンデルシュテーク駅からリフト駅までは、歩いて15分ほどです。
・砂利道からオーバーベルグリへの分岐には標識がありますが、道が細いので見落とさないように。
・エッシネンゼーには山岳ホテルがあります。
　ここに前泊すれば、夕日に染まるブリュムリスアルプを見ることができます。
　また、ライブカメラもあり。
　URL : http://www.oeschinensee.ch/webcam.php?cam=1%20

※Google Mapsを開いて、右上にある「航空写真」に切り替えると大変わかりやすいです。

写真

10/2 13:19

(オマケ��)
シュピーツからニーセン山
見事な三角形の山

10/2 13:16

(オマケ��)
ニーセン山頂よりブリュムリスアルプの山々
右の谷奥に、カンデルシュテーク
左の谷奥に、グリースアルプ
があります。

10/2 14:59

(オマケ��)
トゥーン湖も見えます。

10/2 15:23

起点となるカンデルシュテーク駅
(日付は修正前で、間違っています)

10/2 13:23

ホテル・ベルナーホフの手前を右に曲がります。

10/2 13:57

右手に教会が見えてきます。

6/12 12:28

リフト山上駅付近にて

6/12 12:32

早くも牛さん登場

10/2 14:00

徐々に高度を上げていきます。

10/2 15:20

足下にエッシネンゼーが見えてきました。

10/2 15:21

絶好のポイント
ベンチからの眺め最高!

10/2 15:20

ベンチから覗くと湖を見渡せます。
かなりの広角レンズがほしいところ

10/2 14:00

フリュンデンホルン

10/2 14:02

ここも絶景ポイント

10/2 13:55

オーバーベルグリまでは
ほぼ水平な道

10/2 13:57

「ヤッホーーッ」と叫びたくなる所

10/2 14:01

ドルデンホルンをバックに

10/2 15:21

牛の放牧地

10/2 13:59

振り向いてくれた牛

6/25 1:55

オーバーベルグリ
ブリュムリスアルプ氷河が見えます。

10/2 15:21

オーバーベルグリにある小屋にてビールでのどを潤す。

10/2 15:22

本当はここでランチタイムのはずが・・・

6/12 12:40

エッシネンゼーへの下り

10/2 14:00

オーバーハングした岩の下を通ります。

6/14 10:57

湖面が美しい

10/2 14:02

上から見下ろした色と違いました。

10/2 13:57

湖畔にあるレストランより
ブリュムリスアルプホルン

10/2 15:23

夕食は昼食べられなかったカップめんとパックのごはん

撮影機器：

Digital Print SONY

MP630 series Canon

感想

Akaneko

計画では、前述
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-51144.html
の終着点グリースアルプよりホーチュルリ峠を越えてエッシネンゼーに入る予定でしたが、
グリースアルプで宿が取れなかったため、カンデルシュテークに前泊し、日帰りで向かうことにしました。

念願のホーチュルリ峠にあるブリュムリスアルプ小屋に泊まることは叶いませんでしたが、
カンデルシュテークに入る前に、途中にあるニーセン山に立寄ることができました。
この山は見事な三角形の山で、こんな山の頂までにもケーブルカーを開通させてしまうとは、スイス恐るべし。

さて、当日の朝は正にハイキング日和の快晴です。
リフト乗り場までは駅より15分ほど歩き、山上駅からは道が二分し、右に行けばエッシネンゼーに、
左に向かえば、オーバーベルグリに向かうハイキング道に続きます。
10年前に初めて来た時は単なる湖の往復でしたが、今回のコースは湖を上から見下ろせるコースで、
歩行時間は4時間ほどですが、カンデルシュテークで1泊してこのコースを歩くことをお勧めします。
余談ですが、カンデルシュテークは静かな町で、美味しいレストランも何軒かあります。

ハイキング道入口の標識を見落とさずに左に入ると、山腹のトラバース道となり、徐々に高度を上げていきます。
さほどの急坂もなく1時間ほどすると、湖の方向に突き出た絶景ポイント(ホイベルク)があります。
ここには3つほどベンチがあり、ベンチに座りながら見るブリュムリスアルプの山々に囲まれたエッシネンゼーの景観に、
思わず歓声を上げてしまいました。

ここから放牧地のオーバーベルグリまでは、右に湖を見ながらの水平な道となり、
お花畑も見事です。

やっとオーバーベルグリにある小屋に到着し、トイレを借りようとすると「No」の返事です。
どうやら小屋で何かオーダーをすればOKと分かり、ビールを頼んで一件落着。
しかし、この先でショックなことが・・・
この小屋の先に湖を見下ろす絶好のランチポイントがあり、ここにシートを敷き
「こんな景色のいいところで食べるラーメンとご飯は最高だね!」
と準備にかかると、私のザックの中にあるはずのガスが見当たりません。
どうやら準備の段階で入れ忘れたようです。
結局お湯を沸かすことが出来ずに食べることを断念。持参のせんべいをかじっただけで、下りることにしました。
カミサンは下りの間中、ブツブツ言っていました。

オーバーベルグリから急坂を下り、ゆるやかになって沢を渡ると、湖沿いの道になり、
1時間強で湖畔のレストランに着きました。
ランチはこのレストランで名物のマス料理を食べましたが、この湖産のマスは大変美味でした。
「ガスを忘れたおかげで、こんな美味しいものが食べられたじゃないか」と私が言うと、
「あの景色の中で食べるラーメンの方が絶対に美味しい!」
と言い返してきました。

おかげで、この日の夕食がラーメンとパックのご飯になったことは、言うまでもありません。
ホテル近くの池にあるベンチでディナータイムとなりましたが、同宿していたイギリス人に、
「美味しそうなディナーだね」と言われ、その現場を目撃されていました。