鹿岳・四ツ又山(晩秋の西上州へ)
- GPS
- 03:50
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 871m
- 下り
- 851m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
四ツ又山-マメガタ峠間、ほとんどの場所がロープを張ってあります。無くても行けるけど、あったらついつい頼ってしまいます。四ツ又山へのアプローチは、けっこう急登でした。久しぶりに、ふくらはぎが攣るところでした。 二ノ岳の直下に鎖場があります。梯子もありますが、鉄梯子じゃなくて手作りの木の梯子です。けっこうスリルあります。鎖場は、岩場で濡れているので要注意です。 |
写真
感想
土曜日が天気よかったら、燕岳に行こうと思っていた。しかし、あいにくの天気…。それに先週の下りで足運びが雑になっていたのか、右膝が痛い。週末には治ると思っていたのに、全然治る気配なし。なので、燕なんて無茶しないで晩秋の西上州へ
どこへ行こうかと迷っていたら、そういえば前に鹿岳(かのだけ)がいいよって言われたのを思い出した。下仁田付近なら家から2時間かからないし、近いかなって思って鹿岳にしました。ただ、教えてくれた人が結構マニアックだから心配…
そんなわけで、朝4時に起きて出発です。高速を下りてしばらく行くと、道の駅「下仁田」付近で検問に停められました。何にも悪いことしてないのに…おまわりさんが言うには「シュリョウケンモン」だそうです。最初、「酒量」かなって思ったけどおまわりさんマスクしてたし「シュリョウですか?」って聞かれたから「酒量」では無さそう。そうするとやっぱり「狩猟」?確かに言われてみれば、道の駅に狩猟しそうな4WDがたくさん停まっていたような…やっぱ「狩猟」だったのかなぁ〜
そんなことを考えつつ、大久保集会所付近で車を止めるとこを探してうろちょろしてました。仕方ないので、路肩のちょっと広い所に停めさせてもらいました。朝ごはんのパンを食べた後、外を見るとまだ星が出てる。う〜ん、ちょっと明るくなるまで寝るかな。30分くらい寝るとそこそこ明るくなってきました。でわ、出発です。
しばらく歩いて、大久保集会所近くに来るとおじさんがザックを背負って出るところでした。おじさん、早いなぁ〜。まぁ、人のこと言えないけど…。おじさんにちょろっと挨拶をして、サクサク登っていきます。四ツ又山の登山口まで来ると意外に広い場所があるじゃないですか。下のほうでちょろちょろしてないでここまで上がってくれば良かった…
砂防ダムを左に巻いて、沢沿いをしばらく進んでいくと鹿岳と四ツ又山の分岐です。鹿岳のみじゃちょっと物足りないので四ツ又山を経由して行くことにします。こっち側は人があまり入ってないのか、道がおぼろげです。しかも、急登が多いこと。杉林に入ると真っ暗だし…。う〜ん、選択ミス?めげずに登っていきます。右膝も登りは痛くないので、順調です。明るくなって峠に出ました。ここまで来ると、朝陽も射して明るくなってきました。ここからは稜線沿いなのでほとんど陰ることはないでしょう。天狗峠から急登を登り、四ツ又山の山頂と鹿岳に向かう分岐です。ここまできたら山頂に行きます。山頂に着くとちょうど朝陽が妙義山を照らしてきれいです。朝焼けの妙義山です。山頂からは浅間山、妙義山、榛名山、上州武尊、赤城山が見えました。南の方は、木があってみることはできませんでした。もちろん、鹿岳の双耳峰はバッチリ見えます。
山頂を後にして、今回初めての下りです。ちょっとドキドキします。基本に忠実に下って行けば問題なさそうです。やっぱり怠いからといって雑な足運びは、よくありません。気をつけねば
しばらくヤセ尾根を登ったり下ったりしながらマメガタ峠に向かいます。ほとんどの場所でロープが張ってあります。けっこう便利でした。新しかったから、不安がらずに使えたんですけどね。
マメガタ峠からも急登です。一ノ岳直下では、またロープが張ってあります。岩場を行くので慎重に。一ノ岳は、一身上の都合で省略させてもらいました。いきなり、木の梯子だったので…。ここで避けても仕方なかったんですけどね。パスして、山頂のある二ノ岳に向かいます。二ノ岳の右側をちょっと巻いていくと、木の梯子が再登場です。今回は、山頂に向かってるので仕方なく使います。木の梯子が終わると鎖場です。波状攻撃です。でもきっとこの攻撃を耐えれば山頂です。そう信じて登っていきます。鎖場が終わったら、まだ終わってませんでした。右側がスパッと切れ落ちた尾根でした。ちょっとドキドキしながら登っていきます。ここを登りきって山頂です。山頂では、荒船山、浅間山、草津白根、妙義、国境の山々、上州武尊、赤城山などが見えました。やはり北の方がよく見えます。南も見えましたが山の名前がわからない。勉強不足です…。
ここから周って下りるつもりだったけど、道が見つからずに断念。来た道を戻り、マメガタ峠から大久保に下りることに。マメガタ峠から大久保の下りは、ゆったりとした下りでした。なんであんな急登登ったのかが不思議で仕方ありません。
ゆったりとした下りだったせいか、足取りを気をつけていたら気にするほど痛くありませんでした。足取りさえ気をつければ、大丈夫かな?
今回、登りでは朝が早かったので一人のおじさんしか会いませんでしたが、下りでは2組の夫婦と一人のおじさんに会いました。西上州の山に登ってこんなに人に会ったの初めてかも。そんなに登ってないけどね。
鹿岳、意外に侮れないメジャーな山?教えてくれた人、疑ってごめんなさい。
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