鍬崎山
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- GPS
- 08:19
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,698m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
05:50 大品山
09:30 鍬崎山
10:40 大品山
11:40 あわすのスキー場
ブドウ糖80g, カロメ1
天候 | 風雪強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー場は向かって右端の圧雪を登り、トップに出たら左手の登山口へ。 |
その他周辺情報 | 下山後の風呂は吉峰。良い。 ここに入りたいから鍬崎山に登っている。 |
写真
感想
金曜早めに仕事を終えたら"かがやき号"でクルマをデポしてある富山へ。1月2月は思考停止でとりあえず北陸へ行っておけば間違いない。新幹線には板を担いだ若者、外国人がたくさん乗っていたがみんな長野で降りた。北陸じゃないのか。連日天気は大荒れと聞いているが荒れているのは普段雪の降らない関西方面で、富山はまあまあ吹雪いているが平常運行って感じだった。クルマは普通に流れているし道路もよく除雪されていた。
2時半起床の3時過ぎ出発。先週、立山の下山後に久々に訪れた吉峰の温泉とサウナがえらい気持ちよかったのでまた行きたい。温泉とサウナの気持ちよさをブーストするために鍬崎山へ。昨日の夜に富山に着いた時は大した降りじゃないと思っていたが夜の間にどっかんどっかん降ったようでスキー場の下の道路で新雪は30cmを越えていた。鍬崎山まで何時間かかるかわからないが、他にすることが無いので行くしかない。スキー場トップから登山道に入るとトレースは無い。不沈艦Pon2oon179cmをもってしてもモモラッセルが延々と続く。右手、西の斜面は、いつのものかわからないがガリガリの上に今晩降った雪がドッサリ積もっている。少し刺激を入れるとスパスパ流れてゆく。心臓に悪い。今日は西側の斜面には絶対に入れない。
大品山まで2時間半。気温が低くて風があるおかげで出力を上げても涼しくて助かる。独標はいつも右手から巻くが今日はダメなので素直に正面から登った。雪が多くて大変だ。高度を上げれば雪は風で飛ばされてマシになるかと思いきや風は無い。もっさもっさと大粒の雪が上から下に降っていた。やはり西側の斜面は悪くてリフター2段目を使いたくなるような斜度はスパスパ切れる。こええー。暗くても怖いが明るくても怖い。雪庇の境目を見極めてなるべく西斜面に近づかないように、何度も何度も切り返して尾根の一番高いところを登ってピークへ。こんなに大変だった鍬崎山は初めてだった。
下りはどうせトレースの上しか滑らないので大品山鞍部までシールを貼ったまま滑ってきた。シールでも結構滑る。下り始めると天気は回復した。雪は止み、振り返ると鍬崎山の山頂まで見えていた。もう少し遅く出ればよかったか。大品山への登りは楽ではないが往路でしっかりと「登りを想定したトレース」を付けて下ると少し楽。雪を纏ったブナの森は本当に癒される。降雪直後は大変だがこの景色はプライスレスだ。大品山でシールを剥がしたらお楽しみの時間。斜度のあるところは楽しいがトレースを外れると復帰できないのでそんなに気持ちよくはない。貯水池を過ぎて消えかけたトレースを歩いているとようやく前から登山者。ここからはトレースが滑るようになって楽しい。最後は癒しのマツの森をひらひら下りたらスキー場を滑って下山。今日もイイ汗かいた。片付けをして車を30分走らせたら待ちに待った吉峰のサウナで昇天した。もう毎週これでいいんじゃないかな。
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