釈迦ヶ岳と黒岳:御坂山地の鋭鋒と最高峰からの眺め
- GPS
- 06:39
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 874m
- 下り
- 874m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 6:34
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されている。北面や稜線では数センチの雪はあるが、踏み固められていなので滑りやすくはない。チェーンスパイク使用せず。 |
写真
感想
少し雪のある所へと、富士山と南アルプスの眺めが良い御坂山地の釈迦ヶ岳と黒岳を笛吹市側のすずらん群生地から回ってみることにした。中央高速で山からの帰り、甲府南IC辺りで、御坂山地の中で特徴的な鋭峰が見えた。あれが釈迦ヶ岳だろうと興味を持った。朝は河口湖北岸から若彦トンネルで笛吹市側へ、そこから舗装の林道ですずらん群生地バス停前の駐車場へ着く。林道は一部だが凍結している箇所がある。すずらんの季節には大勢の人が訪れるのだろう。駐車場は広い。今朝は誰もいない。どこに停めようか迷う。駐車場、朝の気温は−5℃。天候は晴れ。
林道を進むと直ぐに左に釈迦ヶ岳登山口の標識がある。ここから入ると、落葉が積もった落葉樹林帯を登って行く。高度を上げ、稜線に出る。釈迦ヶ岳は左に向かうが、途中4つ程小さなピークを越えて行き、案外長い。この稜線では、所々雪はあるが、今日は大したことはない。釈迦ヶ岳の登りにかかると、岩が多くなってくる。山頂に出ると大展望である。北面の富士山は雪が少ない。南アルプスは聖岳から赤石、荒川、塩見、白根三山、仙丈、甲斐駒全て見える。八ヶ岳から奥秩父の眺めも良い。今日一番の展望地だ。
釈迦ヶ岳から稜線を戻り、日向坂峠方面へ向かう。日向坂峠で車道を横切り、黒岳の登りにかかる。道は整備されて、ピンクリボンも多く登りやすいが、やはりきつい。徐々に雪も増えてくると言っても10僂らい。踏み固められていないので、滑りやすいというほどではない。御坂峠からの稜線に出合うと右に直ぐ黒岳山頂となる。黒岳山頂は雪に覆われ、廻りが樹林帯なので眺望はない。南に200m行くと展望台、と言っても何もないが、ここからは富士山や南アルプスの眺めが良い。
黒岳山頂に戻り、稜線を新道峠に向かう。こちらも雪はある。破風山を越え、新道峠直前になると、いきなりきれいな人工物が現われる。ファーストテラスがあり、富士山の展望地である。直ぐ先にセカンドテラスもある。ここから整備された階段を少し降りると林道に出る。シーズンには、ここまで、バスがあるらしい。テラスまで階段で少し、観光地である。現在は、林道は数僂寮磴琶い錣譟凍結も、踏み固められてもいないので、歩きやすい。途中からすずらん群生地への道標に従って、山道に入り、植林の杉林を行き、すずらん群生地に出る。電気柵があり、外してくぐって入るが、通電は夜間だけだそうだ。でも、すずらんは毒だから鹿は食べないのでは。すずらん群生地の中の道を左に向かい、もう一度、電気柵をくぐって、売店前に出て、階段を登って駐車場に戻った。今日は久しぶりに、誰にも会わない山行となった。
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