播磨アルプス 高御位山から桶居山へ
- GPS
- 05:09
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 711m
- 下り
- 690m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:07
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR御着駅、深志野登山口から徒歩20分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体として整備された登山道ですが、桶居山部分はハイカーが少なくなります。 ・桶居山部分は高御位山部分よりも急坂が多いと感じました。今回歩いたコースは、専門的な岩場技術は必要ありませんが、スリップしない靴(登山靴など)の準備は必要です。 ・桶居山から白髭神社へ下るコースは高度感があります(私は結局下りませんでした)。歩かれるのであれば要注意かと思います。 |
その他周辺情報 | JR曽根駅から北池登山口までの間はコンビニなどあり |
写真
感想
「播磨アルプス」のうち南側の高御位山はよく登るのですが、北側にある桶居山は未登頂。そこでこれまた初めてとなる、北池登山口から入山し、北山奥山、小高御位を経て高御位山、そこから縦走路を経て桶居山に至るコースを歩いてきました。
スタートはJR山陽本線の曽根駅。街中を20分ほど歩いて北池登山口に。ブナ林を抜けるとすぐに見晴らしがきくようになります。このコース、ほとんど尾根道を歩くためこの後もずっと展望を楽しみながら歩くことができます(日陰が無いので夏は暑そうですが・・・)
少しだけきつい登りを登ると北山奥山。鹿嶋神社から高御位山までの播磨アルプス全景が眺められます。ここから北へ進路を変えて小高御位へ。鉄塔、北山登山口への分岐を過ぎると道は一旦、50mほど急に下り、そこから小高御位への急な角度の大岩登りとなります。角度がきつかったのですが、立ち止まって後ろの瀬戸内海や播磨アルプスの全景を眺め、一息入れまた歩き出す、ということを何回か繰り返して小高御位を通過、高御位山への登りもさっきと同じような急な角度の大岩登りで、山登りから遠ざかっていた足にはきつかったのですが、一息入れつつ登るうちに成井登山口の分岐に到着。ここからは神社の参道のような道となり、9時10分、まずは最初の目的地の高御位山に到着しました。
山頂には大きな岩があり、それを信仰の対象とした神社が祭られています。またロッククライミングやパラグライダーのメッカの地で、「飛翔の碑」という石碑もあります。私はここで朝食休憩。辛味ラーメンを食べて40分ほどのんびり休憩しました。
ここからは桶居山へ行くのですが。まずはいつも通る鹿嶋神社への縦走路を歩きます。30分ほどで鷹ノ巣山頂上手前の桶居山分岐点到着、右へ曲がって初めての道へ入っていきます。
行く手(北側)に、岩肌に低木が張り付いた、高御位山と同じような山並みが三重ほど連なっています。その稜線上には登山道が続いており、まさに「アルプス」といった風景を眺めながらの登山となります。道は182mピークから一気に30m程下って登り返すのですが、この下り坂はなかなか急でした。
下りきると再び見晴らしの良い稜線上の道を緩やかに登り、二本並んで走る高圧電線の1本をまたぐと分岐、案内板の示すとおり右側(北側)へ進路をとると、一旦木々の中に入るのですが、また見晴らしが良くなると221mピーク、おにぎりの形をした桶居山が間近に見えるようになります。
桶居山頂上直下は険しい岩肌の登り。といっても専門的な岩登り技術は必要ありません。私は最後の方で手を使いましたが、角度が急なので結構な高度感があります。岩につけられた丸印を目印に10分ほど岩登りをして桶居山山頂に到着。山頂はそれほど広くはありませんが周囲の展望がよくききます。北を眺めると東播磨から北播磨の山々(笠形山や千ヶ峰?)、東は丹波から六甲山、そして大阪生駒山系の山並みが望めます。
10分ほど休憩して西へ下山路をとります。最初は岩場下り。これまた結構急です。途中、3つの大岩が縦に積み重なっている不思議な岩を発見。ちょっと押すと崩れそうです。(実際は崩れないのでしょうが)西側への下山道も尾根沿いの登山道を行くのですが、高御位山の稜線に比べて尾根が細いような感じです。
途中、白髭神社へ下る登山道と、深志野集落へ下る登山道の分岐があり、悩んだ末左側の白髭神社コースをとったのですが、最初から岩場下り、途中でその角度が急となり、とても自分の今の技術では行けそうにない場所に来ました。岩にペンキで矢印は書かれているのですが、他の方のヤマレコで「白髭神社からの岩場は三点指示必要、高所恐怖症の方は×」と書かれていたのを思い出し、このコースを諦めて再度分岐まで登り返しました。コースの状況をよく調べずに、分岐点での判断で難しいコースを選択したのが反省点です。
分岐点からはくもの巣と格闘しながら稜線を下り、やがて下る角度が急になります。それまでの展望がきく道から森の中に入ると目の前に人家が見えて深志野集落に無事下山。
山中での実歩行時間は約4時間ながら、累積標高差は800m、途中でコースを間違いかけるアクシデントなどあって結構ハードな山行となりました。でも、低山ながら「アルプスっぽさ」を感じさせるこのコース、今度は逆から歩いてみようと思います。
コメント
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桶居山、わが家も行ってみたいと思っていました
でも、岩場が怖い旦那は、高御位山すら「怖い」と言って
行きたがらなくて
旦那が留守番の時に、子供と行こうと思うのですが、下りはかなり
急ですか?
子連れなので車で行く為、馬ノ背登山口か鹿島神社の登山口からのピストンを考えて
いるのですが、あの急な登りを下るのは大変かなぁとちょっと躊躇して
しまっています
いつもコメントありがとうございます
桶居山はおにぎり形の山ですので、東側、西側どちらの坂も結構急です。どちらかというと、東側は鹿嶋神社上の百間岩のような一枚岩、西側はでこぼこ岩が積み重なったところ、といった感じでしょうか。もし高御位山方面から桶居山を目指されるのであれば、桶居山の東側から登りピストンして東側を下るのが一般的だと思いますが、東側の坂を下るのは私もちょっと躊躇します(実は私も高所恐怖症なもので・・・)
JRを使われるのであれば、曽根駅から高御位山(もしくは鹿嶋神社上の鷹ノ巣山)に登り、そこから桶居山に向かい、桶居山の東から登って西に下り、深志野登山口に下山したら歩いて20分ほどでJR御着駅、というのが私的にはベストの選択でした(レコアップしたのもそのコースです。)
ただ、西側コースの岩場も結構急ですので、まずは高御位山の馬の背、次いで百間岩を降りられてからの方が良いかと思います。
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