野伏ヶ岳 快晴微風の爽快スキー
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- GPS
- 06:57
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北東尾根との合流地点で雪庇が発達して来ると乗り越えに苦労しそう。 |
写真
感想
大学部活OBの中日本&西日本勢を集めて奥美濃の名山へスキー登山してきた。
最高のコンディションで終始爽快な山行だった。白山南部の奥美濃エリアには初めて来たが、山域の醸し出す派手ではないが奥深い雰囲気は実に素晴らしい。
2/4
金沢在住の後輩から装備トラブルで参加できないと連絡が入る。残念!
白山中居神社の登山口に1:30ごろ着いた。
2/5
5:50ヘッデンを付けて出発。駐車場からシール歩行可能だった。橋を3つ渡ってトレースに従い林道を登る。牧場跡の方には行かず、直接ダイレクト尾根の末端に向かった。牧場の方を行くよりこちらの方がアップダウンのロスはない。ダイレクト尾根に入るとそれまでの針葉樹林から広葉樹林の明るい雰囲気に変わる。藪は見えておらずとても歩きやすい。
尾根末端北にある湿地の端にはいくつかテントや雪洞が掘られていた。雪訓で来てるのかな。ダイレクト尾根を少し登ったところから先頭になりノートレースだった。森林限界は1500mほどか。とても雰囲気のいい尾根だ。尾根は最後までシールでいける斜度だった。2/4に降った新雪が滑り少し歩きにくい。北東尾根への合流地点は雪がリッジ状になっていて乗り越える必要がある。雪庇に発達してきたら面倒かも。山頂は広く別山がかっこよかった。
下りは北東尾根を滑った。適度な幅でとても滑りやすい。雪はというと、しっとり均質な感じでとても滑りやすかった。ただ、この季節でも晴れた日の午後は腐りそうな感じ。実際、牧場跡では雪が腐りかけてシールが団子になりかけていた。時間に余裕があるので休み休みおりた。あまりにも天気が良いので下山するのが勿体なく感じた。牧場跡から後ろを振り返ったときの野伏ヶ岳の山容は素晴らしかった。登るときにこっちを通ればモチベーションが上がりそうと感じた。最後は林道をひたすら滑って、橋まで到着。白山中居神社に参拝しようとしたが冬季は閉鎖されているようだ。雪が積もっていて近づけなかった。
野伏ヶ岳は登山道がなく積雪期限定の山らしい。私はそういう山が大好きだ。聞くところによると無雪期は笹薮らしいので、爽快な藪漕ぎができそう。夏も行ってみたい。
popoichiさんに誘われて参加したが、野伏ヶ岳は名古屋に来てからずっと行きたいと思っていた山。快晴で(朝は)雪質も良かったので文句の付け所がない山行であった。
最近まあまあ積雪があったので、ラッセルを期待していたが十数名規模のパーティ(ほとんどが歩きで一人だけ山スキー)が入ったあとだったので、ダイレクト尾根の取り付きあたりまではトレースがバッチリ。ダイレクト尾根を登る途中で追いついたので、その後は我々がラッセルした。足首が少し埋まるくらいでそんなに深くないが、土曜に降った雪のせいで表面だけずり落ちやすい感じの雪質。
下りは雪質が悪くなる前に滑り始めたので、まあまあ軽い雪であった。快適にノートレースの北東尾根を下る。途中でトラバースを開始して牧場跡へ。シールで(雪で埋まった)林道末端あたりまで歩いて、その後はひたすら林道を下る。この頃には雪が湿ってきて重くなったが、トレースが付いていたので板の滑りは悪くなく、割と楽に降りれた。
個人的には白山南方のここら辺の山域はとても思い入れがある。いつか、無雪期に藪漕ぎで願教寺山~野伏みたいな企画もやってみたくなった。
▼概要
無雪期は籔に覆われて登頂困難とされる。三百名山。
▼日記
山スキーの誘いがあり参加。
前日は夜まで仕事があり、新幹線で名古屋へ。皆と合流し、登山口には1:30頃に着いた。
5時に起床して5時半過ぎ出発。
みるみるうちに青空が広がり、期待感が増す。
前日に10cmの降雪があったが、トレースの跡は残っていた。無理なショートカットは控えて林道を目安に進む。
和田山牧場の南側斜面をトラバースしダイレクト尾根取り付き。
途中で2パーティを抜いて先頭へ。
新雪の斜面をブーツラッセルで進む。沈み込みは少なくスキーの機動力の高さを感じた。
抜群の天気で景色も最高。
雲海の上にぴょこぴょこと立派な山々が顔を出していた。
北東尾根との出会いは微小な雪庇を乗り越えて尾根へ乗る。クラストに積もった新雪のせいで少し滑りやすかった。
野伏ヶ岳山頂はあっという間に到着。
360度遮るもののない展望で、格好いい山がたくさん見えた。
長めのたるみを取ってから滑走。
雪質はまずまずらしいが、自分のスキーは相変わらず下手くそでよく分からなかった。
和田山牧場から振り返る野伏ヶ岳は重厚感がある。なめらかな雪原と、そこに写った大木の影が美しい。多少遠回りになっても往路で牧場を通ったほうが高揚感が得られてよかったかも。
最後の林道は緩やかすぎたが、ほぼ自動運転で駐車場へ。
足を引っ張ってしまったが、奥美濃の雄大な景観に出会うことができて大満足の1日だった。
理想的な休日だった。
▼メモ
スポーツドリンク2L(ちょうど飲み切る)
菓子パン10個
PowerBar3個
ソフトシェルは汗抜けが良い
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