記録ID: 5163860
全員に公開
山滑走
北陸
三ヶ辻山 大勘場から 岩長谷滑走
2023年02月10日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:27
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:28
距離 14.6km
登り 1,331m
下り 1,329m
6:40
81分
スタート地点(大勘場除雪最終地点)
8:01
72分
岩長橋
9:13
81分
P1176
10:34
76分
P1548
13:23
45分
岩長橋
14:08
ゴール地点
天候 | くもり→雪(ガス)→曇→曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
手前の道路は狭く、気温が高くなると雪崩によりデブリの可能性あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・栃折峠を越え、利賀村に入るとどっさりと雪の壁。それでも例年より少ないか。 気温も急降下。道路にはうっすらと新雪が積もる。 ・大勘場の集落を過ぎると道路は狭くなるが除雪はしっかりされているものの、 雪のブロックが落ちてくる雰囲気があるので注意。 ・大勘場〜岩長橋 除雪最終地点(通行止めの電光掲示板あり)からスタート。 利賀ダムとの分岐手前の沢は水流に寄り深い溝になっているので通過注意。 流れに近いところは雪が融けて空間。上からは見えないので慎重に降りること。 水はそれほど深くないが雪は1.5mの壁。 利賀ダムとの分岐を左手に橋を渡り林道歩き。 ほぼフラットでたまに雪崩跡を通過する。 デブリは大したことは無いが暑いときは注意。 ・岩長橋〜P1548 橋を渡ってすぐの斜面の左の尾根を目指す。 尾根はブナ林となり直登よりも登りやすい。 中間点のP1078は広場になっている。 さらに登ると雪が増え勾配が増す。 雪の段差が出てきて、下が固い雪のところは足場が不安定。 一番、負荷がかかったところ。 標高1400mを過ぎると次第に尾根はブナの疎林となり歩きやすくなる。 P1548は雪の台地。この辺りからガスが濃くなり視界不良。 風が出てきて温度も-5℃を切る。防寒と軽い食事を取り前進。 ・P1548〜三ヶ辻山 尾根の中央右手に小さな雪庇が出てくる。 標高1600m手前でクトーを付ける。 雪はクラスト気味になり、吹き溜まりとクラスト部が交互に出てくる。 雪庇の右手をクトーを利かせて登るが足もとしか見えない。 標高1600m越えで平坦になる。 山頂が近いが前が見えないのでGPSで方向を出して登る。 最後の尾根までの登りはクラスト斜面が連続する。やがて雪庇が出てきて小さな段差を乗り越えて尾根にでる。 尾根に出ると風が無く一安心。南にしばらく歩くと山頂。 ・岩長谷(滑走コース)〜岩長橋 天候回復により谷の景色がうっすら見えるようになる。 クラスト斜面を下ってコルの手前、標高1600mから岩長谷にドロップ。 序盤は視界が利かなかったが徐々に回復。谷間は新雪に覆われていた。 標高1000mまで新雪滑走。 ガリッと雪に隠れた氷の玉とスキーがたまにぶつかる。壁から落下して雪に隠れている。 雪崩によるデブリは下まで無かった。 最終堰堤を過ぎ、標高1000m位で作業道目指して短い雪面をトラバース。 そのまま谷に下らないことがポイント。 後は橋が見えるまで作業道を滑る。 橋の手前のショートカットでも壁にぶつかるので橋の南側の斜面まで進んで一滑り。 ・岩長橋〜大勘場 ほぼ自動運転。橋を渡って少し緩い上りをこなすと沢に着く。 帰りは、スキーを対岸へ投げた後、跨いで通過。 |
写真
標高1200mを超えると次の坂が待つ。
標高1400m位まで深い雪が段差となり急坂アルバイト。
下に固い雪のところもあるので慎重に交替しながらラッセル。
そこを抜けると平原になってくる。
標高1400m位まで深い雪が段差となり急坂アルバイト。
下に固い雪のところもあるので慎重に交替しながらラッセル。
そこを抜けると平原になってくる。
撮影機器:
感想
パウダーの賞味期限がそろそろ気になり出し、行先を考える時期になってきた。
今回は会のメンバーで三ヶ辻山の岩長谷へ行くということで4名のチームでスキー登山となった。
曇り空の下、大勘場から長い林道歩きをこなして山に取り付く。
早速、深いラッセルが始まり皆で交替しながら標高を稼ぐ。
中盤のブナの雪のコブが続く尾根を越えると寒さが増す。
狭い尾根の上はガスで見えない。
ガスと小雪と風の尾根だがクトーを付けると安定した登高となった。
それでも足元しか見えず着実に進む必要があった。
さすがに最後はガスの中の見通しが悪いクラスト斜面、GPSルーファイで登り上げる。
尾根に出ると風が弱まり安堵感。
ちょっと登ると三ヶ辻山の頂上でした。
しばらく天候回復を待ったがシールを剥いで滑走開始。
尾根に登り上げたところまで来るとガスが晴れだした。
岩長谷も視界が出てきたので、クラスト尾根を下ったコル手前から谷に飛び込む。
一面、新雪斜面がとこまでも続いた。
ラッセル、厳しい気象条件を切り抜けたご褒美でした。
標高1000m辺りで作戦通り作業道に出て自動運転でゴールでした。
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