静寂に包まれた金華山・紅葉に大賑わいの東吾妻山（東北百名山二座）

2014年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

【金華山】
06：30金華山港
07：15金華山山頂
07：50金華山港

【東吾妻山】
12：20浄土平駐車場
12：55姥ヶ原分岐
13：35東吾妻山山頂14：00
14：30姥ヶ原分岐
15：05浄土平駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【金華山】
石巻市から国道398号線で女川町方面を目指し
JR石巻線「渡波」駅前の信号で右折
県道2号線で道なりに約33kmで鮎川港に着きます

鮎川港から金華山港には日曜日しか定期船がなく（一日一往復）
海上タクシーを予約（往復15,000円）
タクシーを再び呼ぶと料金が倍になると言われ
時間を交渉し、港で待ってもらいました
その為、大忙しの登山になりました

【東吾妻山】
東北自動車道「福島西IC」降車、
国道115号線を西に向かい、右折して県道5号線に入ります
約3.5kmで左折、県道70号線を道なりに23kmで
広い駐車場のある浄土平（駐車料金300円）
週末で天気も良く、紅葉も見頃になり
駐車場は大変混み合っていました

コース状況／危険箇所等

【金華山】
黄金山神社の境内に入り、社の右手の小さな鳥居をくぐって歩き始めます
緩やかな登りで、標識もありますが、間違えて左の尾根を詰めてしまい
小さな社の建つ峰に出てしまいました
方向から考えて、尾根を右に行く道を辿ると正しい道と合流
程なく山頂に着きました

下山時は間違えることなく真っ直ぐに登山口に到着
危険箇所はありませんが、あちこちに地震の爪跡のような
崩壊箇所、倒木を見ました

【東吾妻山】
大勢の登山者が下山してくる時間帯に登り始めた為
道の譲り合いで時間がかかりました

下山時には人影もまばらになり、スムーズに歩けました
木道が良く整備され、特に危険箇所はありません

写真

9/27 5:37

東北百名山の旅の最終日。今日も晴れそうな雲行きでまずまず。

9/27 5:38

これより登山！なのに船出？

9/27 6:10

海上タクシーで金華山港へ向かいます。約30分かかりました。

9/27 6:29

鳥居が近付き、まもなく金華山港に

9/27 6:29

巨大な鳥居！

9/27 6:30

船着き場が新しいです。後で知りましたが、金華山も地震の被害が大きかったようです。

9/27 6:33

芝生が優しい雰囲気の表参道

9/27 6:37

鹿さんたち、逃げる様子もなく、興味深々といった顔つきでこちらを眺めています。シャッターを切っても逃げませんでした。

9/27 6:38

後でお参りするとして、とりあえず金華山山頂へ

9/27 6:39

六角堂

9/27 6:42

登山口

9/27 6:50

本当は水神社へ向かうべきを、違う神社に向かってしまったようです

9/27 7:03

振り返ると海

9/27 7:05

何やら祠の屋根が見えて来ました

9/27 7:05

着きましたが、ここはどこ？

9/27 7:06

山頂は尾根伝いに行けば良さそう

9/27 7:10

この標識に出会えてひと安心、山頂はすぐそこでした♪

9/27 7:13

結構岩だらけの道を登ります

9/27 7:16

金華山山頂!(^^)!

9/27 7:16

まだ新しそうなお社

9/27 7:17

牡鹿半島のどの辺りが見えているのでしょうか？

9/27 7:18

海をきらめかせる朝日

9/27 7:21

足に嬉しい芝生の道

9/27 7:21

分岐
ここで尾根を離れて下ります

9/27 7:22

足元に落ちている案内板

9/27 7:24

二体の仏像が登山道を守ってくれています

9/27 7:26

またもや鹿さん
ポーズを取っています。人が珍しいのかな？

9/27 7:40

登山口まで帰還

9/27 7:47

振り返った大鳥居
時間に制限があった為、駆け足になってしまいました。

9/27 8:10

鮎川港
港の復興に向けて、工事の音が響いていました。皆さま自身が大変なのに、親切にしていただき有難うございました。一日も早い復興を心からお祈りします。

9/27 12:14

浄土平から望む一切経山方面。山腹から噴煙が上がっています。

9/27 12:14

駐車場越しに吾妻小富士

9/27 12:18

これから向かう東吾妻山

9/27 12:23

大きな案内板に詳細な地図が描かれています

9/27 12:36

黄葉と一切経山

9/27 12:48

高山でしょうか？形の良い山ですね

9/27 12:48

たおやかな稜線♪

9/27 12:53

のんびり、ゆったり

9/27 12:56

姥ヶ原分岐は休憩する登山者で大賑わい

9/27 13:28

針葉樹と広葉樹の入り混じる樹林帯の緩やかな登り

9/27 13:37

山頂より沼と一切経山

9/27 13:38

左に磐梯山と五色沼

9/27 14:25

鮮やかな紅葉!(^^)!

9/27 14:33

姥ヶ原分岐
人は殆ど居なくなっていました

9/27 14:34

リンドウは終わりかけ

9/27 14:35

さようなら東吾妻山

9/27 14:41

吾妻小富士
火口の周りをまだ大勢の人が歩いています

9/27 15:00

一切経山分岐

9/27 15:02

良いお天気に恵まれ、大展望を楽しめました。計画通りに目指した山頂にも立ち、これから帰宅します。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

CL東北百名山最後の山巡りの最終日になりました。
鮎川港で予約していた海上タクシーに乗り込み、登山開始。
船での登山開始は初めてなので、わくわくしてきます。
30分程、朝の空気の心地よい船旅を楽しみました。

タクシーが待っていてくれる時間は一時間半、
その間に金華山山頂を往復しなくてはなりません。
初めての山で、しかも登山道がわかりにくいようなので
不安になりますが、まあ何とかなるだろうと歩き出しました。

途中の標識で、見事に方向を間違え、左の尾根を登ってしまい
名前の分からない小さな社の前に出てしまいました。
右に続く踏み跡（結構しっかりしていました）を辿ると
ほどなく黄金山神社から登って来る登山道に合流出来て
無事山頂に到着、記念撮影をして下山にかかります。

急いで下る登山者を、鹿さんたちが何事かといった目つきで
のんびり眺めていました。
現在この島に住んでいる人はなく、神社の関係の方々も通いなのだとか。
道理で我が物顔に歩いている訳です。
頭数が増えれば、当然過密状態になり、
海を泳いで渡って、牡鹿半島にも鹿が増えているそう。
ここにも、増える一方の鹿の困った問題があるのですね。

汗だくで下って、予定の時刻より少し前に港に着き、
慌ただしかった金華山登山を無事終えました。
CL最後の東北百名山はなんと「東吾妻山」なのです。
一切経山（日本三百名山）のついでという機会もあったでしょうに
登っていなかったのですね…良くあるパターンですが。

晴れた空の下、快調に東北自動車道を南下し、
浄土平の広い駐車場に着くと、ぎっしりと車で埋まっていました。
そろそろ下山する時間帯に差し掛かっていて、
擦れ違いに時間がかかりそうだと思った通りの大混雑。
危険箇所もなく、木道も整備されているので、のんびり登ります。

東吾妻山山頂からの景色は素晴らしく、この山も大展望の山。
殊に今日は天気も良く、西吾妻山方面の山座同定に
時の経つのも忘れて、長く連なる尾根に見入ります。
CL最後の山頂が快晴で、見晴らしが良く、本当に良かったですね。
おめでとうございます。