大喰岳(飛騨沢)
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- GPS
- 08:18
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,176m
- 下り
- 2,182m
コースタイム
03:50 槍平小屋
06:15 飛騨乗越
06:30 大喰岳
06:40 飛騨乗越
07:10 槍平小屋
08:40 新穂高温泉バス停
コーラ500ml, 黒糖わらび2
天候 | 快晴、風は強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の風呂は"ひらゆの森", 食事はMustache. 8時から営業中。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
晴れます。槍ましょう。寒いから昨日の雪は死なないだろう。今日も滑りは楽しめる。たぶん晴れるが、晴れると寒い。風も強そうだ。今日は飛騨乗越で日の出が見たいので昨日より30分早く出た。ルーファイが無いことによる時間短縮と、疲労による速度低下が相殺したら多分こんな感じ。モサモサ雪が降っているが気にしない。これでパウダーリセット。白出沢を過ぎて先行の山スキーヤーを追い越したら先頭。最初のデブリ帯は長いので板担いで歩く。後半のデブリは新雪が載ったおかげで昨日よりマイルドになっていた。シールで問題ない。太板Pon2oonはモナカにもデブリにも強い。板が太いとデブリに乗りやすい。槍平小屋には昨日の20分遅れの3時間20分で着いた。少しのんびりし過ぎた。ここから上げ目に行く。2,500mで北からビュンビュン向かい風になって辛い。着るもの全部着ていざ。2,800mでクトーを付ける。飛騨乗越は風ヤバで雪煙がえらいことになっていた。あそこは寒そうなので乗越のちょい下の風が穏やかなところに板をデポして爪を履いた。これならクトーが無くても一緒だったかもしれない。
飛騨乗越に着くとちょうど御来光。常念岳のてっぺんから日が昇る。槍ヶ岳は朝陽で真っ赤に染まっていた。何度見ても美しい。槍は昨日登ったので今日は大喰岳にしよう。頂上直下はところどころ気合いを入れないとアイゼンが弾かれるほど固い氷だった。槍沢側に落ちると大変なので慎重に。大喰岳に着いたが風が強過ぎて雪煙で何も見えん。そして寒い。見るモン見たから早く帰ろう。板デポまで走って下りて板を履いたらお楽しみタイム。あれ、昨日より良くない。雪は風で叩かれたせいでやや重く、昨日ほどのエクスタシーは無かった。でも良かった。槍平小屋を過ぎたらデブリと格闘して白出沢からは自動運転。今日は数名のスキーヤーにならされたばかりのトレースだったので快適で速かった。速過ぎて顔が冷たくて涙が出てきた。下山は9時前。パパッと片付けをして平湯Mustacheでお茶しながら記録を書いた。ひらゆの森が開いたらサウナで完全燃焼しよう。良い週末だった。
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