パーフェクトブルーな槍ヶ岳 槍沢〜飛騨沢 中岳まで
- GPS
- 14:23
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 2,081m
- 下り
- 2,489m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 8:45
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:17
天候 | 1日中パーフェクトブルーな空 2日目はガス満点 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新島々から濃飛バスにて上高地 帰り 新穂高ロープウェイ11:55分発12:30平湯温泉着、平湯温泉にて高速バス14:35に乗り継ぎ帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね危険な場所なし 水場は今後の積雪で変わります 滝谷はピンクテープを見ながら進めば飛び石あり |
その他周辺情報 | 平湯温泉 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
めちゃくちゃ快晴って予報を信じて上高地から槍沢登って槍ヶ岳へ
仕事を終えて高速バスで松本に入り、いつもの公園で野宿し、直行便は満席なため新島々まで電車に乗って8時過ぎに上高地入となりました。
満席のわりに河童橋付近にはひともまばらで、まぁまぁ寒く、とりあえずライブカメラに映り込んで久しぶりの左岸より槍ヶ岳へ出発。
登山者もほとんどいなく、快適に横尾まですすみいつもの避難小屋に心が揺れるけど、先客いそうなので蝶ヶ岳には行かずに槍ヶ岳へ。
槍沢小屋に向かっているとなにやら足跡が2つ、濡れた靴跡が岩についていて乾いてないところを見ると近くにいるなと思っていたら、男性2人のパーティーに遭遇しました。
互いに槍ヶ岳の冬季小屋泊とのことで、よろしくお願いします?って挨拶して先に失礼しました。
空はずーっと蒼く、初夏を思わせるほどの暑さでババ平以降は日差しがきつくなってきました。途中の水場では手持ちのボトルに補充し、最終水場で水筒へ満タンいれ、足元もトレランシューズから登山靴に変換しました。
このあたりから雪が出始め、また山で日が陰っているので段々と寒くなってきました。予定では14時過ぎに着けるかと思っていたけど、2600くらいから足取りが重くなり、ジグザグで疲れてようやく15時に槍ヶ岳山荘のテラスに到着しました。
相変わらず晴天なので冬季小屋に入る前に南岳方面に向かい、縦走路を確認したあとはやっぱり槍ヶ岳が好きなわけで何枚も撮ってしまいました。
冬季小屋では先客はおらず、今のうちに室内を散策し、板の間は火気厳禁とのことなので土間にテントを張って荷物を整理しました。小屋につくと時間があっという間に過ぎるのは自分あるあるで、すでに16時を回っており慌てて槍ヶ岳に向かいました。多少雪はあるものの、滑り止めは必要なく、景色を眺めながら余裕で山頂に到着し3週間ぶりの山頂からの景色を堪能しました。
後続の2人はガヤガヤ登ってくるようだったので、足元に気をつけながら山頂を降りて冬季小屋に戻り、夕飯の支度と水造りを開始しました。
ほどなくして興奮冷めやらぬ2人が小屋に到着し、一気に賑やかになったけど、いつもボッチ避難小屋泊なのでこれも悪くないか(笑)
ご飯を食べて湯たんぽして寝たら爆睡していて23時、冷たくなっていたので寒くて目覚めたような。ふたたび湯たんぽして横になったらあろう事か出発時間に目が覚めるという寝坊をやっちまいました。
当の2人はすでに起きて、朝の準備をしているようでガヤガヤ…。いつもより手際よくテントを畳み、朝ご飯をたべて、荷物を整理して6時過ぎに冬季小屋を出発しました。夜半からかるく降ったのか、すこし雪がテラスに積り、小屋陰でチェンスパ付けたりし、朝日を待って南岳へ向かいます。
飛騨乗越ではなんとか朝日を浴びたものの、向かう大喰岳はガスの中、とりあえず1人のトレースがあるのでそれを確認しながら進むことに。
風はまぁまぁ強く、厳冬期の比ではないけど寒さに慣れていない体には堪える感じで、なんとか大喰岳に到着。もちろん何も見えずこの先の工程を考え、天気も悪いので中岳まで行って引き返して飛騨沢で下山することに決めました。
中岳に向かっていると登山道を疾走する白い塊が。前も蝶ヶ岳で遭遇した、雪うさぎで今回はあっという間に見えなくなってしまいました。
晴れていれば快適な縦走路ですが、風が強くてバランス崩れるほどでした。やっぱり何もみえない中岳に到着し、山頂でケータイをいじっていたら手が滑り、ケータイが斜面を止まらずに滑落してしまいました。目を離さず行方を見ていると、奇跡的にハイマツに飛び込んだようなので、こちらも滑落しないように斜面を下り、キラリと光るケータイを発見できました。
このまま落としてなくなっていたら色々と大変だったたので一安心。気を引き締めていま来た道を戻って飛騨沢を下山しました。
途中おじさんが1人ガスの立ち込める槍ヶ岳へ向かうというので、天気予報を伝えて気をつけるように別れ、関門の滝谷の渡渉も問題なく通過して林道に着きました。
あとは路線バスに間に合うように近道を通り、無事に下山完了です。なんだか人が少ないと思ったらロープウェイ休業してたんだ。紅葉真っ盛りの平湯温泉まで車窓を眺めて、めでたしめでたし。
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