赤岳チョックストーンで奮起
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- GPS
- 10:15
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,516m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 9:02
天候 | ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八ヶ岳山荘横のポストに計画書を投入 |
その他周辺情報 | ハイウェイ温泉 諏訪湖温泉(上り) 入浴料金600円 |
写真
感想
一週間てんくらを見ながら喜怒哀楽し、チャンス到来!
今月50歳になり記念の山にぴったりの厳冬期?の赤岳
諏訪湖SAで仮眠をとり7時に美濃戸口を出発、天気は予定通り晴
「わくわくしますね〜」と独り言をいいながら赤岳鉱泉手前まで
岩と雪の造形物、大同心がカッコよく迎えてくれました。
しばらく歩くとまた感動、赤岳鉱泉名物アイスキャンディーです♪
青空の下、薄いブルーの氷壁に女性が格闘していました。
クライマーのアックスとアイゼンの音が聞こえます。
「カキーン!カキーン!」
と自分の思い描いた音とは違いますが憧れます。
いつかチャレンジしてみたいけど今回は赤岳です。
たしかアイクラは赤岳鉱泉に宿泊した人が体験できるとか
そんな氷壁の手前に今回の御宿を設営します。
太陽の光が差し込む中、設営完了、軽く昼食をとり出発です
中山峠までのこんもりとした雪道は地味にきつく、峠手前で
韓国からの団体さんが雪中訓練に励んでいたのが印象的
「 ここもインバウンドやね 」
行者小屋は赤鉱に比べ人少な目、でも静かーでした。もしかして
静かさを求めるなら行者小屋なのかもしれません!!
さあここから徐々に登りになり、阿弥陀岳分岐から100mほどで
アイゼンワーク「フラットフィッテング」の技術が試されます。
必要とあれば「ダックウォーク」です。(you tubeで予習)
グダグダ言ってますが、一度滑って転べば止まるのが難しい斜面なのです
阿弥陀岳分岐から400mほど登った箇所には左手にチョックストーンが
見えます。丁度その頃雲行きも怪しくなり、しかも私以外登ってくる人が
いません、徐々に不安が積もります。そんな時にチョックストーンから
クライマーさんの声が聞こえました。たぶん先頭でビレイしている人だと思います「 ロープ1本#$%#”! 」と下の二人を励ましている声。
「 あの人達、スゲー!!! 」
「 何だか勇気もらったかも! 」(ちょい泣き)
その勢いで文三郎尾根分岐、キレット分岐、竜頭峰分岐、そして赤岳と
奮起して登ることが出来ました。(写真を撮る余裕はなかった。。。)
赤岳山頂は残念ながらガスガスでしたが、ベテランパーティーさん達とお話しながら、ほんの一時(^0^)を楽しめました。
さて・・・そこからの話、下りがかなり心配、ゆうて私独りです。
youtubeで見た「バックステップ」を試してみましたが
素人には非常に危ない!ゆっくり爺歩きで下山です。
チョックストーンまで下山した時、まだ先ほどのクライマーさん達が声を上げて登っていました。
「 あの人達、何処まで登って何時に帰るのか? 」(もう15時)
でも・・・!
なんだか独りじゃない気分で、気持ちが楽になりました。
「 赤岳、また行ける! 」
−15℃の中でテン泊しながらこんな風に思える私
一歩足を踏み入れれば意外と大丈夫なんですよ
「 冒険とは可能性への信仰 」by サハラに死す
さて、次は何処にしましょうか・・・?
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