大山の戦争遺跡 (渥美)
- GPS
- 01:36
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 294m
- 下り
- 292m
コースタイム
- 山行
- 1:13
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 1:33
天候 | 快晴 風が寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
平日のグループと。
大所帯のなので初めて会う人ばかり。参加できる曜日によるのだろうか。
しかし、主婦とリタイア男性がメイン、女性がやや多いのはどこでも同じ。
まずは伊良湖菜の花ガーデン集合。菜の花まつり。
ここは豊橋鉄道経営のフラワーセンターの時代から行っていたが温室、公園、電気機関車(どこへ行ったんだろう)、レストハウスなどは既になく、一面の菜の花畑が広がる。
職員に聞いてみると一番必要なのが水で、怖いのは台風だそうだ。
純粋観光施設になるのかどうか?ご時世かインスタ映えポイントが多い。
続いて岬で昼食。ここも観光地値段。月曜なのにかなりの人出。実は食堂の裏手の古山全体が本土防衛戦争遺跡のなのだが知る人はいない。
続いて、日出の石門。干潮なので裏からも十分くぐれる。クライミングしたいと言うメンバーもいたがかなり危険だ。
有名な「ヤシの実歌碑」のある展望台へ。句碑より先には行けないが、そもそもこの平場は田原藩が黒船を追い払うために造成した砲台跡だ。
当然、本土決戦時は攻撃陣地にもなる。建屋もあり、米鑑(潜水艦)の伊勢湾侵入を封鎖する機雷基地でもあった。本土防衛「怒」部隊の最大任務は熱田神宮の宝剣を護持することだった。立入禁止で崖下の外浜観測所には行けず残念だ。
メインは大山。渥美半島最高峰。当然ここも無線施設の有った戦争遺跡だ。その重要性は現在も地元自然愛好家らが断念させた自衛隊ヘリポートがあることでわかる。
白山比弯声劼ら続くすべての登山道は幅が広く元車道である。戦後GHQが通信基地に利用した山頂までジープで登れるよう開削したものらしい。以前は流水によるえぐれも少なくて登りやすかったのだ。
路傍にぽつんとござっせるのは「行者様」と石仏。もともと神社からの巡礼路があったのだろう。
山頂付近には旧陸軍大山坑道陣地があるはずだがまだ未確認だ。
鬼堕坑道陣地とともに地元の方に聞いても所在不明だ。おそらく戦中も軍事機密だったのだろう。
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