梅満開の幕山〜切ない自鑑水〜誰もいない南郷山〜五郎神社までの春山の旅

2023年03月06日(月) [日帰り]

• GPS: 05:02
• 距離: 7.7km
• 登り: 552m
• 下り: 679m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:55
• 休憩: 1:07
• 合計: 5:02

距離 7.7km 登り 552m 下り 679m

10:01 幕山登山口
10:15 10:19 湯河原幕岩 桃源郷エリア
11:26 12:18 幕山
12:33 12:34 自鑑水分岐
12:41 12:42 自鑑水
13:10 13:18 南郷山
15:02 15:03 鍛冶屋バス停
15:03 ゴール地点

梅の時期は、景色が大変素晴らしく見惚れてしまうし、また登山口から梅林の最高地点（そこで梅は終わる）までの道は、梅鑑賞の人でそこそこ混んでいるので、意外と時間がかかります

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

JR湯河原駅そばの臨時駐車場（駅正面にある下り階段を降りるとすぐある）に車を停め、箱根登山バスに乗って幕山公園まで（約15分）。
の予定でしたが、朝の東名高速で渋滞に遭い、湯河原駅9時発のバスに間に合わず、がっかりしていたところ、梅祭り開催中のためバスが増発していて「9時半発の臨時便、もうすぐ出ますよ〜」という声で、運よく乗れました。
下山後は五郎神社に寄って参拝し、その鳥居のすぐ前のバス停からバスに乗り、湯河原駅に戻りました

コース状況／危険箇所等

危険箇所は皆無。ただ朝方降った雨でぬかるんで滑りやすいところが数箇所あり。
道標は申し分なく、分かりやすく設置されていたので道迷いの心配は全くありません

その他周辺情報

登山開始が９時過ぎであれば、湯河原梅林で開催中の「梅の宴」会場にいくつか出店があるので、おにぎりなどの食料は登山道に入る前にそこで調達できます。
下山後は、湯河原駅から１０分ほど車で走って「ゆとろ嵯峨沢の湯」に寄りました。脱衣所と洗面台、内湯の洗い場は大変狭いですが、露天風呂は広くて気持ち良かったです

写真

3/6 9:28

湯河原駅。このすぐ真ん前に大きなバスのロータリーがある

3/6 9:43

バスに揺られて15分もすれば、湯河原梅林。バス停で下車して幕山登山口（湯河原梅林）にどんどん近づいていく。胸おどる♪

3/6 9:44

いつ来ても、何度来ても、惚れ惚れするような山の麓に広がる梅林

3/6 9:45

満開っ！

3/6 9:45

素晴らしい、の一言

3/6 9:46

河津桜も負けていない

3/6 9:47

ここは「梅の宴」という梅祭りの期間中、お弁当を食べたり、出店で売っているフードを食べたりできる広場

3/6 9:58

枝垂れ梅、今年も健在

3/6 9:58

朝降った雨も上がりました

3/6 9:59

そして菜の花も・・・

3/6 9:59

ここが梅林の遊歩道の入り口。幕山山頂への登山道の入り口でもある

3/6 10:00

登山口とあるけれど、この時期はハイカーでない人の方が断然多い

3/6 10:03

まだ咲いていない梅の木もあります

3/6 10:05

梅林の遊歩道と幕山山頂までの登山道は、この辺りではまだ一緒です

3/6 10:06

何枚写真を写してもまだ足りぬ・・・

3/6 10:07

斜面に咲いている梅が、本当に絵になる・・・

3/6 10:08

紅白の梅に、真っ赤な椿

3/6 10:10

夢の国ですね

3/6 10:10

背景に山。パーフェクト

3/6 10:14

梅林の遊歩道は結構長くて、たっぷり楽しめます

3/6 10:17

桃源郷・・・

3/6 10:18

素晴らしい・・・

3/6 10:18

ここ上り坂だけど、誰も辛そうじゃない（笑）

3/6 10:20

さて、ここが梅林の最高地点。この先は梅はもう咲いていなくて、山頂まで登山道が続きます

3/6 10:21

振り返るとこの景色。梅はいいですね・・・

3/6 10:24

登山道になると、人が一気にいなくなる。それでも今日は多い方

3/6 10:27

おっと・・・天然の落とし穴。雪が積もっていたら、危なかったね

3/6 10:38

五郎神社へ行く道を左に見送って、幕山山頂へ進む。お天気になたてきた！

3/6 10:40

3/6 10:43

青空だ！

3/6 10:49

あれ・・・は、もしかして、真鶴半島

3/6 11:17

あ、やっと人がいました〜

3/6 11:17

絵になります

3/6 11:22

あっ。。。ブナ様ワールドに遭遇💟

3/6 11:26

ここを左に行けば、もう幕山山頂。右へ行く道は、山頂後に梯子する南郷山への道。あとでここに戻ってくる

3/6 11:29

登頂！

3/6 11:32

幕山山頂からの真鶴半島

3/6 11:33

山頂、結構な賑わいでしょう？　この後にまだ人がどんどん上がってくる

3/6 11:40

ちょっと早いけど、お弁当タイムにしまーす。さっきいた「梅の宴」で調達したおにぎり。まだほんのりあったかい

3/6 12:14

幕山山頂に別れを告げて、いざお隣の南郷山へ！

3/6 12:21

これは・・・いい道。ほんのりと春色

3/6 12:27

わぁ。。。この道、素晴らしいです。南郷山経由にして正解でした！

3/6 12:36

ここで一旦林道に出るけれど、横断するだけ

3/6 12:38

笹が背の高さまで茂っている中を行く

3/6 12:42

すると・・・自鑑水に来た・・・とても神秘的な場所

3/6 12:42

源頼朝の思い出の場所だ。切なく、そして勇ましいね

3/6 12:47

しばし佇んでしまったけれど、さてまた歩きましょう。南郷山へは・・・青い矢印が案内してくれました

3/6 12:52

ピンクリボン、たくさんあり。ここから密林！

3/6 13:01

密林を抜けてここに出た。私は右方向の南郷山だけど、左の「小道地蔵堂寺屋敷跡」・・・てなんだろう？？？

3/6 13:02

源頼朝と彼の家来の武者たちがここを通ったに違いない。彼らの足音が聞こえてきそう

3/6 13:12

登頂！　おニューのミステリーランチのウィングマン マルチバッグを写してみた。これ、かなりいいです！飲み物も、地図も、お財布もすぐに取り出せ、尚且つ歩いていて全く邪魔にならないの。もう手放せない〜

3/6 13:13

南郷山はこんな山頂でした。誰もいません

3/6 13:15

真鶴半島に、さらに接近！

3/6 13:27

山頂を後にして、ここからは下山。この道も歩いていて気持ちよかった

3/6 13:31

ただし、一部荒れています。。。決して危険でも、歩きにくいわけでもありません。ちょっとお荒れになっているだけ・・・

3/6 13:36

林道に出ました！

3/6 13:39

林道に出たら右へカーブしてこの道へ

3/6 13:41

アスファルトの道を少し歩いたら、また登山道へ。五郎神社バス停を経由して湯河原駅まで歩く予定・・・だが、もしも五郎神社バス停でバスがタイミングよく来たら、それに乗ろう。車道歩きは好きではないから

3/6 14:01

おぉ。。。またまた落武者の道。追っ手から身を隠すにはちょうど良い狭さですね

3/6 14:17

ガイドブックの通り、ゴルフ場の脇道に出ました

3/6 14:33

しばらく歩くと何故かこんなベンチの休憩スポットが・・・

3/6 14:32

よーく見ると、ここも山らしい。。。「吉石山」という山頂表が木に掲げてある

3/6 14:52

民家の庭先に見事な河津桜あり。いいですねぇ。。。通行人を癒してくれる

3/6 15:06

五郎神社到着。バスは後20分後に来るので、参拝して乗車できるちょうどいいタイミングです

3/6 15:10

来た！今日はバスのタイミングについています ^ ^

3/6 15:04

今日はめちゃくちゃゴキゲンな春の山行でした。梅あり、歴史あり、そしてなんといっても春の匂いの土と風。人生は楽しい。今日も安全無事に上り下りできました。ありがとう

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

装備

個人装備

アウター ソフトシェル ベスト Tシャツ インナー トレッキングタイツ アルパインライトパンツ スポルティバブーツ ソックス ソックス替え 膝サポーター（左右） かっさ ライトタオル x 2 エアクッション スリング フィンガーグローブ ネックゲーター キャップ 自分の眼鏡 スパッツ ダブルストック ポールのチップ入れ 熊鈴 x 2 BOSE モバイルスピーカー サーモボトル x 3 炭水化物 行動食 ファーストエイドキット ヘッドライト x 2 予備用乾電池 レインジャケット レインパンツ Mystery Ranch 40リッターパック Mystery Ranch Wingman お財布 Fitbit iPhone 充電器とケーブル 地図 ティッシュ 濡れティッシュ ゴミ入れプラスチックバッグ マスク

感想

こりす

以前来た時は、幕山公園駐車場起点で反時計回り周回で歩きましたが、この日は、幕山登頂後、隣の南郷山までハシゴしてみました。
幕山の頂上は平日にもかかわらず、梅のシーズンだからか人がかなりいて、とても賑やかな山頂広場でした。
ここの山頂は広いですが、ベンチがなく、みなさん座るのに苦心されていました。朝の雨が少し残っていて地面が湿っていましたから。

さて、山頂から自鑑水（自害水）へ向かう道に入ると、一気に人がいなくなり、熊鈴を出して鳴らして歩きました。
自鑑水までの道は展望はほとんどないのですが、静かな山歩きを愛する人には魅力的な道。私にはとても良かったです。ブナやヒメシャラをはじめ、木々たちが着々と春の準備を始めていて、葉っぱはまだないのに、うっすらと緑がかった林の景色でした。
山はもう春で、土も風も春の匂いです。

南郷山への途中にある自鑑水（自害水）は、源頼朝のエピソードがある場所で、ミステリアスな雰囲気で、なんだかしばし佇んでしまいました。その周辺も、道の両脇に背高く茂った笹がびっしり群生していて、戦で敗れた武者たちが今にもゾロゾロと歩いてきそう。。。歴史のロマンを感じました。
そして南郷山にはすぐ着きます。きつい登り返しもありません。とても静かな山頂で、誰もいなかった・・・。
そして山頂からすぐのところから、真鶴半島がドーンと見えます。幕山からも見えたのですが、こちらからの方がより接近して見られました。

南郷山頂上から先は、汗をかかされるような道はなく、あっさりとゴルフ場脇の道に出ます。そこを通過してアスファルトの道になるともう五郎神社が近いのですが、このアスファルトの道が意外と曲者で、小石が綺麗に埋め込まれた道なのですが、その埋め込まれた小石が、人に何度も踏まれて歩かれて、ツルッツルに磨かれてしまっていて、結構滑ります。ご注意を