女神が微笑む〜紅葉に染まる秋日和の雨飾山

2014年10月09日(木) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 7.6km
• 登り: 985m
• 下り: 1,001m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:00

5:45 スタート地点
11:45 ゴール地点

小谷温泉登山道入り口5:45-7:00荒菅沢-8:05笹平-8:35山頂
山頂休憩45分
山頂9:20-10:35荒菅沢10:45-11:45登山道入り口
登り　歩行時間　2時間50分
下り　歩行時間　2時間15分
総歩行時間　5時間05分

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1:30圏央道入間IC-3:40上信越道長野IC-白馬村R148-5:00小谷温泉登山道入り口駐車場
登山道入り口駐車場12:05-12:10山田旅館
山田旅館12:55-15:05上信越道長野ICー18:00圏央道入間IC

コース状況／危険箇所等

登り口に、登山届ポストと携帯トイレの回収ボックスあり
荒菅沢を渡る箇所水量多し、コース上に木製の梯子3か所あり、他に危険箇所なし

その他周辺情報

小谷温泉登山道入り口駐車場　下の駐車場も含めて100台程駐車可能
登山道入り口駐車場から車で５分程の山田旅館（小谷温泉）立ち寄り湯\500（可能な時間の設定あり）
R148白馬方面から小谷温泉入口右折前、約２kmに最後のコンビニあり

写真

駐車場とトイレ
その左が登山道入り口
明るくなってから、登山開始。
この日5時着で8割程の入り。帰りに見ると下の駐車場までの間に多数路駐。

雨飾山の登山道案内地図。その右側が登山道。

なかなか趣がある地図

しばらく木道が続く

急登

山頂まで400m置きに標識あり
4/11

朝日が眩しい

荒菅沢に下るところまで来た。山のきれいな色づき。

荒菅沢を渡る。布団菱。雲が少しかかる。

焼山と火打が見え始めた

ちょっとアップ

右手に登山道。あの上が笹平

高度を上げる

登り口の駐車場が見える

岩場。気持ちいい稜線が続く

木の梯子

アサヒビールさん、ありがとう。
でも、こんな所に書いてもらうと飲みたくなってしまう。
アワアワ

笹平に出る

山頂が見渡せる

気持ちいい

もうちょっと

左手に布団菱

クラっとしそう

あれが、かの…

山頂着。双耳峰になっている。
まず北峰。石仏は越後側を向いている。
後ろに焼山と火打山。

頂上からの”女神の横顔”
日本人にはないプロフィール

後ろに北アルプスの山々。冠雪あり。もう冬の訪れ

後ろに北部北アルプスオールスターズ
今年7月に、白馬に登った。五竜、鹿島槍は来年行こう。白馬三山から鑓温泉も行ってみたいなあ

日本海が見える

北峰から南峰を見る

南峰

南峰に三角点（二等）

後ろに、女神の横顔

いつか縦走したいなあ。いくら見ていても飽きない。45分間山頂にいた。そろそろ下山。

下山開始してすぐの右側を覗き込む。荒菅沢。深田久弥さんは、ここから登ったそうだ。

そして、女神の唇から、鼻と目を見て

鼻の頭から目にかけて
目は、黒っぽい木になってる

だいぶ下ってきた。
もう少しで荒菅沢

荒菅沢を渡って
日が昇って、朝より山がはっきりと見える。後ろの青に、紅葉がはえる

山頂がわずかに見える。山頂は、右岸からしか見えない。

これで見おさめ。

登山口のすぐ手前
携帯トイレの回収ボックス

冷えた缶ジュースあり
アワアワはなし

雨飾高原キャンプ場。
奥は、管理棟

トイレと水場（靴の汚れをとる水とホースとブラシあり）

下ってきたところ。
頂上から、下り歩行時間2時間15分

そして、車で5分程の山田旅館へ

大湯元。百名山の標識。

誰も入っていない。
中は、こんな感じ

いい湯だった。
玄関前に、湧水が引いてあった。
そこに置いてあった清酒”雨飾山”の空き瓶。気になる。
コーラで我慢

感想

さくら

珍しく平日の山行になった。秋日和の好天、紅葉のハイシーズン、人気の山とあってか、多くの登山者で賑わっていた。前後の週末が台風接近で悪天候であることも大いに関係しているかもしれない。中高年の方が多かった。登った感想として、なんかほっとする山だった。
赤や黄色に色づく周りの山々を眺めながら、余裕を持った山歩きができた。木道あり急登あり、沢渡りあり。荒菅沢から見上げる布団菱。そしてガレ場から、気持ちがいい稜線。笹平に出ると突然頂上が現れた。そして、女神の横顔。頂上からの大パノラマ。女神が微笑んでいるように見えた。幸せな気分だった。
こんな幸せ、いいんだろうか。
頂上から見渡す北アルプスに冠雪。冬の訪れ。
北峰にある石仏は越後側を向いている。今度登る時は、糸魚川方面から登ってみたい。
最後に。
先月27日に火打に登った。その日、山を下りて、とある温泉で噴火があったことを知った。今年の6月に御嶽山に登っていた。そして帰って、火打の隣の焼山が活火山であることを知った。二度驚いた。多くの行方不明の方々、多くの被災した方々とそのご家族に、お見舞い申し上げます。そして、同じ山の仲間として、残念ながら命を落とされた方に心より御冥福をお祈りします。
そして、登るのを一瞬ためらった。こんな時に、いいんだろうか。でも、登った。雨飾山に。これに関しては、いずれどこかで書いてみたい。