学能堂山
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp29102813a9fcdca.jpg)
- GPS
- 05:32
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 842m
- 下り
- 850m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・無料 ・トイレあり ・展望良し ・20台程度駐車可 |
写真
感想
▼概要
三峰山に隠れてしまい、不遇の山とされる(分県登山ガイド)。
▽良い点
・山頂は360度の大展望(この山域では最も眺望に優れていると思われる)
・人静か
▽残念な点
登山道は長めの林道
暗い植林帯
荒れ気味の急登
▽登山道の状態
杉平(往路):植林帯の急登が続く。荒れ気味。
ミツマタ(復路):植林帯の斜度は緩いが、下部は長い林道。下部のショートカットルートは不明瞭で使えない。
▼日記
週末に近づくにつれて、晴れるはずだった日曜日の予報が怪しくなってくる。
この時期は雲がかかると非常に寒いため、わざわざ遠方の山へ行くのはもったいない。
WindyでMeteog.設定にてチェックすると雲底は3km以上となりそう。風も弱く高曇りと判断。そこまで悪くないため、三重・奈良に行くとしよう。
前日は23時過ぎに仕事から帰り、疲れたまますぐに就寝。
当日は5時前に起きてささっと準備し、6時前に自宅出発。気温は5度。
ルートはおろか山さえも確定していない状態で五條方面へ。以前から候補に上がっていた、学能堂山を検討する。
桜の名所として有名な三多気(みたけ)の桜駐車場を使わせてもらう。気温は3度。この周辺はとても美しい山村風景が広がっており、母が感動していた。ロウバイが満開で見事だった。
シーズンは美しいであろう古木の桜並木を降りる。国道を渡り茶畑の小道を進むと荒れた林道に合流。しばらく林道を歩いて、薄暗い植林帯に入ると最後まで単調な急登が続いた。
ミソサザイ、エナガ、ウグイスがよく鳴いていた。彼らの美しい声がなければ、気持ちが滅入っていただろう。それほど面白味のない道だった。
稜線に出るとなだらかになり、程なく山頂へ到着。
山頂からは360度遮るもののない、絶景が待っていた。雪で白くなった三峰山や大峰山脈北部がよく見えた。高見山も急峻な山容が美しい。
これまで上空を覆っていた雲は次第に抜けていき、柔らかな陽光が降り注いだ。空気は冷たいものの、地面に座ればポカポカと暖かい。おまけに誰一人おらず、最高の気分だ。
帰路はミツマタ方面の道を選択。
上部は斜度が緩くて快適だったが、下部は林道のショートカットが使えず大変遠回りとなった。
最後の再び感じの良い村を歩いて駐車場へ。
クルマを10分ほど走らせて丸山公園でコーヒータイム。ここも人静かで誰もおらず、春の暖かさに包まれて感じが良かった。4月になると満開の桜に覆われるらしい。
まだ時間があるので、アプローチで見かけて気になっていたアニマルパークへ。子供づれのファミリーが多かったが、入園無料でヤギやヒツジの餌やりも無料と好待遇だった。
将来は自給自足が夢なので、ヤギとニワトリをじっくり観察した。
今回は登山道が残念だったが、山頂の雰囲気が素晴らしかった。
桜の季節にまた来て、今度は大洞山・尼ヶ岳に登りたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する