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Yamareco

記録ID: 5268926
全員に公開
ハイキング
近畿

大塔山系の嶽山(和田川の登山口−柿平、時計回り周回)【大塔山系、和歌山県】

2023年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
7.7km
登り
751m
下り
750m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:19
休憩
0:30
合計
4:49
距離 7.7km 登り 751m 下り 756m
9:21
164
スタート地点
12:05
12:35
95
14:10
ゴール地点
●コースタイム
大泓の駐車場所 923 ― 嶽山登山口 950 ― 廃屋裏の登り口 955 ― 斜面から尾根へ 1011 ― 最初のロープ 1015 ― 傾斜が一休み 1016 ― 最初の岩登り 1021 ― 小ピーク 1049 ― 烏帽子岩下の巻き道屈折点 1107 ― 長いロープの下 1122 ― 長いロープの上 1126 ― 馬の背 1145 ― 嶽山山頂部(北峰〜南峰)1205/昼食/1234 ― アンテナ跡 1238 ― 大岩を巻く 1300 ― やや平坦地 1311/1317 ― 柿平集落への屈曲点 1342 ― 動物除け柵 1345 ― 県道 1347 ― 大泓の駐車場所 1410

●行動時間 04:47
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●今回の移動
(和歌山=駐車場所(大泓))
大泓―和田川の嶽山登山口―嶽山―柿平―大泓
(駐車場所=和歌山)

●登山口へのアクセス
○大泓、嶽山登山口
・県道219号の奥地にある。国道311号「田辺市鮎川」で鮎川新橋を渡り、街中を抜けたところから左折して県道219号へ。トンネルで峠を抜けて下りていくと国道371号に突き当たるので左折して一旦国道に合流。富里温泉「乙女の湯」を過ぎたところで右折し再び県道219号へ。狭い舗装路を道なりに5分程度進むと大泓。そこで左手山側へと緩く分かれていく林道を3kmほど進むと嶽山登山口がある。登山口には数台駐車できるだけの余地がある
(2023.3現在)
コース状況/
危険箇所等
○嶽山登山口〜嶽山
・ずっと急傾斜。殆どの区間で手足を使ってよじ登る印象。土の急斜面も岩登りも交互に現れる。ゆっくりできる平地はない
・入口から山頂まで標示はわずかしか見かけないが、誘導テープは最近のピンクテープも含めてふんだんに現れる
・踏み跡は薄いが確からしいレベル。踏み跡とテープさえ見失わなければまず迷うことはない
・登山口からすぐに和田川を飛び石渡渉。廃屋が現れるが、概ね最初の廃屋の真裏くらいに登り始めがある
・烏帽子岩下の巻き道誘導には標示が建っている
・登り利用が推奨されているが、確かに下りは危険に感じる。私ならば下りは利用しない

○嶽山〜柿平
・急傾斜も時折混ざるが、土の尾根道を降りていく。落ち葉のスリップは警戒だが、全般に歩きやすい。概ね一本道だが、支尾根の分岐点では紛らわしいこともある
・こちらも誘導テープが頻繁に現れる。テープが見えず足下が軟らかくなったら、コースを外れたと思えばよい
・柿平手前でそれまで尾根下降を続けてきた道が突如なくなり右へのへつり道が唯一の踏み跡になる。それを降りると動物除けネットにぶつかる。コース目の前が開口箇所になっているので、開け閉めして進む。最後は民家の背戸道のようなところから県道に出る

○そのほか
大泓〜登山口、柿平〜大泓は林道や県道の
(いずれの記述も2023.3現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
・コンビニエンスストアや飲食店は国道311号沿いのものが最後

●日帰り温泉
・クルマでの道中に富里温泉「乙女の湯」がある
(いずれの記述も2023.3現在)
県道219号から林道が分岐する地点。右が県道、左が林道。左に進み、右から戻る予定
【大泓の林道分岐点付近にて】
2023年03月12日 09:23撮影 by  ,
3/12 9:23
県道219号から林道が分岐する地点。右が県道、左が林道。左に進み、右から戻る予定
【大泓の林道分岐点付近にて】
道路標識も風情があります。ただし、古そう
【大泓の林道分岐点付近にて】
2023年03月12日 09:24撮影 by  ,
3/12 9:24
道路標識も風情があります。ただし、古そう
【大泓の林道分岐点付近にて】
林道は緩やかに上り坂です
【大泓〜嶽山登山口】
2023年03月12日 09:25撮影 by  ,
3/12 9:25
林道は緩やかに上り坂です
【大泓〜嶽山登山口】
嶽山登山口に到着。目印もなさそうですが…
【和田川沿いの嶽山登山口にて】
2023年03月12日 09:50撮影 by  ,
3/12 9:50
嶽山登山口に到着。目印もなさそうですが…
【和田川沿いの嶽山登山口にて】
手作りの山名道標があり、示す方向には和田川への下降路もあります
【和田川沿いの嶽山登山口にて】
2023年03月12日 09:50撮影 by  ,
3/12 9:50
手作りの山名道標があり、示す方向には和田川への下降路もあります
【和田川沿いの嶽山登山口にて】
和田川を渡渉します。写真の中央右の岩から岩を伝います
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 09:51撮影 by  ,
3/12 9:51
和田川を渡渉します。写真の中央右の岩から岩を伝います
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
対岸の岸を上るとこの廃屋の前に出ます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 09:53撮影 by  ,
3/12 9:53
対岸の岸を上るとこの廃屋の前に出ます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
その廃屋のほぼ裏手。写真中の青テープの目印をめがけて、左側から斜面に取り付きます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 09:55撮影 by  ,
3/12 9:55
その廃屋のほぼ裏手。写真中の青テープの目印をめがけて、左側から斜面に取り付きます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
登るとまず墓碑があります。「文化」とのこと。19世紀初頭です
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 09:56撮影 by  ,
3/12 9:56
登るとまず墓碑があります。「文化」とのこと。19世紀初頭です
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
振り返って撮影)ピンクのテープがいくつも見えますが、下からも同様。それを頼りに登ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:00撮影 by  ,
3/12 10:00
振り返って撮影)ピンクのテープがいくつも見えますが、下からも同様。それを頼りに登ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
斜面をへつり登る道。…のように見えるでしょうか
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:04撮影 by  ,
3/12 10:04
斜面をへつり登る道。…のように見えるでしょうか
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
斜面をぐいぐいと登ると尾根に出ました。しばらくはシダや灌木の中を行きます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:11撮影 by  ,
3/12 10:11
斜面をぐいぐいと登ると尾根に出ました。しばらくはシダや灌木の中を行きます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
ロープが出てきました
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:15撮影 by  ,
3/12 10:15
ロープが出てきました
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
ここでは珍しく尾根の左側を進みます。道標は手製ばかりですが時折現れます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:16撮影 by  ,
3/12 10:16
ここでは珍しく尾根の左側を進みます。道標は手製ばかりですが時折現れます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
岩尾根になりました。よじ登ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:21撮影 by  ,
3/12 10:21
岩尾根になりました。よじ登ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
まだまだ続く。手も使いよじ登ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:23撮影 by  ,
3/12 10:23
まだまだ続く。手も使いよじ登ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
うーん。どこを登ったかよく分かりません
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:27撮影 by  ,
3/12 10:27
うーん。どこを登ったかよく分かりません
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
細々した尾根もテープに導かれて進みます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:30撮影 by  ,
3/12 10:30
細々した尾根もテープに導かれて進みます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
木々に覆われていますが、痩せた尾根であることに変わりはありません。先でまた急勾配に戻ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:34撮影 by  ,
3/12 10:34
木々に覆われていますが、痩せた尾根であることに変わりはありません。先でまた急勾配に戻ります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
手がかり、足がかりの乏しい岩にはロープ
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:39撮影 by  ,
3/12 10:39
手がかり、足がかりの乏しい岩にはロープ
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
岩尾根が続きます。細い峰にロープ。結構傾斜もあります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:41撮影 by  ,
3/12 10:41
岩尾根が続きます。細い峰にロープ。結構傾斜もあります
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
大岩を巻きます。大岩の垂直の壁を横から見ます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:43撮影 by  ,
3/12 10:43
大岩を巻きます。大岩の垂直の壁を横から見ます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
岩の縁を右斜めに登っていきます。足場もなく、ジャングルに支えられながらくぐり抜けます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:43撮影 by  ,
3/12 10:43
岩の縁を右斜めに登っていきます。足場もなく、ジャングルに支えられながらくぐり抜けます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
樹木があるので高度感は緩和されますが、ここもリッジ状。慎重に通過します
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:43撮影 by  ,
3/12 10:43
樹木があるので高度感は緩和されますが、ここもリッジ状。慎重に通過します
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
嶽山山頂部が隙間から見え始めました
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:46撮影 by  ,
3/12 10:46
嶽山山頂部が隙間から見え始めました
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
またロープ。三星山も険しかったですが、こちらのほうが骨が折れます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 10:59撮影 by  ,
3/12 10:59
またロープ。三星山も険しかったですが、こちらのほうが骨が折れます
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
まだまだ続く険路
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
2023年03月12日 11:01撮影 by  ,
3/12 11:01
まだまだ続く険路
【嶽山登山口〜烏帽子岩の下の巻き道屈折点】
巻き道への誘導指示。嶽山以外の文字がある標識は初めて登場。直登の踏み跡も薄いながらありますが、装備必要レベルとのこと。おとなしく巻き道へ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点にて】
2023年03月12日 11:07撮影 by  ,
3/12 11:07
巻き道への誘導指示。嶽山以外の文字がある標識は初めて登場。直登の踏み跡も薄いながらありますが、装備必要レベルとのこと。おとなしく巻き道へ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点にて】
巻き道は、へつり、登り、へつり。へつりにもロープの要る悪い道です
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:09撮影 by  ,
3/12 11:09
巻き道は、へつり、登り、へつり。へつりにもロープの要る悪い道です
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
テープだけではなくロープも目印にして登ります
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:22撮影 by  ,
3/12 11:22
テープだけではなくロープも目印にして登ります
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
曖昧な標示。矢印の側には行けないので、ロープを信じて右上へ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:25撮影 by  ,
3/12 11:25
曖昧な標示。矢印の側には行けないので、ロープを信じて右上へ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
尾根が近づき分岐が見えます。ロープの途中で分岐とは
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:26撮影 by  ,
3/12 11:26
尾根が近づき分岐が見えます。ロープの途中で分岐とは
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
分岐に着きました。書いていませんが右が烏帽子岩への道のはず。まずそちらへ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:27撮影 by  ,
3/12 11:27
分岐に着きました。書いていませんが右が烏帽子岩への道のはず。まずそちらへ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
この岩陰でストップ。烏帽子岩は写真を撮っている背面側にあるはずですが、踏み跡がよく分かりません。ここで諦めて引き返しました
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:28撮影 by  ,
3/12 11:28
この岩陰でストップ。烏帽子岩は写真を撮っている背面側にあるはずですが、踏み跡がよく分かりません。ここで諦めて引き返しました
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
分岐に戻り、尾根へと上がりました。写真右の岩は一枚前の反対面です。
遠くには三ッ森山から半作嶺【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:31撮影 by  ,
3/12 11:31
分岐に戻り、尾根へと上がりました。写真右の岩は一枚前の反対面です。
遠くには三ッ森山から半作嶺【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
三ッ森山から半作嶺への稜線を拡大します。ここからでは乙女の寝顔には見えません
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:31撮影 by  ,
3/12 11:31
三ッ森山から半作嶺への稜線を拡大します。ここからでは乙女の寝顔には見えません
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
ここに来て嶽山山頂をはっきりと視界に捉えました。あとちょっとだ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:31撮影 by  ,
3/12 11:31
ここに来て嶽山山頂をはっきりと視界に捉えました。あとちょっとだ
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
馬ノ背に来ました。三角錐の頂稜を行きます。背後は山頂。目と鼻の先にはオーバーハングした大岩も見えます
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:40撮影 by  ,
3/12 11:40
馬ノ背に来ました。三角錐の頂稜を行きます。背後は山頂。目と鼻の先にはオーバーハングした大岩も見えます
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
近づいて馬ノ背
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:45撮影 by  ,
3/12 11:45
近づいて馬ノ背
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
側面はスリップしそうでしたので慎重に進みます
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:46撮影 by  ,
3/12 11:46
側面はスリップしそうでしたので慎重に進みます
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
しばらく登って直前最後の小ピーク。ここにも屹立した岩が
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:52撮影 by  ,
3/12 11:52
しばらく登って直前最後の小ピーク。ここにも屹立した岩が
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
テープに沿って、少し下ります
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 11:53撮影 by  ,
3/12 11:53
テープに沿って、少し下ります
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
山頂直下。あとは最後の細い尾根を緩やかに登ります
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
2023年03月12日 12:04撮影 by  ,
3/12 12:04
山頂直下。あとは最後の細い尾根を緩やかに登ります
【烏帽子岩の下の巻き道屈折点〜嶽山】
山頂に到着しました
【嶽山山頂にて】
2023年03月12日 12:05撮影 by  ,
3/12 12:05
山頂に到着しました
【嶽山山頂にて】
嶽山の山名標
【嶽山山頂にて】
2023年03月12日 12:05撮影 by  ,
3/12 12:05
嶽山の山名標
【嶽山山頂にて】
ゴンニャク山と野竹法師。北東面です
【嶽山山頂にて】
2023年03月12日 12:06撮影 by  ,
3/12 12:06
ゴンニャク山と野竹法師。北東面です
【嶽山山頂にて】
木々の間からは半作嶺も
【嶽山山頂にて】
2023年03月12日 12:07撮影 by  ,
3/12 12:07
木々の間からは半作嶺も
【嶽山山頂にて】
こちらは南の頂上。こちらも見通しが利けばいい眺めなのでしょうが
【嶽山山頂にて】
2023年03月12日 12:08撮影 by  ,
3/12 12:08
こちらは南の頂上。こちらも見通しが利けばいい眺めなのでしょうが
【嶽山山頂にて】
下降に出発。南峰の手前。写真では左手に南峰。右手に南尾根下降路があります
【嶽山山頂にて】
2023年03月12日 12:34撮影 by  ,
3/12 12:34
下降に出発。南峰の手前。写真では左手に南峰。右手に南尾根下降路があります
【嶽山山頂にて】
電波設備が捨て置かれていました
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 12:38撮影 by  ,
3/12 12:38
電波設備が捨て置かれていました
【嶽山〜柿平】
こちらもふんだんにテープが現れます
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 12:47撮影 by  ,
3/12 12:47
こちらもふんだんにテープが現れます
【嶽山〜柿平】
振り返って撮影)これくらいの斜度で同じような景色が続きます
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 12:48撮影 by  ,
3/12 12:48
振り返って撮影)これくらいの斜度で同じような景色が続きます
【嶽山〜柿平】
こちらにも大岩があります。上りよりは小さめですが
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 12:49撮影 by  ,
3/12 12:49
こちらにも大岩があります。上りよりは小さめですが
【嶽山〜柿平】
振り返って撮影)この大岩は写真右を回り込んで来ました
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 13:00撮影 by  ,
3/12 13:00
振り返って撮影)この大岩は写真右を回り込んで来ました
【嶽山〜柿平】
少し勾配が緩みました。一休みします
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 13:11撮影 by  ,
3/12 13:11
少し勾配が緩みました。一休みします
【嶽山〜柿平】
見れば導水管があります
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 13:22撮影 by  ,
3/12 13:22
見れば導水管があります
【嶽山〜柿平】
終盤は樹林帯の中の広い斜面を下ります。道が分かりにくくなりますが、足裏の感覚で踏み跡を確かめながら進みます
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 13:35撮影 by  ,
3/12 13:35
終盤は樹林帯の中の広い斜面を下ります。道が分かりにくくなりますが、足裏の感覚で踏み跡を確かめながら進みます
【嶽山〜柿平】
県道が見え隠れすると踏み跡は右へと折れます。こんな斜路を下降して動物除けネットへ
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 13:42撮影 by  ,
3/12 13:42
県道が見え隠れすると踏み跡は右へと折れます。こんな斜路を下降して動物除けネットへ
【嶽山〜柿平】
振り返って撮影)動物除けネットをくぐりました。写真中にあるように開口部があります
【嶽山〜柿平】
2023年03月12日 13:45撮影 by  ,
3/12 13:45
振り返って撮影)動物除けネットをくぐりました。写真中にあるように開口部があります
【嶽山〜柿平】
民家の裏手に出ました
【柿平にて】
2023年03月12日 13:46撮影 by  ,
3/12 13:46
民家の裏手に出ました
【柿平にて】
振り返って撮影)中央左の斜路から出てきました。その前は真ん中のグリーンネットに挟まれた背戸への道から出てきました
【柿平にて】
2023年03月12日 13:47撮影 by  ,
3/12 13:47
振り返って撮影)中央左の斜路から出てきました。その前は真ん中のグリーンネットに挟まれた背戸への道から出てきました
【柿平にて】
古びた吊り橋が2度現れます。現役のようです
【柿平〜大泓】
2023年03月12日 14:04撮影 by  ,
3/12 14:04
古びた吊り橋が2度現れます。現役のようです
【柿平〜大泓】
和田川を渡ります。帰りは橋です
【柿平〜大泓】
2023年03月12日 14:05撮影 by  ,
3/12 14:05
和田川を渡ります。帰りは橋です
【柿平〜大泓】
安川。こちらはすでに堂々とした河川
【柿平〜大泓】
2023年03月12日 14:08撮影 by  ,
3/12 14:08
安川。こちらはすでに堂々とした河川
【柿平〜大泓】
そして駐車した場所に戻りました
【大泓の林道分岐点付近にて】
2023年03月12日 14:10撮影 by  ,
3/12 14:10
そして駐車した場所に戻りました
【大泓の林道分岐点付近にて】
撮影機器:


感想

 急峻な大塔山系の中でも厳しさが際立つ嶽山へ。
 山会社の地図にはこの山の道が記されていない。それでも山と溪谷社の分県登山ガイドには載せられている。選ばれるくらいだから著名な山なのだろうが、ヤマレコはじめ山の記録のサイトの中でも登場回数は決して多くはない。分県ガイドでは西尾根は登りのみの利用を薦めている。それに従い、周回コースを取ることにした。
 他社にはなるが、目指すルートをたどった方の記録(=下記参照)を発見したので、それを参考にした。
 県道219号から和田川を遡る林道が分岐する辺りの路肩に駐車。登山口を目指して林道を遡る。30分ほど歩くと道脇に「嶽山」と書いた木札がある。そこで鋭角に曲がって川原へと下降。飛び石伝いに対岸に渡り登り返すと廃屋。右手から最初の廃屋の裏へと回るとつづら折りの踏み跡が見える。テープに従い登り始める。
 背丈ほど登ったところには古い墓標が残っている。「文化」と見えるので1800年代初頭ということになる。200年以上の人の歴史を経て、また自然に帰っていくのだろうか。
 そこからはいきなり急斜面が始まる。土の急斜面、足場もしっかりとはしていない。樹木を掴み、根を掴み、地面も掴んで登っていく。そんなとんでもない急登が途絶えることはなく、ようやく目の前の景色が変わったと思ったら尾根筋に出た。
 尾根も変わらず急傾斜。しばらくは草地を登るが次には岩のよじ登りが現れる。ほんのちょっとの平坦地も珍しく感じられる。そんな調子でほとんど休むいとまもなく小ピークへ。珍しい鞍部への下りを経てまたも厳しい登り。手がかりの少ない大岩にはロープがある。そのうちに岩に抱きつく木々に阻まれ隙間を抜けて行くような所も出てくる。手足だけではなく体中を使っている。
 ややあって、烏帽子岩下の巻き道への屈折点。標示に従いへつり道へ。ずいぶんまいたところでロープを使った急な登りに転ずる。三本連続のロープを登りきると分岐点。左は嶽山への道とはすぐに分かるが、右は文字が消えている。おそらくは烏帽子岩への道なのであろう。まずはそちらへと進んでみる。しかしどうも岩影まで進むとその先がよくわからない。残念ながら烏帽子岩は諦めることにした。
 戻って嶽山側へ。尾根まで登ってみると、先ほど烏帽子岩を目指して引き返した大岩に、こちら側からも登れるようだ。とりあえずそこに登ると、嶽山山頂部だけではなく、三ツ森山や半作嶺も見ることができた。
 そこから少々進むと馬の背。確かに見事なリッジ。三角屋根の頂稜部をそろりと進み対岸へ。越えて暫くで小さな鞍部があり、いよいよ本峰に取り付く。
 本峰はさほど厳しくもなく、ひと登りで山頂へ。あまり眺めのない小さな広場に着いた。
 木々の隙間からは、北の野竹法師とゴンニャク山や半作嶺が見える。もっといい眺めを求めて先に進んでみると、どうやらこの山は双耳峰となっているようで、南のピークがすぐに現れた。しかし南峰からはますます眺望が得られず、諦めて鞍部で昼食とした。
 下りは南尾根へ。南峰のすぐ手前で右手へと下降する道をひたすらに下っていく。難所と思えるほどの場所はないが、松葉などの落ち葉で満たされた急斜面は滑りやすく歩きにくい。
 こちらも登りと同様に殆ど踊り場はなく、急な斜面を下り続ける。まもなく道路というところで目の前にルートがなくなり、大きく右折する。最後は斜面をへつるように降り、動物除けネットをくぐると民家の庭先へと出た。正確には民家の庭と道路を繋ぐ背戸のような所を通って県道に復帰した。
 下りの南尾根は普通の山道だったが、上りの西尾根は険しかった。以前登った三星山は低山ながら険しいと思ったが、こちらはそれ以上かも知れない。
 安川に沿った県道を黙々と歩く。ここはとんでもない山奥だと思うのだが、少々進む都度民家が現れる。しかも廃屋ばかりではなく、生活の気配が漂う家も散見される。どんな生活をしているのかと思ってしまう。
 不思議な奥地の一歩きを終え、クルマに帰着。見込みよりも早く降りることができて何よりであった。
 ところが、戻ってクルマを出発させるとなんだかハンドルが重い。異音もする。見るとタイヤがパンクしている。30年近く経験のなかったパンク。しかも山奥で。スペアのない身では如何ともしがたく、救援を手配。クルマを運搬していただき、帰途のカー用品店での対処となったが、都合3時間以上のロスとなってしまった。
 手当てをしていただいた救援の方があまりにもいい人だったことに救われた。何事につけ、人に丁寧な心持ちは態度ににじみ出る。めったにない救援経験だったが、なんだか山以上にいい経験をしたように感じた。
 さて、明日は全身筋肉痛かもしれない…。

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