大山 またも試練を与えられたハイキングに(_v_;)
- GPS
- 07:43
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 7:30
※ 大山〜十六丁目分岐は半分近くは渋滞で歩いていません(_v_;)
天候 | 曇り 薄日が差す時もあったが、青空はほとんど見えず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
全部で50台以上は駐められそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 ◆つづれ坂(ふれあいの森キャンプ場〜雷ノ峰尾根) 日向林道起点の県営駐車場奥からキャンプ場入り口までわずか林道を歩き、車止めゲートを越えてキャンプ場敷地を歩く。コテージサイトから道標があり、登山道となる。初めはつづれ折りの坂を登るが東屋を過ぎる頃から傾斜は緩くなる。あまり歩かれていないようだが、道が荒れている箇所などなく歩きやすく、やがて雷ノ峰尾根のお地蔵様近くの分岐点に出会う。 ◆雷ノ峰尾根(分岐〜見晴台〜不動尻分岐〜山頂) 分岐〜見晴台までは土の上を歩く感じでなだらかな広めの尾根道。横木の段差の低い階段が現れたら見晴台に到着。 見晴台から不動尻分岐までは傾斜が増し、登山道にも岩が現れがちになる。写真にもあるように登山道整備の方々が作業されていて、道は荒れた部分も整備されつつあり、安心して登ることができると思います。 不動尻分岐を過ぎるといったん平坦な尾根道の大山の肩となり、そこを過ぎると最後の登り。横木の階段が終わり、グレーチング階段を登れば見晴広場に到着。 ◆山頂〜十六丁目分岐 横木の階段やゴロゴロした石混じりの道。道幅は普通に歩けばすれ違いが出来る幅。時折段差のある岩混じりの部分がありますが、危険な箇所はありません。 ◆十六丁目分岐〜西の峠〜下社 植林帯の中を歩く。最初は横木の階段だが、すぐに岩混じりの道となる。段差が大きな箇所もあるが危険はないでしょう。 周りが少し開けると西の峠。広場のようになっていて蓑毛への道下社へのかごやみちの分岐点。ここから下社までは斜面をなだらかに降りる道となります。西の峠〜下社の中間ぐらいに岩がむき出しになっている部分がありますが、そこ以外は歩きやすい道です。 ◆下社〜見晴台 滑落事故による通行止めも解除され、それに伴いコースも整備し直され危険な箇所はないでしょう。道幅は決して広くはないので、崖側に張られたワイヤーがあるからといって、気を緩めることのないように歩きましょう。 ◆九十九曲 雷ノ峰尾根からお地蔵様の前を曲がって降りていきます。字の通り、九十九、またはそれ以上の曲がりがあるかと思うような道です。横木の階段がありますが、それぞれの段の間隔があるので、坂をゆっくり降りているような感じでした。 石の階段を降りると林道に出会い、正面からはショートカットの登山道があるようです。 |
写真
感想
先週の高尾山での鬱憤を晴らすべく、ハイキングを楽しむために今週は大山に行って来ました。阿夫利神社下社より上は観光地化されすぎず、ハイキングとして楽しめそうと思ったのですが…神様はまたも試練を与えられたのでした(^^;
日向林道起点の駐車場に着くと、猟友会の方々でしょうか、害獣駆除のために大勢集まっていました。総勢で20人近くいたと思います。猟犬も連れていて、梅ノ木尾根方面へ入って行かれました。ハイキング中に猟犬の声や銃声も何回か聞こえましたが、成果はどうだったのでしょうか(・・?
駐車場からは多くの人が九十九曲経由で行くのですが、登りがきついとのことなので、駐車場からふれあいの森キャンプ場を抜けるつづれ坂を選んで登ることに。こちらのルートはキャンプ場近くはきつい勾配のつづれ坂ですが、その後はそれほどきつくないので、登りにお勧めだと思います。
雷ノ峰尾根に出会ってから見晴台までは、広い尾根道を緩やかに進みます。本来なら左側に表参道の尾根などが見えるのでしょうが、ほとんど見えません。まぁ今日は景色を見るより歩くことをメーンに考えるということで見晴台へ。
天気がよければ大勢の方が休んでいるであろう見晴台もほぼ貸し切り状態。これから登る尾根や山頂はガスって見えません。帰りに行こうと思っている唐沢峠方面への尾根も雲の中なので、山頂に着いた時点での天候を見て判断することに。
見晴台から山頂まで、登山道整備がされていて、作業をされる方々と何回かすれ違いました。横木の階段に使う丸太や杭などを何本も一度に運ばれる姿には頭が下がりました。皆様のおかげで安全に歩くことが出来ました。
また、すれ違う時などもこちらが止まって道を譲ろうとしても、必ず先に行かせていただきました。本当にありがとうございました_(._.)_
山頂が近づくと霧が濃くなり、周りは白一色に。幻想的ではありますが、決して道を外さないように注意しながら登りました。道がハッキリしていたので迷う心配はないと思いますが、油断大敵です。
山頂の奥の院前には大勢の人が休憩・食事をしていたので、奥の院裏手の電波塔のあるスペースへ。こちらからは富士山や南アルプスが…全く見えません。それどころか一番近い尾根さえも見えませんが、その分人は少なく、ゆったり食事休憩が出来ました。ここでの休憩がその後の試練に続くとはそのときは思いませんでしたが…
ガスも晴れないので参道を下社へ降りることにしたのですが、ここで第1の試練が…
鳥居から参道に合流した途端に進めません。大勢の人がいて渋滞しているのかと思ったのですがそうではなく、何家族かの団体(15〜20人)が通行を止めているのです。急な箇所では止まってゆっくりと降り、それ以外の箇所ではそれぞれの家族が横に広がったり…登りの方達が来ると止まって道を譲るのはいいですが、後のことは決して考えず、横によって抜いてもらうということは考えない。気づけば自分達の後に50人ぐらいの列が… そんなことを十六合目分岐まで続けたため、通常の倍近くの時間がかかってしまいました。その先もそんな状態では溜まらないので、蓑毛方面へエスケープしました。
こちらはほとんど人がおらず、自分のペースで歩けました。たまに木々の切れ間から見える蓑毛方面の住宅もうっすら見えるようになってきました。下社への分岐点である西の峠に着いた時に、あとから降りて来られた方も先ほどの渋滞に遭ったみたいで、こちらにエスケープしたとのことでした。
ここから下社経由で見晴台に戻り、つづら坂ではなく九十九曲で帰ろうと進んでいくと、見晴台の少し手前で第2の試練が…
どこかのツアーの団体が前から来ます。こちらが登りですが、何の躊躇もなく先頭のツアーガイドが突っ込んできます。これ自体おかしいと思うのですが、この団体の人数が50人近くいて途切れない。道が狭い場所なので、こちらは斜面にへばりつくような感じで避けているのに、挨拶すれども返事は帰ってこず、最後に来たツアーガイドなどはツアー客と話しながら来てこちらのことなど見向きもしない。結局5分程度動けず。せめて人数が多いなら何グループかに分かれるとかしないと他のハイカーに迷惑がかかることがわからないのかなぁ。まして50人ぐらいを2人でカバーなんて出来るわけもないし…
先の家族の団体もそうだけど、基本的なルールやマナーぐらいは守ってほしいモノです。完全に周りのことを考えない行動は、迷惑以外何物でもないと思います。
最後の九十九曲は字の通り、あるいはそれ以上の折り返しがあるような坂で、下るにしてもなかなか骨のある道でした。自分達としては登りには使いたくないなぁ…
先週の高尾山に続いて今回の大山も、山の良さ云々の前にマナーの悪い人たちに翻弄され、本来のハイキングが楽しめず、またも後味の悪いハイキングになってしまいました。(もちろん山自体は何も悪くありません。)
これからは団体客・家族連れやミーハーの少ないところを選ぶか、あまり人出が多くない山を選んでいこうかと思います。
関東百名山 9/100山座
分県登山ガイド13 神奈川県の山 21/67山座
大山からの降りすぐでお会いしたと思います
私は自転車のジャージ(青基調)で、犬と一緒に来たんですか?なんて話かけたかと。
件の降りの渋滞には続きがあり、私は文中の家族連れを全てクリアしたら、先頭は障害者さんたちの集団でした
かなり難儀していて、大きな段差は考えた末に岩から飛び降りていました。付き添いの連中も山慣れしていないので指導なし
この山、、つかこのコースは常識を考えても仕方ないかもですね。
仰せのように人気コースを外すのが無難かとw
Honokaさん、初めまして&コメントありがとうございます_(._.)_
レコを拝見していて、もしかしたらすれ違ったかと思っていたのですが…お会いしていたんですね。
家族連れの前にもまた試練があったんですね。もしかして蓑毛方面へ逃げたのは正解だったのかもしれません。事情があるにしろ、周りを見られるような余裕を持たないといけないかもしれませんね。もちろんこれは自分達にも言えることでしょうが。
またどこかのコースでお会いしましたら、気軽に声をかけてくださいね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する