谷川岳・熊穴沢 雪質最高の滑降

2023年03月15日(水) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 8.5km
• 登り: 736m
• 下り: 1,316m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:07
• 休憩: 1:49
• 合計: 5:56

距離 8.5km 登り 736m 下り 1,329m

9:13 天神平
9:46 9:53 天神平・天神峠分岐点
10:17 10:25 熊穴沢避難小屋
11:07 11:18 天狗の留まり場
11:49 11:59 天神ザンゲ岩
12:16 12:17 谷川岳・肩の小屋
12:24 12:49 トマノ耳
12:50 12:51 谷川岳・肩の小屋
13:02 13:05 天狗の留まり場
13:20 13:46 熊穴沢避難小屋
14:10 14:23 中間点
14:36 14:40 西黒沢
15:06 谷川岳山岳資料館
15:09 ゴール地点

天候

快晴

写真

3/15 9:05

昨年までは板を付けていれば天神峠までリフトで上がれたが、今年はリフト券の販売がなく、ゴンドラ終点から登山者に交じって登りだす。

3/15 9:41

田尻尾根に立つと目指す谷川岳が正面に、雪は少なめ。

3/15 9:44

天神平から登山者が続々と登ってくる。平日とは思えない。

3/15 9:45

堂々たる上州武尊。

3/15 10:12

難所のギャップの下り。岩が露出しており、慎重に下る。

3/12 8:15

昨年同時期のギャップ、雪がべったりでアイゼンきかして簡単に下った。

3/15 10:25

今年は避難小屋の屋根も出ていた。

3/12 8:27

昨年同時期、積雪ゲージすら雪に埋もれていた。

3/15 10:50

爼倉の景観、いつ見ても迫力・勇壮。

3/15 10:55

避難小屋から先、急登を行く登山者の列。しかしスキーヤーはほとんどいない。

3/15 10:57

眺望抜群で富士山も薄っすら見えた。

3/15 12:22

肩の広場。

3/15 12:30

国境縦走路。

3/15 12:33

オキノ耳まで足を延ばす登山者。

3/15 12:34

トマノ耳山頂。

3/12 10:28

昨年の山頂、山頂は今年より積雪は少なかった。

3/15 13:01

肩から先は純白広大な斜面を滑る。

3/15 13:07

シュプールを振り返る。ザラメ雪で快適。

3/15 13:15

天狗の留まり場から先は主に天神尾根の西側を滑る。

3/15 13:20

途中から西に延びる枝尾根に滑り込む。

3/15 13:22

短いが純白・快適な斜面。

3/15 13:22

枝尾根からは斜滑降で避難小屋まで滑り込む。

3/15 13:26

熊穴沢上部を覗く。

3/15 13:52

熊穴沢の急斜面、上部はガリガリだった。

3/15 13:54

熊穴沢上部を振り返る。一部デブリも見られた。

3/15 13:58

ハーフパイプの熊穴沢を落ちて行く。

3/15 13:58

熊穴沢下部に来ると雪は緩む。

3/15 14:05

西黒沢合流近くのデブリ。

3/15 14:08

沢底は結構なデブリ、右岸の急斜面を滑る。

3/15 14:10

中間部まで来てようやく美しい雪の斜面となる。

3/15 14:18

山頂付近の稜線を見上げる。青と白のコントラストがこたえられない。

3/15 14:36

後半はまたデブリで、一部雪も割れていた。高度感のある右岸斜面を滑る。

3/15 14:39

水流が出てくる。

3/15 14:40

デブリが沢を埋める。

3/15 14:43

デブリを避け低木帯の斜面を巻く。

3/15 14:49

通過した斜面を振り返る。

3/15 14:49

かなり下までデブリが押し寄せていた。

3/15 14:52

沢に落ちぬようルートを選びながら滑る。

3/15 15:01

田尻沢スキールートが近づく。

3/15 15:03

スキールートに合流。

3/15 15:10

田尻沢スキールート終着点。登山者は立ち入り禁止となっていた。

3/15 16:42

道の駅水紀行付近からの谷川岳。

3/15 16:42

アップにすると滑った跡が見えた。

撮影機器：

Canon PowerShot SX620 HS Canon

SO-41B Sony

感想

tokondensetsu

・毎年谷川を滑降しているが、快晴で風もなく暖かく、かつ近来稀に見る快適な雪質だった。ガリガリの熊穴沢上部以外は概ねザラメ雪で、いつも悩まされるストップスノウはなく、思うように滑ることが出来た。
・平日であったが、天神尾根は多くの登山者で賑わっていた。しかし、最近はめっきりスキーヤーやボーダーは少なくなっており、特に今回は数人のみであった。ロープウェイの料金改定で片道がなくなったせいもあるのだろうか。手元には下り欄に鋏の入っていないロープウェイの往復券がむなしく残った。なお、去年まではスキーシーズンは駐車料金が1000円であったが、今回平日500円となっていたのは良かった。
・避難小屋から先、熊穴沢は例年雪崩の跡がみられるが、今年は殆どなかった。しかし、西黒沢に出るとデブリが多く、沢底を快適に滑れたのは中間部のみであった。特に後半はデブリや雪割れで、右岸の斜面滑走を余儀なくされたが、結構高度感があり、また滑りを阻む低木帯もありで、コース取りが難しかった。