記録ID: 52880
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ハイキング
十和田湖・八甲田
津軽半島 眺望山
2009年12月10日(木) [日帰り]


- GPS
- 02:00
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 125m
- 下り
- 123m
過去天気図(気象庁) | 2009年12月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
青森近郊で一番のヒバ林を歩く。
ここは営林署の実験林で、全山ほとんどが津軽藩政時代以来保護されてきたヒバの森。樹齢数百年の立派なヒバの純林を登る。樹齢数百年経っても直径は一メートル未満。股割れして伸びたものもある。山の西側には、実験林らしく青森には自生しないヒノキやカラマツ、それに杉の林もある。
ヒバの林とは、暗くて人が寄りつかなそうな森である。木に感心を持たなければ寄りつきそうもない。が、赤っぽいこの幹の貴重さに思いを致すと、この林の良さを思い知る。この木は1メートル未満の幼樹期を数百年過ごすこともあるというほど辛抱強い木。太さだけからでは樹齢がしれないことを営林署現場組OBの御二方に教わった。
眺望山はもと眺望が良いから付いた名だが、山頂は樹林に覆われ、今は眺望が利かない。展望台の鉄骨塔(昭和46年建)も今はロープが張ってある。
例年なら雪が積もっている12月、人には殆ど会わなかった。下山して凍結閉鎖の自動車道を歩いていたら、クマの痕跡探しの笹さんにお会いした。
山は高さではないなあと思った一日。
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コメント
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お子さんと一緒でしたか?
樹木は樺やブナくらいしかわかりませんが
ヒバの森もいい香りがしそうですね。
丈夫でいい木材になるのでしょうか。
ヒバと聞いてヒバゴンを思い出しましたが、
違いますね
こんにちはsakusakuさん。
きょうはヒバ研究の山登りなので、こどもなしです。ヒバには青森中心に北東北〜北海道桧山にある青森ヒバと、西日本に広がるヒバの二つがあって、ヒバゴンは確か中国山地の妖怪でしたよね。「世界不思議図鑑」かなにかで挿絵つきで見た覚えが・・・。
青森ヒバは、木曾ヒノキ、秋田スギに並ぶ三大美林とされ、とっても優秀な材が採れます。津軽、下北半島に最もたくさん生えています。南限が福島県で、青森にいないとほとんど知名度がないですね。知る人ぞ知る逸材です。ヒノキ科アスナロ属で、長野県のアスナロによく似ています。
青森ヒバの本名は「ヒノキアスナロ」です。ややこしいですね、僕もようやく憶えました。
米さん、小学生の遠足で毎年登った、地元の山です、春先は岩魚も
釣りに行った幼い頃を思い出します、今は道路も整備され釣れなくなりましたが!悪ガキ達とスズメバチの巣を取ったりして、良い遊び場でした。
もう〜何十年も登っていないなぁ〜
たまに、自宅から登山口までジョギングしています
小学生の頃は木材を運ぶ小さな機関車も走っていましたよ〜〜
昭和40年ころまで津軽半島と下北半島一帯にディーゼルの森林軌道がすごく沢山あったそうで。
そのころの遠足といえば出発地点は学校でしょう。バスなんか使わないから遠足ですもんね。
当時は名前の通り眺望抜群だったのでは?
当時も山頂からは、木しか見えないと記憶しています
鉄塔を建てたときは、友だちと自分達の家を鉄塔の上から探した
思い出があります。
それではどうして眺望山っていうんでしょうねえ・・。
たぶん、明治、大正時代は眺めが良かったのでは
自分が小一年生の時は眺望山は奥内小学校の校歌に歌われていますので、大昔だと思います
木が成長し眺望が効かなくなったので鉄塔を建てたのでは?
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