帆掛山、梶原山
- GPS
- 02:51
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 348m
- 下り
- 362m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
20230321_1_霊山寺
https://youtu.be/9x-YaimX8eM
20230321_2_帆掛山 幣癲
https://youtu.be/ToGECnrX20s
20230321_3_帆掛山◆覆りん)
https://youtu.be/IUzSEk7odxg
20230321_4_梶原山
https://youtu.be/F57hTuU_Po0
20230321_5_鳥坂四等三角点
https://youtu.be/_64NrIkfn1U
20230321_6_天白神社
https://youtu.be/A5af96H45FM
20230321_7_大内浅間神社
https://youtu.be/SaGA996wjuM
20230321_8_霊山寺参道・ししおどし
https://youtu.be/WuZuRCRrTz4
20230321_9_霊山寺(梵鐘)
https://youtu.be/l3EBJhzG8bQ
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静岡県の教職員の異動・退職の一覧表(https://www.at-s.com/news/special/ido/23ken03.html
)を見て、少しショックを受け、気分が落ち込みそうだったので山に登ることにする。まぁ、落ち込みそうにならなくても、山に登ったと思うけれど。
最寄りのコンビニに寄ると自動ドアに清水大内店と書かれていて、この辺りは清水区であることがわかる。東京ディズニーランドの東京的使い方もあるので100%清水区とは言い切れないが、おそらく清水区だろう。私のイメージでは梶原山は葵区の瀬名なのだが、反対側は清水区のようだ。
霊山寺の方へ進むと、大きな桜の木が花を咲かせ、その横に「稼秋耕春」と石に彫られている。「なんとなく文字の順番が違うようなぁ…」と思いながら、意味は通じるからいいやと、駐輪場へ向かう。 2台自転車が置いてある小さな駐車場に着き、コンビニで買ったじゃりパンを食べ、支度をしていると、おじいさん二人が降りてきて、おじいさんのうちの一人が、野球(WBC)で逆転したと言っている。もう一人のおじいさんはすぐに乗って、前輪を左右に動かしてギーギーやっている。修理に出した方がいいかもしれない。声をかけてきたおじいさんは、焼津出身の翠富士の話をしだして、焼津出身?と聞いてきて、静岡だと答えると、俺は清水といい、清水も静岡も一緒だけどという。三島が実家と答えると、三島はいいところだよね〜と持ち上げてくれたので、伊豆に行けば、天城山に登れるし、北に行けば富士山にも行けるし、と山のネタを放り込んだが食いついてこず、静岡もいいですよね、山梨に行きやすいですし、と言うと、まぁ山は遊び程度だからと、それほどガチな登山はしていないことがわかる。伊豆三山や沼津アルプス程度にしておけば合わせられるかと考えていると、家に「鬼」がいるから、山はいいよね。といい、私も家に「鬼」がいるでしょ?と聞いてくる。「鬼嫁(怖い嫁さん)」がいるのかなぁと、思いながら、「いえ、気楽な一人暮らしです」と答えると、じゃあ「鬼」を探さないと・・・もしかして若い?というので、40半ばですと答える。今、独りの人多いよね。でも、もし子供を作るとなると50になると大変だから47,8までには「鬼」探さないと・・・いうので、なぜあえて「鬼嫁(怖い嫁さん)」を探さないといけないのだろう?と疑問に思いながら、「相手も大変だし、このままだと人口が少なくなってきて大変ですよね」と答えると、日本は狭いから人口が減ってもいいと思う。と、持論を展開する。なかなか面白い。人口が少なくなっても仲良くやれればいいそうだ。「山にいればいいのですけどね」と言うと、山には「鬼」がいっぱいいるね。ただ、みんな50超えてるけどね。と爆笑して答える。上の方を向いて、行きは駐車場に10台くらい停めてあったけど、もう1台しかないという。ここが駐車場でないことがわかり、今の言葉の意味は、人が少なくなってきたから、そろそろ危ない。ととらえるか、出会いを求めるなら、早く来た方がいい。ととらえるか、静岡の低山でいい女性と出会える確率は少ない。ととらえるか、車で女の子と来たらいい。とか、いろいろ考えられる。参考にしよう。 では行ってきますと言い、出発すると、「ごくろうさん」と送り出してくれる。私とすれちがうように上から降りてきた人にも「ごくろうさん」と言っている。
登山口には杖が置いてある。少し登ると「一丁目」と書かれた石が置かれている。県立大学の研究室の板をすぎ、金属製の橋を渡って、直進し、スマホを見るとコースアウトしていることが分かる。4丁目のところで合流する。道の脇の植物には植物の名前と説明が書かれた札があり、甘利山を思い出す。地域の人に愛されている山なのだろう。「猩猩野村」という札を見つけ、野球の野村監督を思い出す。しばらく歩くとビューポイントがあり、門が見える。左右には仁王像が立っている。門をくぐると右側に鐘楼があり、左に「龍王の井戸」と書かれた立て札がある。その方向へ歩ていくと、崩れていて、ローブで先まで行けないようになっている。この部分が井戸なのかよくわからないまま引きかえす。本堂で手を合わせ、正面から写真を撮ろうとすると、建物の奥から老人がやって来て、ベンチに座る。お寺の人だろうかと眺めていると写真を取り出したので、違うことがわかる。 右の一本松入り口の道標に従い進む。ビニールひもに書かれた紙には落石注意という注意書きが書かれている。 登山道はたびたびベンチがあり、座ると眺めが楽しめる。清水の町だろうか。道の脇には数字の札があり、クイズが貼られている。次の番号のところに行くと、クイズの答えと、次のクイズが書かれてある。楽しみながら登山ができる工夫が感じられる。 視界が開けて、分岐が見える。右を見ると山頂だ。何か構造物が立っていることが分かる。 頂上に登ると人が3,4組いて、それぞれ視界に入らないようにばらけている。奥の東屋の近くには桜が咲いている。一番眺めが良さそうなベンチには夫婦がいて、それぞれ2匹の犬を連れている。眺めを楽しもうと近づくと犬が吠えられうるさいので、すこし間隔を空けて座るが、犬は吠え続けている。鐘が設置されているので、映像を撮り、犬が吠える場所で一休みする。入り口近くの若い男性2人組は写真を取り出し、同じように写真を撮る。山頂の周りの道を歩いていると6,70代女性の2人組が花の写真を撮っている。周辺を回って山頂に戻ると、桜の木の近くの夫婦は梶原山へ、犬を連れた夫婦は北の方へ歩いて行き、眺めのいい場所に座り、映像を撮る。後から高齢女性2人組が近くにやってきて、入れ替わるように、梶原山へ行く。 分岐付近で右を見ると山々が見える。男女2人がいて、道が細いのでしばらく後ろをついていくと、どうやら夫婦ではないことがわかる。前を歩いている男性はガイドかもしれない。 女性が私に気づき、道を譲ってくれる、男性は私に気づかず、しゃべっているので、申し訳ないので、「すいません」と声をかけ、止まってくれたので、「ありがとうございます」と抜かせてもらう。 分岐があり、柱が立っている左側の道に入ると、テーブル月の椅子や展望台が見える。展望台の下には、東南アジア系だろうか若者グループが撮影をしている。展望台に登ると荷物や、パーティーやバイキングなどで大勢で食事をするとき料理を入れる30×45cmくらいの容器がテーブルに2つ3つ置かれている。ご飯ものも詰めてあってどんだけ大人数で来ているのだろう、と周りを見回すが、そんなグループは見当たらない。ここに登っちゃまずいかなぁと思いながら、富士山や街並みの撮影をする。おりんをならずと、下にいた若者たちがぞろぞろ登って来る。別にあなたたちを読んだわけではないのだけど・・・と居心地が悪くなったので、展望台を降りる。山側の机に座り、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で梶原景時を演じた中村獅童を思い出す。歌舞伎などの演目によってイメージは変わるが、悪名を払拭するあの役は悪くなかった。日本史の先生なんかはいろいろ突っ込むかもしれないけれどね。とのっぽパンを食べる。それにしても、八重姫の名前が最後まで出てきたのは納得できなかった。今回の大河ドラマ「どうする家康」ではヒロインとして瀬名姫が出てくるが、どのような扱いだろうか。瀬名姫がいつまでも瀬名を名乗ってしまうと、梶原山の西側を思い浮かべてしまい、私としてはよろしくない。竹千代も家康と呼び名が変わったのだから、瀬名姫も築山殿でいいじゃないか。そもそも瀬名と言う名前はどの文献にも書かれていない小説やドラマだけのものだ。とはいえ、瀬名の方が響きがかわいいし、築山だと名字みたいなので、まぁ瀬名のままでいいかも、と落ち着く。瀬名とは全く関係ないがアイルトン・セナを思い出す。 東南アジア系の若者たちがいる展望台の方から、独特な音楽が聞こえてくる。日本ではむやみに物音を立てるとブツブツ言われるのだが、文化が違うのだなぁと山を眺める。アクションカメラのバッテリーを入れ替え、山頂の撮影をして、三角点の方へ歩く。下から学生が走ってきて、少し間をあけてもう一人が上がって来る。トレーニングコースなのだろう。けっこう私服なので、部活ではないようだ。この辺りは学校があるので、部活でも利用していそうだ。 分岐を過ぎると、左側の視界が開け、少し歩くと再び視界が開け、右側に三角点がある。四等三角点と書かれた札があり、おりんを置いて撮影をする。 眺めがよく、撮影中に下りてきた50代くらいの男性が景色を楽しんでいる。小学生のメッセージが書かれたベンチがあり、緑色のマンホールのようなふたが開いているが、故意に空けているのかわからない。 分岐に戻り、山を降りる。道にはロープが張られていて安心だ。お寺の脇に出る。登山口には菜の花が咲いている。なぜか見えるところにご飯を炊く昔ながらの釜が置いてある。薪でご飯を炊いているのだろうか。北街道に出て少し歩くと、梶原堂の案内があり、左折する。右側に神社を見かけ、撮影し奥へ入っていく。梶原堂らしきものはないが、お寺を見つける。高いところに赤い階段があり、消防署かと思ったが、普通の民家だ。津波対策だろうか。寺の奥まで行く。駐車場らしきスペースともう使われていないトイレがあり、もしかしてここからも登れるのかもと少し見回すが、農家の人が使っていそうな道くらいしかなく、多分この道を使っても山の上には登れないので引き返す。梶原堂、見つからなかったなぁと駐車場の方へ行き、公園にトイレがあることを確認し、日本国旗が掲げられた大内の自治会館を通り、濁った水が入ったプールのようなものは何だろうと素通りして、桜を横目に駐車場の手前にあった大内浅間神社でお参りする。近くの家にショベルカーが入っていて工事をしている。業者が入っているのではなく個人でやっているようだ。地域のチームワークを感じる。駐車場に戻り、歩き足りないので、もう一度、霊山寺まで登ることにする。今度はコースアウトせず登ると、ししおどしを発見する。門の仁王像を見ると、両方とも前のめりになっていることに気づく。マイケルジャクソンのさきがけじゃん、いや、威圧感を出すためだろ、と感想と反論をいい、もう一度お参りして、1回目は素通りした梵鐘を鳴らす。先ほどは鳴らしていいのかわからなかったが、登山中に梵鐘が聞こえてきたので、安心して鳴らす。体力的には、もう一度、帆掛山に登ってもよかったのだが、梶原堂を見逃しているので、降りることにする。参道を降り、登山口付近で広い駐車場を見つける。車が数台入っていて、左にトイレがある。右側に農家の夫婦が木の枝の手入れをしている。枝を収集しているのかもしれない。登山口に近隣の案内図があり、梶原堂のことも書かれている。スクーターに戻り、ナビに従うと、神社の近くに梶原堂があることが分かる。先ほどは鳥居に目が行ってしまい、右折をしてしまったが、左側に梶原堂の案内があった。左折して、梶原堂に入る。まわりの道が狭いので、スクーターでも止めるのは気を付けないといけない。右側に小さな建物があり、老人のいこいの家になっているようだ。小さなお堂の中には像が2体立っている。お堂の横のお墓を拝んで帰宅する。 北街道沿いは大きな店があるので、寄って行こうと思ったが、入口を見逃し、出口専用からでは入れず、素通りすることになる。 この周辺のお店には入ったことがないので、また機会があったら回って見よう。負荷の高いルートで回った後だったら、交差点を直進して「炭焼レストラン・さわやか 瀬名川店」に入ってもいいかもしれない。
了
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