滝谷敗退(雄滝まで)
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- GPS
- 10:48
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 10:47
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当初息子と妙高スキー合宿にでも行こうかと思っていたが、息子のモチベーションは目下のところスケボーに向いているようだ。また、別方向から滝谷に行きたくなる刺激が注入され、直前にてら&YDと連絡をとり、滝谷行きを決めた。日付も最初日曜だったのを土曜にしてもらい...このあたりが結果的には良くなかったと思う。家に来てもらい、合流。出発は22時半頃とだいぶ遅かった。4時間かけて新穂へ行き2時過ぎに仮眠。
4時起床、5時歩き出し。結局、出発時間の遅さが全てで、そこに至るまでの計画性の無さによる敗退だった。今季は目的を達せられない山行が多かったが、ほとんどは自然条件によるものだった。今回は残念ながらほぼ人的ミスであり、非常に残念。
歩き出しはスニーカーで、穂高平小屋を過ぎたあたりでブーツと板を履いたが、所々雪が切れた。白出沢出合からは、シートラで登山道沿いに歩いたが、河原はずっと雪がつながっているようだった。滝谷出合でハーネスとアイゼンを装着して雄滝へ。この時期にしてはだいぶ滝が露出しているようだ。氷はないだろう、と車にスクリューを置いてきてしまったが、右岸側に氷がつながっていた。
YDがプアな装備で右岸に取り付き、中間支点を1つ取って立木まで。てらがフィックスでユマーリング気味に登り、私がウィペットとガリーでフォロー。ほどよく穴があいている。合流するまでに既に雌滝の方で落石が出ており、難しそうな気配。合流時既に11時半で、これから谷に入るのは危険と判断。敗退を決めた。30mロープに回収用の細引きをセットして下降するも、懸垂用のスリングに結び目が引っかかってしまい、回収できない。結局YDが登りかえし、スリングに結び目が通らない小さなノットを作り、改めて下降、回収。アルパインクライマーは登攀だけでなく下降にも強いので、助かる。
デブリの横を滑って滝谷避難小屋で休んでいると、YDの知り合いクライマーたちが滝谷へ登ってきたので、少し会話して、ステッカーを配布。帰りは河原の雪をつないで白出沢出合まで行けたが、てらはボードなので歩いた。路傍にはふきのとう。今季はなんだか不完全燃焼であった。ちろり庵にお邪魔して、奈賀勢でホルモンを頂いてから帰途についた。今季終了にしてしまうにはあまりにも残念な山行だった。
今期スキーを締めくくるには残念な山行であった。ペツル イルビスハイブリッド+ガリー+三味テックでWI4 30mまで登れることがわかったのが唯一の収穫か。
次回は小屋に前泊するか、前日家でゆっくり昼寝して、4時頃には滝谷小屋を通過していたい。もしくはクライミングで滝谷を抜けて稜線上でビバーク、朝日でライドも吉田。
コメント
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