島山百選28座目:妹背山(沖の島)
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- GPS
- 07:00
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 863m
- 下り
- 857m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
写真
感想
大山から南下し海を渡り旅は四国編に突入。
四国入って1週間ほど天気がすぐれなかったので
香川、徳島、高知のダムを巡り時間潰し。
晴れの日を待って次なるターゲット、
土佐沖の島にある妹背山を取るべく再び航海へ出た。
朝イチの便に乗り最速で島に上陸するも
降りる港を間違えるという安定のやらかしを発揮😇
当初は南北に登山道を縦走するつもりでいたが
地図見ると東西にもルートあることが発覚。
反時計回りに島を一周する計画に変更した。
まずは港付近にある鴨姫神社へ。
小さなプレハブの中にある神社だが
周囲の岩盤の白さと海の青さがレヴェチ😳
そのまま林道を歩いて沖の島灯台へ。
期待していたよりも開けておらず景色は無し。
灯台自体もそこまで個性ある出立ちではなく
ちょっと残念・・・
次なるピークからの景色を期待して
妹背山への登山道を登り始めた。
住宅街を隔てるゲートをくぐり島西側の弘瀬ルートより登山道へ入る。
ジャングリーな樹林を進み続けると1時間弱で稜線へ合流。
山頂に向かって北上していくと
道中に仏ヶ丘という場所への分岐を発見。
気になるので行ってみると四国88体+西国33体
=合計121体もの石仏が立ち並ぶこじんまりとした広場が。
88という数字から察するにお遍路となにか関係があるのかも?。
分岐を戻って北上し続けるとほどなく山頂に到着。
樹林に囲まれて景色はないものの大きな展望デッキがある。
ここに登れば周辺の島々を眺める絶景が拝める・・・!
と、思いきやよく見ると展望デッキは経年劣化で斜めに歪んでおり
階段にはロープが張られ立入禁止となっていた(´;ω;`)
マジか・・・島山3連続で景色無しとかキツイ('A`)
まぁマイナーな山だし島の予算もないだろうし
態々直してられないってか・・・
まぁこの歪んだ展望台自体が見所って所だな。
ピサの斜塔ならぬオキの斜塔と名付けるとしよう←
軽く食事休憩した後山頂を後にし
東方面の林道に繋がる登山道を歩く。
道中巨大な猪二匹が横切り一瞬熊に見えてちょっと焦る。
こんな離島にもデカイ生き物居るんやな。
道中には大量破棄された酒瓶が散乱する崩壊民家に
歴史を感じつつ無事東側林道に抜けることに成功した。
島を縦断し西海岸に到達。
ここから反時計回りに歩き弘瀬港まで戻る。
太陽の角度も良く四国本土の西岸が
蒼海と共に煌めく。
この付近で島民のおじいさん発見したので雑談。
昔は4000人近く住民がいたこと。
更に半分は愛媛で南北で方言が違うこと。
仏ヶ原で毎年祭りを開催していたこと。
廃墟にぶち捨てられていた酒瓶は
その時の名残ということが分かったw
歩を進めると路肩にアコウの巨木を発見。
絡みつく多数の触手が一つの樹木を形成し
圧倒的なラスボス感を放つ。
続いて東海岸へ移動し白岩岬公園キャンプ場へ。
無料なのにサイトは整備され過ごしやすそう。
そして監的哨のような展望台からは
切り立つ白い崖と海が一面に広がる絶景。
妹背山登らなくていいなこれ・・・w
あとは潮風と太陽を浴びながら気合いで歩き切り
出航15分前に弘瀬港ピットイン。
余裕をもって島を後にした。
一周20劼箸覆なかの距離。
標高も404mありそれなりに満足感のある島だった。
ただ薄手の靴下を履いていた所為で
足裏に大きな豆が複数😱
明日以降の登山に響かなきゃいいが・・・
とりあえず島山百選28座目・踏破!
★ルートレビュー★
難易度:D
登山道は石積みの階段になっており歩きやすい状態。
分岐点には必ず標識があるため迷うこともありません。
YAMAPの地図には記載が無いですが東方面(玉柄)にも登山道があり
どの方角からも山頂を目指すことができます。
体力度:D(灯台+島一周)
標高404m 標高差404m 平均斜度3.2°登り2:40(7.2km) 下り3:28(13.0km)
港から一気に山頂を目指すため序盤から勾配キツめ。
稜線と玉柄方面は緩やかで歩きやすい樹林。
全体としてコンクリ路が長いため軟らかく歩きやすい靴を推奨します。
山頂のみの往復であれば2時間程度で登頂可能です。
展望:D
登山道は深い樹林のため展望なし。
山頂も周囲は程よい高さの樹林に覆われ空しか見えず
展望デッキは崩壊中で登れず登山中の景色は皆無。
海岸沿いの道路は全て展望が良く特に白岩鼻からは島の全てを
見渡せるため景色のみ楽しみたい場合はこちらがオススメです。
総評:C
フェリーは1日2本のみ。登山のみでは時間を持て余し
島一周しようとするとギリギリになってしまう絶妙な時間設定。
自分の欲望と歩行時間を天秤にかけて進む島巡りを楽しめます。
反面、白岩鼻はキャンプ場を兼ねているためここを拠点にして
時間を気にせずゆっくり一泊するのが最適解かもしれません。
★ルートレビューリスト(島山百選)
https://wp.me/PcUql6-15T
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