☆西穂高岳 5年目の挑戦にて登頂


- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 871m
- 下り
- 871m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
第2ロープウェーからの乗車です。 <ロープウェーはJAFの会員割引が使えます。往復券で¥300引> |
コース状況/ 危険箇所等 |
・独標取り付きまでは危険箇所はありません。 ・独標以降は言わずと知れた銃走路。 |
その他周辺情報 | 下山後はいつもの「ひがくの湯」へ。 さらに新たなサービスが展開されました |
写真
登頂記念にバッジを買いました。
息子は4番を選択、宝物が増えました。
この時、「ヤッホー」で元気付けられたお姉さんが息子と一緒に4番のバッジを選んでくれました。
ほんわかしてますが、とっても健脚な方でした。
感想
今回もメモリアル登山です。
2009年、4歳の息子と始めた登山は最初の山がここでした。
それから5年、息子がココに来た回数は冬も夏も含めてこれで8回目。
2年前にピラミッドピークの手前、9峰まで来たのが最後でした。
(※間違いです。
レコにもあるとおり、昨冬に来ていますので9回目です)
それから3000m峰の挑戦の為に、西穂周辺にはしばらく来れなかったのですが、
今年、2年振りの挑戦になりました。
あれから少し体も大きくなり、何より経験地を上げての挑戦です。
【1日目】
土曜は午前中私が仕事の為に、午後から自宅を出発。
14:15のロープウェーに乗車しました。
歩きなれた山荘までの道のり。
50分で山荘に到着しました。
山荘には先に来ていた友人二人、Taichi君とKing氏が待っていました。
この日はテントを持っていない二人に合わせて山荘泊でした。
荷物を置いたら、ちょっと写真を撮りに丸山の近くまで。
この日は天気も良く、最高でした!
そうそう、西穂山荘は外も含めてトイレが綺麗に改装されていました。
【2日目】
5:30の朝食を食べて、朝の儀式を済ませて、6:30過ぎに西穂山荘を出発。
山初心者のKing氏を隊長に迎えて、西穂を目指して歩きます。
King氏、山初心者とは言え岩場歩きの能力が高い事は、事前に確認済みです。
普段は釣りで沢に行ってるようなので。
Taichi君は21歳。高校時代は山岳部の強者です。
King氏とTaichiくんは前日に独表まで上がってますので、そこまでは足慣らしペースで皆でゆっくり上がる事にしました。
独標手前の取り付き、2年前は少し怖がりながら上がった息子ですが、今回は先頭切ってスイスイ上がります。
強くなったもんです。
独表で休憩し、ここで装備を整えます。
息子にはヘルメット、ロープ装備です。
息子に被らせるなら私もヘルメットを被ります。
独標裏を降りますが、2年前とは比べ物にならないペースでグングン降りる息子。
そのペースは衰えず、あっという間に2年前にたどり着いた9峰へ。
そのまま9峰の裏、私が一番危険だと感じる場所の通過は、先にTaichi君が向こうに渡り、後ろから私がロープで確保。
怖がりながらも何とか通過しました。
そこを越えたら怖いところはしばらくありません。
一気に高度をあげて、第8峰、ピラミッドピークを登頂です。
やっとココまでこれた・・・
Taichi君とKing氏はこのまま西穂高岳までが目標です。
私は息子に合わせて、ピラミッドピークまでが目標だったのですが、
息子は体力も全然余裕で、岩場も平気まだまだ行けると言います。
ビビリーな息子が大丈夫だといい、仲間も居るます。
コレはチャンスと、一気に先へ進む事にしました。
その後も岩歩きはスイスイとこなし・・・
主峰最後の岩壁にちょっと苦戦しましたが、
それでもロープで引き上げる事無く登り切り、
念願の西穂高岳山頂へ・・・!
感 無 量!
「いつか二人で西穂高岳の山頂へ」
それを胸に6年かかりました。
正直私的には、3000m峰を制覇した時よりも、心に溢れるものがありました。
「歩き続けていれば、必ず目標に辿りつく」
3000m峰も含めて、それを彼に伝える旅でした。
やりとげた。
息子がボソッと一言。
「これで『穂高』岳も制覇だよね?」
ん?
北、奥、前、西・・・
他に無いですよね?
うん、確かにそうだね、気付きませんでした。
少し風とガスが出てきた山頂で、お湯を沸かしてKing氏とTaichi君にコーヒーを振る舞い、King氏の西穂高登頂も一緒にお祝いです。
お互いの健闘を称え合います。
しばらく山頂を堪能した後に、下山開始です。
下山はより注意深く進み、ました。
主峰の岩壁、9峰裏の岩渡り、登りよりも下りの方が安心して行けると、
息子は苦労もせずにスイスイ歩きました。
今回の登山でもレベルが上がったようです。
西穂山荘ではみんなで「西穂ラーメン」を食し、それからロープウェーへ。
昨日と同じ、14:15のロープウェーに乗車できました。
今回も、事故無く無事に下山完了。
良く頑張りました!
下山後はみんなで一緒に、いつもの「ひがくの湯」へ。
鉄分コーナーには、既に北陸新幹線のE/W7系が走っていました。
そして、また新たなサービスが・・・
「うまい捧と記念写真をした方に、コーラを無料でプレゼント!」
もう意味が分からないですけど、嬉しいサービス♪
コーラとゼロコーラが選べるようです、頂きました。
ちなみに、この前来た時に「うまい捧のお持ち帰りは程々に・・・」
と、とうとうお持ち帰りを認められたうまい捧。
今回はお一人様4本まで!
と、本数指定に変わりました。
もう、この温泉大好きですw
さて、次はどこの山を歩こうかな?
1日目 http://monolith.hida-ch.com/e659134.html
2日目 http://monolith.hida-ch.com/e659207.html
ssPENTAGONssさん 初めまして。
西穂高岳登頂おめでとう! 息子くん!かっこいい!
おそらく3、4年生だと思いますがすごいです!
怖がりながらとありますが、写真を見る限りほとんど楽しんで登ってるように
見えます!これまでの修行?の成果ですか、なんともたくましい顔ですね(^o^)
同じような年頃の子供を持つ自分にとって、
いつか二人で・・・この言葉に感動しまくりです!!!
最高の天気の日に行けて良かったですね!これからの御二人の山行が楽しみです。
微笑ましいレコ!ありがとうございました(^.^)
touryouさん:
はじめまして(^^)
ありがとうございます、息子は今小3です。
彼が4歳の頃から西穂の山荘付近まで来ていたので、いつかは一緒に山頂へ行こうと話してました。
少し早すぎたかも知れませんが、ようやく叶いました。
子供との登山は色々な意味で大変ですけど、やはり辞められません(^^)
お互い、頑張りましょう!
はじめまして?
穂高制覇おめでとうございます。
実は頂上で、「何年生?」とありきたりな質問をした中年夫婦です。
3000m制覇の話を聞いて、中日新聞??うちは違うんだけど、う〜ん
あと、動画を撮ってられたのもすごく気になって、道々
家に帰って判明。3000mは、私がお気に入りに入れている方の日記で見たものでした。
それと、動画!初めて頂上を目指すので出発前に予習をしようとネットで検索して見てたんです。
小さな息子君、体全体を使って、足の届かないところはパパさんの手が添えられ。。
息子君と、パパさんの頑張りをみて、私達も頑張って登るぞと挑みました。
あの動画は、2年前、1年生の時のものだったんだね。大きくなりましたね〜。
たくましく見えましたよ
歩き続けていれば、必ず目標に辿りつく。
私達も、何年越し?の登頂でした。今までで一番達成感のあった山行でした。
これからも、お互い気をつけて行きましょうね。
あ、King隊長の大きなおにぎりとても美味しそうでした。
ヤッホーも聞こえてましたよ〜
usavichさん:
こんにちは
西穂高お疲れ様でした、ヤマレコユーザーさんだったんですね。
仲良く夫婦二人で登られてるのを見まして、とても羨ましく思いました
3000m制覇の記事は中日新聞にと地元新聞に掲載されました。
記者の方が、たまたま書いていたブログを見ていてくださったようで、取材を受けたしだいです。
まさか1面に載るとは思ってなくて・・・
動画も見て下さってたんですね、あれが2年前です。
まぁ、子供の成長記録です(^^;
少し時間がかかると思いますが、また今回も編集が終わればUPしたいと思ってます。
usavichさん御夫妻も山頂にいらっしゃったので、映像に入ってしまうかも知れませんが、ご了承下さい
またどこかの山でお会いできると良いですね。
これからも、安全登山で行きましょう!
3年前に息子と二人で西穂へ行ったとき、9峰あたりの飛騨側の大きな岩のトラバースで若い女性が岩にへばりついて動けなくなり、ロープで確保しようとしたら前後の同行男性二人もロープを使ったことがないというので、手と足の置き場を一つずつ指示しぎりぎり超えることが出来たのを覚えています。わたしは息子が届かない場所では荷を置いて確保するようにしています。笠ヶ岳では自分が転んで荷が重く起きられなかったとき2回息子に起こしてもらいました。立場が逆転する日が近づいてきました。
asadaniさん:
いやいや、まだ庭なんて恐れ多くて言えないです。
まだ冬も山頂まで行けないですし・・・
9峰裏は、この日私たちが通過した後にやっぱりへばり付いて動けなくなっている女性がいました。
同行している男性が必至にフォローしてましたが、15分以上かけて岩を通過してました。
子供達はどんどん大きくなりますね、気がつけば親を置いて先に歩くようになると思います。
嬉しくもあり、寂しい瞬間でもありますね(^^;
それまでは、一緒に歩きたいと思います。
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