百名山99座目・平が岳。

2014年09月18日(木) [日帰り]

• GPS: 12:25
• 距離: 21.9km
• 登り: 1,781m
• 下り: 1,770m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:48
• 休憩: 0:26
• 合計: 12:14

距離 21.9km 登り 1,781m 下り 1,782m

3:51 鷹ノ巣登山口
5:58 5:59 下台倉山
6:49 6:50 台倉山
9:07 9:09 池ノ岳
10:07 平ヶ岳キャンプ指定地
10:26 10:29 玉子石
10:53 池ノ岳
12:50 12:51 台倉山
13:40 13:58 下台倉山
16:05 鷹ノ巣登山口

歩行距離23km・所要時間12時間・歩数46,000歩。

天候

曇りのち小雨、のち晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

札幌〜小樽〜フエリー〜新潟〜登山口。
前夜、鷹ノ巣登山口の駐車場で車中泊。

小出ICからR352を奥只見湖経由で鷹ノ巣登山口までは、複雑に入り組む狭いダム湖畔路を走るので、交通事故には要注意。
下山後は鷹ノ巣から小出に引き返すのを避けて桧枝岐に向かったが、こちらも往路ほどではないが注意が必要。

コース状況／危険箇所等

鷹ノ巣登山ルートは往復22km超のアップダウンが多いロングコースなので、時間的な余裕を十分見ておく必要がある。
コース前半の痩せ尾根は要注意だが慎重に歩けば問題なく、それ以外の部分に危険個所は特に無い。

その他周辺情報

下山後の温泉は桧枝岐の「ひうちの湯」（500円、ｼｬﾝﾌﾟｰ等付）

写真

9/17 14:46

R352の鷹ノ巣の登山口入口。駐車場とトイレがある。

9/17 14:47

登山口への林道入り口。

9/17 14:47

入口から先の林道。登山当日は早朝暗い中の出発なので、前日に林道と登山口を下見。

9/17 15:35

林道の中ほどで流れを渡る。

9/17 15:39

駐車場から約15分、林道の突き当りが登山口。「山頂まで11km」の表示がある。

9/17 15:39

登山口から樹林の中に入り、

9/17 15:40

すぐに急登になる。濡れたら滑りそうな感じ。ここまで下見してから駐車場で車中泊。

9/18 4:02

当日、午前3:50、ヘッドランプを点けてスタート。

9/18 4:13

9/18 4:27

痩せ尾根はまだ暗闇の中なので、慎重に登る。

9/18 5:18

痩せ尾根を通過し、5時半頃には夜が明けて景色が見え始めた。

9/18 5:40

少々ガス気味だが、晴れ予報に期待しながら登る。

9/18 5:47

9/18 5:51

約2時間で下台倉山。と言っても山頂の雰囲気は無く、ただの登山道の通過地点、といった感じ。

9/18 5:54

依然としてガスが流れて、

9/18 6:16

木道も出てきたが小雨がぱらつき始めた。

9/18 6:18

小雨がやみそうもないので雨具上下を着用。どうやら予報は外れたようだ。

9/18 6:23

9/18 6:33

この季節、花はほとんどなく、この程度。

9/18 6:49

9/18 7:01

約3時間で台倉清水。テントが一張あり、間もなく持ち主の70代半ばの単独男性が下ってきた。昨日から登ってきたようで、雨でがっかりした様子だった。

9/18 7:17

9/18 7:53

雨で濡れた木道はスリップし易いので要注意。

9/18 7:56

約4時間で白沢清水。

9/18 7:56

清水の様子。この水を飲む気持ちにはならない。

9/18 8:18

9/18 8:25

9/18 8:46

薄いガスの中だが、草紅葉が綺麗だ。

9/18 8:49

9/18 8:50

9/18 8:53

9/18 8:55

9/18 8:56

9/18 8:59

9/18 9:01

9/18 9:01

9/18 9:03

スタートから約5時間、山頂手前の湿原入口「姫池」に出た。

9/18 9:03

生憎のガスと小雨だが、静かな佇まいの高層湿原は、なかなか良い雰囲気だった。

9/18 9:04

木道を進み、

9/18 9:05

「卵石」は帰路に立ち寄ることにして、まずは山頂に向かう。

9/18 9:20

9/18 9:24

山頂への木道登り。

9/18 9:30

この先が山頂。この辺りで裏(プリンス)ルートから来たらしい登山者数人とスライド。

9/18 9:40

9時35分、スタートから約5時間半、平が岳山頂着。山頂貸切だったが間もなく隣で車中泊していた郡山の単独同年代男性が着いたのでシャッター交換。

9/18 9:42

山頂は木立に囲まれて景色もなく、小雨で休む気持ちにもならないのですぐに卵石に向かう。

9/18 9:44

9/18 9:53

間もなく小雨がやんで、

9/18 9:53

青空が見え始めて、

9/18 9:58

景色を眺めることが出来たのはラッキーだった。

9/18 9:58

9/18 10:05

9/18 10:05

卵石への木道は古くて一部壊れている場所もある。

9/18 10:10

9/18 10:18

草紅葉。

9/18 10:19

標示では分岐から卵石まで1kmとあるが結構遠く感じて、表示が少ないこともあって方向違いかな、と思う感じもあった。

9/18 10:21

この表示はあったが、特に立ち入り禁止のロープ等もないので、

9/18 10:22

近寄ってしまった。卵石の前方下にも綺麗な草紅葉が広がっていて、青空の下ならもっと綺麗だろう。

9/18 10:23

卵石はこんな様子。

9/18 10:43

石の周りを一回りして引き返す。

9/18 10:45

この天気でも、裏ルート利用者も含めて10人程度の登山者とスライドした。

9/18 10:46

9/18 10:48

11時前に姫池に戻り、結局、山頂休憩なしで下山開始。また小雨が落ちてきた。

9/18 10:48

雨で濡れているので、木道も、

9/18 10:52

登山道も滑り易くなっている。その上長時間の登りの後なので、慎重に下る。

9/18 11:06

雨で気温が低いので暑さによる疲れは無く、登る前に心配したほどの疲労感は無い。

9/18 11:50

濡れた木道。

9/18 11:59

登りでデポした水を回収。

9/18 12:32

台倉清水に戻って、

9/18 12:39

間もなく雨が止んで青空が広がってきた。

9/18 12:42

9/18 12:47

9/18 12:51

ここは晴れても、山頂方向は相変わらず雲の中。

9/18 12:53

9/18 12:55

9/18 13:03

すっかり晴れて陽射しは強いが、濡れた体はなかなか暖まらない。

9/18 13:30

9/18 13:56

下台倉山まで戻ってきたが、まだ先は長い。

9/18 13:59

ここからも長いアップダウンの尾根筋下りが続く。

9/18 14:00

登りで見えなかった景色を楽しみながら、しかし足元に注意しながら下り続ける。

9/18 14:01

右手に燧ケ岳(ズーム)を眺めながら下る。

9/18 14:02

痩せ尾根下り。

9/18 14:02

下方に長い痩せ尾根下りルートを眺めながら、

9/18 14:06

所どころこんな場所もあってスリップしないよう注意。

9/18 14:10

9/18 14:10

延々、という感じで続く尾根下り。

9/18 14:33

登山道は概ね歩き易いが、こんな状態の所も。

9/18 14:42

9/18 14:49

やはり青空の景色は気持ち良い。

9/18 14:52

9/18 14:58

9/18 15:07

9/18 15:12

9/18 15:19

9/18 15:21

9/18 15:23

9/18 15:46

15時50分、急坂を下ってどうやら登山口に帰り着き、ほっとした。

9/18 15:47

あとはほぼ平坦な林道を戻り、

9/18 15:50

川を渡って、

9/18 16:00

駐車場へ。

9/18 16:01

歩行12時間、無事帰着。ほとんど休憩なしで歩き通して当然疲れたが、予想ほどではなかった。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

umetomosan

今年の道外山行の主目的の「平が岳」は、3年前に、事前情報の収集が甘くて奥只見湖まで行ってからR352が大雨被害で通行止めになっていることが判り、断念した山。
今回は、ヤマレコなどで種々の情報をしっかり確認して向かい、新潟上陸の翌日に登ることが出来た。
天気は予報が外れて小雨になったが、引き返すほどの雨ではなく、無事登ることが出来た。
これで百名山99座目。
あと一つ、という状態は、案外気分の良いものだ。

お金を使ってコースを短縮する裏ルート(いわゆるプリンスルート)があることも知っていたが、やはりこの山には長時間の正規ルートで登りたかったので、それなりのトレーニングを重ねて準備し、その成果で想定ほどの疲れも感じずに往復できたことも、大きな達成感を得た理由と思う。

下山後の、桧枝岐の温泉と小さなレストランの夕食は格別だった。

【今回の道外山行日程】
9/16(火)札幌〜小樽。フエリー乗船(船中泊)。
9/17(水)新潟上陸〜(小出IC・奥只見湖経由)〜平が岳鷹ノ巣登山口(車中泊)。
9/18(木)「平が岳」登山。下山後は桧枝岐で入浴・夕食・車中泊。
9/19(金)会津若松観光と移動(高速道磐梯SA車中泊)。
9/20(土)猪苗代湖、喜多方観光(道の駅喜多方車中泊)。
9/21(日)米沢観光と移動(高速道越後川口SA駅車中泊)。
9/22(月)移動(水上温泉道の駅車中泊)。
9/23(火)「谷川岳」登山。(水上温泉道の駅車中泊)。
9/24(水)洗濯(コインランドリー)と移動(南魚沼温泉宿泊)。
9/25(木)〜26(金)台風避難停滞(南魚沼温泉宿泊)。
9/27(土)移動(平標山登山口車中泊)。
9/28(日)「平標山〜仙ノ倉山」登山。(南魚沼温泉宿泊)。
9/29(月)洗濯と移動(新潟道の駅車中泊)。
9/30(火)新潟からフエリー乗船(船中泊)。
10/1(水)小樽上陸。札幌帰宅。

計15泊16日(船中2泊、車中9泊、宿4泊)。総走行距離1,281km。

コメント

jiji

残るは飯豊山ですね ^^v
今回は、平が岳か飯豊山か、ひょっとしたら両方で100名山達成かな？と思っていました
umetomosanさんの99座で、自分の登った山を調べてみたら30座ちょいでした
やっぱり100名山を登ると言う事は凄い事ですね
残る飯豊山には、是非連れて行って欲しいものです

umetomosan

Re: 残るは飯豊山ですね ^^v
＜100名山を登ると言う事は凄い事ですね＞
私の場合は、運良く？2度の東京勤務があったので、ﾗｯｷｰでした。
その頃に何気なく数えてみたら半分ほど登っていることに気づいたのがきっかけでしたが、それから20年近くかかってます
もしも JIJIさんがその気になったら、たぶん、数年で登ってしまうでしょうね
最後の飯豊山には、街おばさんも厚かましく同行を希望すると思うので、当然超ｽﾛｰﾍﾟｰｽになって、とてもじゃないけどJIJIさんは付き合いきれないでしょうね