【九州遠征】開聞岳
- GPS
- 05:24
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 826m
- 下り
- 814m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:25
天候 | 快晴。しかし黄砂により遠望悪し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
└登山口から5分ほど進むとトイレあり ※山と高原地図には記載がないが、イベント広場にある。(「最後のトイレ」看板あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは公園管理棟にあり ・ペット禁止と明確に書いてある ・登山道についてはこちらが詳しい └いぶすき観光ネット https://www.ibusuki.or.jp/tourism/play/kaimonpark/climbing/ |
写真
感想
当初の計画では21(金)-22(土)に登山の予定だったが
21日(金)が雨予報だったため、計画を入れ替えて22(土)-23(日)で登山に。
そして22日(土)は開聞岳へ。
宿泊地の指宿から向かう途中、キレイな円錐形の山が見えてきて一気に車内のテンションが上がる。
そして遠くからみるとすごく大きく見える!
標高は1000mないけど、海抜100mから登るため標高差はそれなりにあるんだよな、とゆるハイ気分を引き締める。
公園管理棟で計画書を提出し、登山者用駐車場から行動開始。
登山道は最後までずっと樹林帯なのだけど、最初は平和的な道が続く。
しかし気温が高く、風が通らないため暑い。。まだ4月なのに…
ここは夏に来ると熱中症になりそうだなと思いました。
開聞岳の登山道は螺旋状にぐるっと回りこむようになっていて、特徴的。
深田久弥曰く「放射⾕が殆どない」ためにこの螺旋状のルートが可能だそう。
5合目からは足元がゴロゴロした石の道になる。
登りはともかく下りではズルっと滑りそう。
7合目に「仙人洞」という洞窟があった。
開聞岳が噴火したときに溶岩がせりあがってできたもので、修行に使われていたそう。
9合目の先に1箇所ハシゴがある。
その先は岩場の連続になり、今までの登山道と様相が変わるので注意。
山頂はあまり広くはなく、岩場にこしかけてしばし休憩。
本来なら桜島が見えるらしいけど、この日は黄砂のせいで見えず。。残念……
(黄砂が原因ということは下山してから地元の方に聞いて知った)
前日に知覧特攻平和会館を見学していたため
「開聞岳は、知覧基地を飛び立った特攻隊が見た最後の本土」
「操縦席から左に開聞岳を見ながら海岸線を越え、二度と戻れぬ覚悟を決める」
みたいなナレーションが脳内をめぐる……(田口トモロヲの声で)
悲しい気持ちに……。
写真を撮ったりと山頂でゆっくりしたあと、下山しました。
火山礫の大岩だったり小石ゴロゴロ地帯だったり、下りの方が気を遣う道でした。
昼過ぎから登ってくる人もたくさんいたけど、暗くなってしまわないかなとちょっと心配になった。
数日前までイマイチな天気予報だったのに、思わぬ好天に恵まれて本当にラッキーでした。よい山でしたー。
ちなみに開聞岳は昔「枚聞岳(ひらききだけ)」と呼ばれていたそうな。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト。天照大神の孫)が開聞岳を見て「われ今たいらに来たりき※」ということから「ひらきき」になったとのこと。
※新日本山岳誌では「今たいらに」と載ってたけどネットで調べるとだいたい「今にひらに」で出てくる。。どっちだー
あと関係ないけど、街中で見かける鹿児島市の市章が島津家の家紋まんまだなと思ったらやはり<薩摩藩主「島津家」の紋章「丸に十の字」に「市」の文字を図案化したもの>でした。ですよね!
https://www.city.kagoshima.lg.jp/soumu/shichoshitu/kouhou/shokai/monsho.html
【訪れた観光地メモ】
・仙巌園
https://www.senganen.jp/
・知覧武家屋敷庭園
https://chiran-bukeyashiki.com/
・知覧特攻平和会館
https://www.chiran-tokkou.jp/
・知林ヶ島-ちりりんロード
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chirin/load/
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