鍋倉山
- GPS
- 03:48
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 995m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 【風呂】 いいやま湯滝温泉 \510 【食事】 いいやま湯滝温泉 みゆきポークしょうが焼き定食 \870 |
写真
感想
7:50 551m 出発。ひとまず北西に向かえば良いはずだが、細かいルート取りがわからず先行者のトレース通りに進む。地図を見ると車道をショートカットするように登山道が延びており、その通りに登っているようだ。
8:06 651m 再び車道に合流。あまり需要のある道路には見えないのだが、けっこう除雪が進んでいる。
そのまま車道の左端をしばし歩き、田茂木池のある平原に出る。新雪後だと下りラッセルに苦労しそうなところだが(登りトレースが使えるのでそうでもないか?)、雪の締まったこの時期なら、多少のストック漕ぎだけで滑ってこられそうだ。
平原の向こう端に小屋が見え、そちらに向かって歩いて行く。
8:26 740m ここから左の尾根に取り付く。けっこう急傾斜。もう一つ先の尾根から登ることもできるようだが、まあどこからでもいいだろう。
ところがここで想定外の事態が。
シール先端の金具が引きちぎれてしまい、スキー板に引っかけられなくなってしまったのだ。例のゲッコのシールである。テールフックはすぐに千切れてしまうと評判(?)だが、前までとは酷すぎる。
後ろならば、元々張り流しタイプだと思えばなんてことないのだが(実際自分も張り流しとして使っている)、先端を板に引っかけられないと致命的。しばらくはシリコンの再接着性を頼りに何度も張り直しながら登り続けるが、急斜面で限界。幸いダクトテープを持ってきているので、それで先端をグルグル巻きにして事なきを得る。
急斜面を登り切って南東尾根上に出れば、あとは山頂まで適度な斜度の尾根が続く。ブナの巨木も目に付くようになり、登っていてたいそう気持ちがいい。
10:00 1283m 山頂。まだ時間は早いので、戻る前に1本、北東のボール状の大斜面を途中まで滑ることにする。
最上部は無木立の急斜面で、新雪後は多少注意が必要かもしれないが、その場合は北西の黒倉山コルから滑り降りれば問題ないだろう。むろんこの時期は雪崩の心配もなく、急傾斜ながら快適に滑ることができる。
ちょっと下るとブナの疎林帯に入り、あまりの楽しさに久しぶりに歓声を上げながらの滑降となる。
標高差300mほど滑ると、雪は重く、傾斜もだいぶ緩くなる。この辺りで終了にしておきましょう。
昼休憩後、登り返し。再びシールをダクトテープでグルグル巻きにするのは面倒なので、板を担いでツボ足で登ることにする。雪が柔らかく多少潜るが、まあ問題ない。
11:23 1280m 再び山頂。シールを外し、下山ルートと決めていた東尾根を滑る。往路の尾根の1本北側の尾根だ。
先ほど滑った北東斜面と違い、こちらはメローな尾根が続く。豪快な滑りはできないが、今日のような春のうららかな日には、このようにマッタリしたコースのほうが楽しかったりする。ブナの大木も多く、心が和む。
ところどころ狭い箇所もあるが、総じて快適で滑りやすい。
標高850mくらいになると、尾根上は木が邪魔で滑りにくくなる。もう尾根から降りて左側の平原に出てしまおう。
ちょうど左は滑りやすそうな無木立の斜面になっており、平原に向かってドロップ。
平原に出た後も、小屋までなら比較的傾斜はありスムーズに滑っていける。
小屋から先はほとんど傾斜がなく、ストック推進を交えながらちんたら進む。
12:00 654m 車道合流。あとは登ってきたルート通りに車道をショートカットし、登山道に沿うように滑っていく。途中雑木をよけながらの滑降となるが、これはこれで楽しい。
そのまま駐車地点の傍まで滑りこんで終了である。
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