白山 （冬が来る前に）

2014年10月31日(金) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,547m
• 下り: 1,517m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:20

距離 15.5km 登り 1,550m 下り 1,530m

8:32 別当出合駐車地
8:40 8:42 別当出合
10:06 10:08 甚之助避難小屋
11:02 黒ボコ岩
11:25 11:46 室堂
12:20 12:21 御前峰
12:47 12:59 室堂
13:46 エコーライン登り口
14:11 14:27 甚之助避難小屋
15:44 別当出合
15:52 別当出合駐車地

天候

曇り。弥陀ヶ原から上はガス。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

別当出合：約200台。無料。
　トイレは、約400m離れた別当出合の冬季トイレを利用。
　R157白峰交差点より県道33号線を東に約18km。

コース状況／危険箇所等

トイレは、別当出合、甚之助小屋に冬季用あり。
　室堂は未確認。
水道は、別当出合初め、中飯場、甚之助小屋、室堂の全施設使用不可。

その他周辺情報

日帰り温泉は、白峰総湯（650円）

写真

【腹ごしらえ】
買い占めた（2個しかなかったが）好物おにぎりで朝食。

【店じまい】
別当出合のセンターは既に閉まっていた。

【蛇口封印】
水道も既に使えなかった。

【トイレも】
水洗トイレも閉鎖。冬季トイレの表示があった。

【橋は大丈夫】
この踏み板も、もうすぐ外されるようだ。

【大長山に挨拶】
雲は懸っていなかった。

【夢の跡】
わいわいがやがやと声が聞こえてきそう。

【中飯場も】
トイレは使用不可。

【水道もしっかり】
グルグル巻きだ。

【雲が低い】
赤兎に雲が懸った。経ヶ岳は見えない。

【参道化】
山道というより参道のよう。読みは同じ「さんどう」だが。

【甚之助避難小屋】
誰もいない。

【おまじない？】
石が載っている。何だろう？

【跡形ない】
水道は跡形もなく外されている。

【冬季用】
これはありがたい。

【黒ボコが見えない】
ガスは取れそうもない。

【旧ヒュッテ跡】
きれいに整備されている。

【回せたが】
当然水は出なかった。

【ガスに突入】
十二曲りが異空間への階段になった。

【水を確認】
チョロチョロ出てる。ひとまず安心。

【弥陀ヶ原】
天が無い。

【室堂到着】
山頂へは、食事をしてから考えよう。

【氷が張ってる】
やっぱり寒い。

【一瞬チラッと】
山頂が呼んでる。

【山頂】
これで鈴鹿に戻れる。

【少し視界が】
先行者が見えた。

【室堂ガンダム】
いつもの場所から挨拶。

【エコーライン】
エコーラインの白い道が誘う。

【南竜山荘】
今年、白山で初めて泊まった。

【南竜ヶ馬場】
テントは見えない。

【一本道】
笹原の中に一本の筋。工事用かな。

【威容】
別山も良かったなあ。

【冬待つ甚之助】
この景色が白一色に変わるのはもうすぐ。

【白い秋】
白い木の帯の中にも、秋の色がまだ少し。

【道端のアクセサリー】
赤色がうれしい。

【インベーダー】
ピコピコ動きそうでユーモラス。

【渋い秋】
晩秋の愁いを含む風景に、シーズンの終わりを感じる。

【晩秋のオアシス】
真っ赤なカエデが一本待っていてくれた。

【冬支度】
別当出合はベンチも片づけられスッキリ。

【さすが白山】
最短ピストンだったが、やっぱり歩き甲斐がある。

感想

whitewater

今年の天気は気マグレだ。
毎週休日が雨かと思ったら、突然毎週いい天気に。
かと思いきや、またまた連休の雨予報。
気象庁の予報もハズシまくりだったが、今回はハズレそうになかった。

連休中、行けそうな山を探したが、なかなか見つからない。
そんな時、ひょんなことから31日が休みになって4連休になった。
4日間も全滅では浮かばれない。
せめて1日でもということで、白山に行くことにした。
それでも、予報はパッとしない。
雨が降らなければいいかと出発する。

今頃の平日の白山は開店休業状態。
あっ、もう閉店してたかな。
大型連休を前にして、閉店は無いと思いたかった。
しかし、白山ではそんなことはお構いなし。
朝からヘリが空をひっきりなしに往復している。
工事の終い支度のようだった。
道路はダンプが往来し、シーズン中とは趣を異にしていた。

軽い疎外感を感じながら、遅くなった出発を挽回すべく道を急いだ。
ほとんど休憩を取らないまま、室堂に到着。
ここまで下山者2人、登山者6人に会う。

山頂はガスっていて視界数十m。
登るかどうか、しばし逡巡。
そうしていると、後から来たカップルが登って行った。
時間はある。
よし、食事を終えたら後を追おう。

結局、誰もいない、何も見えない山頂で標柱の写真を何枚も撮り、すぐに下山。
なんだかなあと思いつつ室堂を離れる。

五葉坂を下っていると、ガスの切れ間からエコーラインの木道が見えた。
南竜と別山を見て行こうと、エコーラインを辿る。
もう工事のヘリの音もしなくなった。
誰もいない南竜界隈を見渡しながら、今年一年の白山山行を振り返る。
来年も来れたらいいな。

甚之助小屋に着いたら、カップルが休憩していた。
ほとんど人と話をすることが無かった山行。
やっと、「なんだかなあ」が消えたような気がした。