雨の銚子ヶ口岳 秋
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,063m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からしばらくは杉の植林地帯の緩やかな登りです。200m毎に標識があり、1/15から始まって銚子ヶ口岳15/15まで続きます。所々狭いトラバース道がありますので注意深く渡ります。植林地帯が終わり雑木林に入ると、落ち葉に覆われ、道が判りにくくなります。要所要所に赤リボンがありますので、迷うことは無さそうです。結構急登、落ち葉に隠れた登山道は時にスリッピーで滑ってしまいます。疲れます。稜線に登りつきますが再び急登が続き、ゼイゼイ、東峰に到着しました。東峰から銚子ヶ口までは楽チン。銚子ヶ口から下って、秋たけなわの道を進みます。そして急な登りで西峰に到着しました。 ここから暫く進むと水舟の池に降りる道があります。踏み跡を辿って下り、左手に池が見えたら、適当にそちらに向かっていきます。水舟の池で昼食タイム。池から大峠に向かいますが、標識は全くありません。鈴鹿の山を知り尽くしている葛谷代表、道なき道を登り、無事、大峠に登りつきました。とても一人では行くことは出来ません。 大峠から尾根を登って西峰に向かいます。西峰からは往路を下ります。下りは滑りやすく、一度尻餅をついてお尻は泥まるけ。ゆっくり下って無事登山口に帰り着きました。 |
その他周辺情報 | 阿下喜温泉で汗を流しました。 |
写真
感想
11月に入り、鈴鹿、そろそろヒルもいないでしょう。鈴鹿の季節がやってきたな、と思ているとクラブ岳の葛谷代表からお誘いがありました。中峠から愛知川に下り、クラシ・イブネに登るという企画で、すぐに参加のメールを返しました。
ずっといい天気が続いていましたが、誰の行いが悪かったのか、昨晩から雨。この雨では愛知川の渡渉が危ぶまれ、杠葉尾から尾根登りでクラシ・イブネを目指すことに変わりました。でも、この雨ではどうなる事やら・・・。
登山口に着きましたが、全く元気が出て来ません。ま、行けるとこまで行こうとカッパを着込みます。杉の植林帯、鈴鹿ではシカ除けのテープが幹に巻かれている光景をよく目にしますが、ここではお目にかかりません。下打ち、下刈り、間伐された美林です。登るにつれ杉はなくなり雑木林となります。高度を上げていくと黄葉・紅葉が徐々に深まり、辺り一面色づいた落ち葉で埋め尽くされています。小雨が降っていますが、濡れた葉っぱも捨てたもんではありません。
わたし以外の同行者は健脚です。置いて行かれないよう頑張ってついて行きます。葛谷さんが立ち止って待ってて呉れます。東峰に登りつきましたが雨のため眺望はありません。銚子ヶ口岳も同様ですが、西峰に向かう道では素晴らしい景色が待っていました。落ち葉が敷きつめられた黄色の道、今が盛りの黄葉、そして雨に煙る幽玄の山々。立ち止り、立ち止り、進みます。
西峰から下ると、森の中にぽっかりと水舟の池。水草、さざ波、池の周りの黄葉。ちょっと早いですが絶好の昼食ポイントです。誰もいない静かな森、雨音はしますが、雨は落ちてはきません。ゆっくり食事を摂り、出発、大峠に登る事にします。
何の標識もテープもありません。葛谷さんの独壇場です。草むらを掻き分け山肌を登ると、何となく踏み跡らしきものが続いています。大峠に登りつき、この先はバリルートです。今日はここまで、クラシ・イブネはまたの日に。 西峰に戻って往路を下ります。腓腹筋がピクピコピック、ツル~りと滑ってお尻べちゃべちゃ。芍薬甘草湯のお世話になり、その後は快調。
秋色の中を下り、登山口辺りではまだミドリの葉っぱが生き生きとしています。秋、秋、錦糸銀糸、とっても好いけれど、あき、あきあき、なんて云ってもミドリが一番。
汗を流した阿下喜温泉、左下腿から血が出ています。家に帰ってスリッパを履くと、スリッパに血が。右足底から血がタラ〜り。
雨の中、ヒルにもやられましたが結構楽しい秋の鈴鹿、ニッポンの秋を十分堪能致しました。葛谷さん,そしてご一緒頂いたFさん、Sさん、ありがとさ〜ん、でした。
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