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Yamareco

記録ID: 540257
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無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

雨の銚子ヶ口岳 秋 

2014年11月01日(土) [日帰り]
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onisan その他3人
GPS
--:--
距離
11.0km
登り
1,071m
下り
1,063m

コースタイム

 雨用のデジカメ、暫く使っていなかったので時間を合わせていませんでした。ので、詳しい経過時間をお示しすることが出来ません。休憩時間も含めて全行程、7時間弱でした。
天候
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 岐阜羽島で宝塚からおみえのSさんをピックアップし、長良川右岸を南下。多度大社の横を通って石槫峠へ。峠には立派な長いトンネルが出来ていて、難なく杠葉尾(ゆずりほ)の銚子ヶ口登山口に到着しました。
コース状況/
危険箇所等
 登山口からしばらくは杉の植林地帯の緩やかな登りです。200m毎に標識があり、1/15から始まって銚子ヶ口岳15/15まで続きます。所々狭いトラバース道がありますので注意深く渡ります。植林地帯が終わり雑木林に入ると、落ち葉に覆われ、道が判りにくくなります。要所要所に赤リボンがありますので、迷うことは無さそうです。結構急登、落ち葉に隠れた登山道は時にスリッピーで滑ってしまいます。疲れます。稜線に登りつきますが再び急登が続き、ゼイゼイ、東峰に到着しました。東峰から銚子ヶ口までは楽チン。銚子ヶ口から下って、秋たけなわの道を進みます。そして急な登りで西峰に到着しました。
 ここから暫く進むと水舟の池に降りる道があります。踏み跡を辿って下り、左手に池が見えたら、適当にそちらに向かっていきます。水舟の池で昼食タイム。池から大峠に向かいますが、標識は全くありません。鈴鹿の山を知り尽くしている葛谷代表、道なき道を登り、無事、大峠に登りつきました。とても一人では行くことは出来ません。
 大峠から尾根を登って西峰に向かいます。西峰からは往路を下ります。下りは滑りやすく、一度尻餅をついてお尻は泥まるけ。ゆっくり下って無事登山口に帰り着きました。
その他周辺情報 阿下喜温泉で汗を流しました。
杠葉尾の登山口です。扉を開けて登山道に入ります。
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杠葉尾の登山口です。扉を開けて登山道に入ります。
秋色に染まっています。
落ち葉が敷きつめられ、ふかふかです。
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落ち葉が敷きつめられ、ふかふかです。
尾根に登りつきました。
が、まだ急坂を登り、
東峰に登りつきました。
東峰からちょっとで銚子ヶ口、雨雨ふれふれもっと降れ。
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東峰からちょっとで銚子ヶ口、雨雨ふれふれもっと降れ。
馬酔木、今年の実と来年に備えた蕾が同居しています。
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馬酔木、今年の実と来年に備えた蕾が同居しています。
ニッポンの秋です。
雨ですが、それなりに素敵です。
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雨ですが、それなりに素敵です。
立ち止り、立ち止り、見とれます。
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立ち止り、立ち止り、見とれます。
西峰から下って、
鞍部から水舟の池に下ります。
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鞍部から水舟の池に下ります。
森の向こうに池がポッカリ。
「いけ〜」です。
池を眺めながら昼食を摂ります。
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池を眺めながら昼食を摂ります。
雨が降り、さざ波が立っています。
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雨が降り、さざ波が立っています。
私たち以外誰もいません、とっても静かです。
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私たち以外誰もいません、とっても静かです。
Fさんが教え呉れました「ヒカゲカズラ」、地を這っています。
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Fさんが教え呉れました「ヒカゲカズラ」、地を這っています。
ヒカケカズラはシダ類だそうです。胞子嚢穂がニョキニョキ。
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ヒカケカズラはシダ類だそうです。胞子嚢穂がニョキニョキ。
水舟の池から大峠に登りました。
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水舟の池から大峠に登りました。
壊れた丸太の橋、とっても渡れるもんではありません。
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壊れた丸太の橋、とっても渡れるもんではありません。
登山口に近くなるとまだみどりしてました。秋のみどりも美しい、これからまだまだ楽しめそうです・
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登山口に近くなるとまだみどりしてました。秋のみどりも美しい、これからまだまだ楽しめそうです・
阿下喜温泉で汗を流しました。
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阿下喜温泉で汗を流しました。

感想

  11月に入り、鈴鹿、そろそろヒルもいないでしょう。鈴鹿の季節がやってきたな、と思ているとクラブ岳の葛谷代表からお誘いがありました。中峠から愛知川に下り、クラシ・イブネに登るという企画で、すぐに参加のメールを返しました。

 ずっといい天気が続いていましたが、誰の行いが悪かったのか、昨晩から雨。この雨では愛知川の渡渉が危ぶまれ、杠葉尾から尾根登りでクラシ・イブネを目指すことに変わりました。でも、この雨ではどうなる事やら・・・。

 登山口に着きましたが、全く元気が出て来ません。ま、行けるとこまで行こうとカッパを着込みます。杉の植林帯、鈴鹿ではシカ除けのテープが幹に巻かれている光景をよく目にしますが、ここではお目にかかりません。下打ち、下刈り、間伐された美林です。登るにつれ杉はなくなり雑木林となります。高度を上げていくと黄葉・紅葉が徐々に深まり、辺り一面色づいた落ち葉で埋め尽くされています。小雨が降っていますが、濡れた葉っぱも捨てたもんではありません。

 わたし以外の同行者は健脚です。置いて行かれないよう頑張ってついて行きます。葛谷さんが立ち止って待ってて呉れます。東峰に登りつきましたが雨のため眺望はありません。銚子ヶ口岳も同様ですが、西峰に向かう道では素晴らしい景色が待っていました。落ち葉が敷きつめられた黄色の道、今が盛りの黄葉、そして雨に煙る幽玄の山々。立ち止り、立ち止り、進みます。

 西峰から下ると、森の中にぽっかりと水舟の池。水草、さざ波、池の周りの黄葉。ちょっと早いですが絶好の昼食ポイントです。誰もいない静かな森、雨音はしますが、雨は落ちてはきません。ゆっくり食事を摂り、出発、大峠に登る事にします。

 何の標識もテープもありません。葛谷さんの独壇場です。草むらを掻き分け山肌を登ると、何となく踏み跡らしきものが続いています。大峠に登りつき、この先はバリルートです。今日はここまで、クラシ・イブネはまたの日に。 西峰に戻って往路を下ります。腓腹筋がピクピコピック、ツル~りと滑ってお尻べちゃべちゃ。芍薬甘草湯のお世話になり、その後は快調。

 秋色の中を下り、登山口辺りではまだミドリの葉っぱが生き生きとしています。秋、秋、錦糸銀糸、とっても好いけれど、あき、あきあき、なんて云ってもミドリが一番。

 汗を流した阿下喜温泉、左下腿から血が出ています。家に帰ってスリッパを履くと、スリッパに血が。右足底から血がタラ〜り。

 雨の中、ヒルにもやられましたが結構楽しい秋の鈴鹿、ニッポンの秋を十分堪能致しました。葛谷さん,そしてご一緒頂いたFさん、Sさん、ありがとさ〜ん、でした。
 

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