バトゥラオ山(Mt.Batulao)フィリピン
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:20
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス | 宿舎からトライシクルにて登山口まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
途中、3か所ほど鎖(ロープ)場があり、また左右が切り立った馬の背があったが、草が付いているので恐怖感なし。大変な炎天下であることを除けば、総じて初心者コース。 |
その他周辺情報 | 特になし、私は乾期(4月)を選んで行きましたが、風雨が強い時期は避けたほうが良いと思います。それと、水をたっぷり持参しましょう(私は1L) |
写真
装備
備考 | トライシクルで、登山口まで行って待たせる方法が大正解でした |
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感想
マニラから南へ64辧⊂茲蟾腓ぅ丱垢3時間ほどの「タガイタイ」を起点に、バトゥラオ山811mに登りました。街の中心から、前日、道端で手配しておいたトライシクル(三輪車、むかしのダイハツミゼット)に乗って登山口に向かいます。ちなみに、往復と現地での待機3時間込みで、1000ペソ=2400円でした。トライシクルは、通常1区間ほぼ50ペソですので、20回分の稼ぎになります。
ただ、この運ちゃんは、バトゥラオ山も、登山口も知らないので、私はGoogle mapを頼りに、ヤマカンで「右、左!」と、ナビをしなくてはなりませんでした。
で、何とか登山口に到着、小屋風の受付で記帳をしたのですが、7−8人の村人に囲まれて、「入山料140ペソ、ガイド料600ペソ(合計1800円)」との宣告「聞いてない、世界中、山はタダだ!」と抵抗をしたのですが「ここのルール」「No guide, No Hike」と言われ、あえなく撃沈!! あとで、下りてくるフィリピン人を見てたらガイドを付けてなかったので、おそらく外国人だけのルール、と思われます。領収書はくれないし料金表も見せてくれませんでした!
ただ、ここまで来たら、登るっきゃありません。気を取り直して、あてがわれたガイド、トントン氏と登り始めました。年はいくつだ?と訊かれたので「72才だ」と答えると、やや驚いた様子。彼はハゲてるけど、まだ55才、ここの集落に住んでるとのこと。
最初の7−8分は、集落の中の道を歩く、しばらく行くと竹の杖の貸し出しがあったので、念のため1本借りるが、払った10ペソは、どうもそのままトントンのポケットに入った様子!? 何十匹もの半野良犬に吠えられながら集落を抜けると、やっと、めざすバトゥラオ山が見えて来た。孫が好きなトゲトゲの恐竜みたいな山容だ。アップダウンが嫌だな、と思いつつ、でも結構、巻き道があるだろう、と期待しつつ歩を進める。すでに日差しは強く、気温は軽く30度を超えている思われ、日陰の全くない尾根道のアップダウンを繰り返す。とにかく暑い、暑い!滝の汗を拭いながら、前を見ると、トントンのハゲ頭にも汗がたくさん浮いている。ただ、彼は日焼けしたくないのか、はたまた虫除けか、長袖、タイツで、両腕、両足を保護!している。 登山道には、丁寧に5〜10分おきに「Peak-1」などの道標があり、頂上の「Camp10」まで、続いていました。 また、途中には約7か所、無人、有人の休憩所があり、南ルソンでは、そこそこ人気の山だと思われます。ただ、有人休憩所には、私は入らなかったので、詳細は不明ですが、ドリンクとスナックを売っている様子でした。 あと、鎖(ロープ)場は、3か所、つかまらなくても登れる程度のでした、また道の両側が切り立った道もいくつかありましたが、草が付いてましたので、恐怖感はゼロでした。 で、最後の急登5分、いよいよ頂上!です。360度の展望が開けていて、811mの標高ながら、絶景でした! 5分ほど、写真撮影の後、下山開始。結局、コースタイム3〜4時間と言われてましたが、登り1時間10分、下り時間5分、合計2時間15分でした。 ここ以外に、フィリピンには2000m級の山もあるので、次回は、他にも足
を延ばしたいと思います。 【補足1】今回は特に山歩きに来たのではなく、モンテンルパ、ロスバーニョスなどの、旧日本軍の戦跡を訪ねるのが主目的の旅でした【補足2】リタイア後、日本の山歩きは、月1−2回のペースで続けてます、今回は、マイナーなフィリピンの山に登りましたので、久しぶりにヤマレコに投稿させて頂きました。お読み頂き、ありがとうございました。 この山への質問は haratrek@yahoo.co.jp へどうぞ!
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