鏡山・唐津市内
- GPS
- 04:10
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 380m
- 下り
- 374m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 4:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
終点:JR筑肥線唐津駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鏡山登山道は虹の階段1,278段 |
写真
感想
JR筑肥線虹ノ松原駅を降り今時珍しい第4種踏切を渡って線路の南側に出た。国道202号線を渡って虹ノ階段登山口に達した。平成17年に造られた道で1,278段あるらしい。時々車道と交差しながらも略直登で登って行く。結構高い所まで人家がある。後から来たトレランナーに抜かれ、30分掛かって山頂域に達した。上がった所はひれふり展望台だが樹木が育って展望は良くない。先ずは躑躅の咲き誇る佐用姫神社に参拝した。松浦佐用姫が、大伴狭手彦の朝鮮への船出を領布(ひれ)を振って見送ったと云うことから領巾振山の別名がある。鏡山は台形状の広い山頂域を持っているのが3等三角点「鏡山」(284m)の位置を山頂としておこう。西の方に回り込むと立派な社殿を持つ鏡山稲荷神社があった。
参道を下り北西の端まで行くと鏡山展望台で遮るものの無い展望が得られた。北側の虹ノ松原は勿論のこと東側には昨日登った十坊山、浮嶽を、西の方には唐津城や陸続きの大島(176m)、孤島の高島(170m)が望めた。山頂部に池があり畔は躑躅園で満開の躑躅と藤の花が楽しめた。芝生の先の谷間に鳥居があるので行って見ると下山路に繋がっているようなのでそのまま下山した。市民の憩いの山で下る際に多くの登山者と出会った。
鏡神社の西側を通り国道、筑肥線を越えて虹ノ松原の松林に入って行った。結構厚みのある林で海岸線に出ると波高く打ち寄せ海に浮かぶ高島の姿や唐津城が海越しに望めた。海岸線を歩き、虹の松原ホテルの位置から松浦川方に移り国鉄筑肥線の嘗ての東唐津駅の跡を探しに行った。ホテル&リゾート佐賀唐津の駐車場辺りが駅跡のようだが何の痕跡も残っていなかった。
舞鶴橋を渡ると唐津城で観光客に混じって本丸に上がった。今日はJR九州のウォークイベントが行われているため人出が多い。唐津城は慶長13年(1608)に寺沢広高によって築かれた。正保4年(1647)寺沢家は断絶しその後大久保、松平、土井、水野、小笠原と譜代大名が次々と国替えがあり長く続いた大名はいなかった。本丸からの展望は素晴らしく、海越しに十坊山や浮嶽、鏡山が望めた。本丸には立派な天守が昭和41年に建てられたが天守閣があった正式な記録はないそうだ。丁度猿回しの興行があり楽しませてくれた。唐津城のある山は、満島山(62m)で4等三角点「唐津城」が設置されているが猿回しを見ているとついつい確認を忘れてしまった。
石垣の散歩道を歩き旧高取邸、唐津神社、三ノ丸辰巳櫓、唐津銀行を見て唐津駅に戻った。唐津銀行は唐津藩士の家に生まれ東京駅を設計した辰野金吾によるもので内部は辰野金吾記念館となって公開されている。
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