【多摩100山】鳩ノ巣城山→鍋割山→奥の院→大塚山
- GPS
- 05:27
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,335m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:02
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳩ノ巣駅から城山までは急登続き 大樽峠から鍋割山への取り付き部分は道が不明瞭 |
写真
感想
今日も多摩100山ハントを目途に山を登った。
相変わらず日和って1500m越えは狙わない。
今日登った山は、鳩ノ巣城山、鍋割山、奥の院、大塚山だ。
(御岳山エリアは通ったが山頂までは寄らず)
鳩ノ巣駅から出発して古里駅で帰られるためアクセスに良い。
人気の高い御岳山エリアを通ってくが、今回のルート自体はマイナーな部類だ。
【城山】
鳩ノ巣駅を降りて、駅から少し下ったところに民宿がある。民宿の脇を進むと雲仙橋という大きな橋があるのでここを渡る。
そこから少し進むと、苔の生えた石の階段が見える。城山登山口のようだ。
しかし標識がないため、このまま登ってよいか不安になる。
登山口に入ってみるとしっかり踏み跡があるのでそのまま進んだ。
しかし道は細く急勾配な上、両サイドの草から蜘蛛の巣がはられているため、ストックで都度蜘蛛糸や草を払いつつ歩かなくてはならなかった。あまり人が通らない道なのがよくわかる。
途中で分岐路に着く。西側にも登山口があるようだ。
長い急坂をヒイヒイ言いながら登り、一時間ほどで城山に着いた。
山頂はそこまで広くないが、城址らしく土塁のような形跡がある。
この城山の成り立ちははっきりしていない。平将門がこの地に城を構えたとされているが、ここのことなのだろうか。
戦国期、平将門の後裔を称していた三田氏もここを構えていた可能性もある。
【大樽峠〜鍋割山】
城山は登りが急坂で苦しかった反面、南へ進むルートは驚くほど平和な道だった。
踏み跡はしっかりしていて尾根も広く、坂はなだらかときてる。ハイキングコースといっても差し支えはない。
しかし大樽峠へ出ると、ここで通行止めに差し掛かってしまう。
どうやら崩落した箇所があるらしい。
危険な箇所はできれば避けたいが迂回ルートもないため、行けるところまで行くことにした。
分岐のすぐ近くに鍋割山への取り付きがあった。
崩落箇所かはわからないが、確かに踏み跡もなく不明瞭な箇所があった。
ただGPSを辿れば登れないこともないので、進んでみた。
落ち葉も多く滑落に注意しつつ登っていくと、まもなく肩っぽいところに着く。
ここからは安全なルートになったが、急坂が続く。そろそろ鍋割山山頂かというところで、勾配がかなり急な坂になり、ロープまで付いていた。
力を振り絞って坂を登り、ようやく鍋割山山頂に着いた。
鍋割山は標高1084mの山で、御岳山と大岳山の中間に位置する。
鍋割山といっても鍋焼きうどんで有名なあっちのほうではない。山頂はあまり広くはなく林で囲まれていて眺望も良くない。
御岳山から大岳山まで行く際、体力と足に自信がある人が通りかかる山という感じだ。
ということで、休憩はせずにすぐに出発し、奥の院へと向かう。
【奥の院〜御岳山】
奥の院は、鍋割山からは近い。
標高も1077mで鍋割山とそんなに変わらない。
鍋割山山頂から急坂を下って登り返していくとすぐに着くが、険しい岩場があり体力が試されるスポットとなっている。
山頂は狭く、景色も良くはない。木々の隙間からは若干、大岳山が見える。
この辺りから、ようやく人を見かけるようになった。
奥の院山頂から御岳山方面へ向かって下る。
この道も険しめで鎖場もあった。
すれ違う人に、山頂までどのくらいかを尋ねられることも多々あった。
結構歩いてきたのだろう。疲れを感じるが、ここからさらに急坂が続くことを伝えるとげんなりされた。そうなるのも無理はない。
山頂から30分ほど下って鳥居をくぐると、ようやく見覚えのある分岐路に着く。
御岳山方面ルートと、奥の院を巻いて大岳山までいく安全なルートだ。
御岳山方面へ向かうルートを進んでいくと、騒がしい音が聞こえてくる。
中学生たちが行事か何かで集団で来ていた。
他にも多くの組が登りに来ていた。
そういえば、もうゴールデンウィークの時期なのだった。
長尾平分岐路にある休憩所で昼食を取り、御岳山エリアへ向かう。
【御岳山〜大塚山】
御岳山ケーブルカー方面を歩いていき、御岳山ビジターセンターに着く。
ここに今日最後の山—大塚山の登山口がある。
ちょっとわかりづらい場所にあった。
ここの登山道は御岳山エリアということもあって整備が進んでおり、坂もなだらかで登りやすかった。
しかし結構な道のりを進んできたため傾斜のゆるい坂でも疲れと痛みを感じた。
大塚山山頂まではすぐに着いた。
山頂は広々としていて、植林の中なので眺望は良くない。山頂近くにも屋根付き休憩所がある。
ここからは古里駅までひたすら下っていく。
ここの道も特に危険箇所はなく、急坂は無かった。ここから一時間半ほどで古里駅に着き、今日のハイキングは終わった。
来週からは本格的にゴールデンウィークが始まる。人気の山は人だかりが出来るため、登る山はそのあたりも考えておいたほうが良さそうだ。
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