平ヶ岳(鷹ノ巣登山口から往復;テント泊)
- GPS
- 11:57
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,765m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
天候 | 1日目:晴れのち曇りで風弱し、2日目:雨と強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下台倉山までのロープ場があります。 しかし、なんといっても濡れたor雪のある木道が一番の危険箇所。 |
写真
感想
11月の3連休は天気予報ではどこも芳しくなく、金曜日に休みをもらい、金土の2日間で、国道352号が閉鎖前の平ヶ岳登山を計画。
<1日目>
3時半に出発、関越小出インターで降りるも、下道が長く、奥只見湖沿いの狭い国道を進む。気温は0度。
湖から霧が立ち上がり、幻想的。
日の出を過ぎて明るくなり、鷹ノ巣駐車場到着。
先行者は3台。
朝食をとり、準備をして出発。
服装は、メリノ2、薄手インサレーションベスト、中厚手ソフトシェル。
身体が温まってからメリノ2のみ、白沢清水過ぎてからソフトシェルを羽織る。
緩やかに尾根沿いを登る。
ロープも出てくるが、補助程度。
両側が切れ落ちているので周囲が見渡せて景色がよい。
下台倉山頂到着。
目の前に燧ヶ岳が大きく存在している。
北側斜面は雪が残っているのがよく分かる。
これから向かう平ヶ岳も同じ雪の状況かと想像。
アップダウンしつつも緩やかに登り、台倉山頂、台倉清水を超え、白沢清水到着。
白沢清水は水場の標識があるも、ほとんど水に流れが無く飲み水にそのまま使いたく
ない。
木道を進むも、木道に雪がのっており、大変に滑りやすい。
平ヶ岳へは、歩いている間ずっと登山路が目視可能な尾根伝いの道。
見えていても距離が長く、なかなか着かない。
左に至仏山をバックに、平ヶ岳山頂が見えてくる。
木道を進むと池ノ岳、姫池到着。
地塘の合間にウッドデッキがあり、目の前は平ヶ岳山頂。
テントを張るには最高の場所だが、谷間の風に遮るものが無く、天気によっては強風
が予想されるので、別の場所を探す。
たまご石と水場の分岐にもテント場がある。
ここはよさそう。
更に水場に進む。
水場前のウッドデッキにテント2張りのスペースがあり、そこに落ち着くことにす
る。
しかし、この日は日帰り登山者が3名で、テント泊は自分のみ。
なかなか静かな山域だ。
テント設営し、一通り落ち着いた後に吉例の乾杯。
乾杯後に平ヶ岳山頂を目指す。
雪がより深く木道を覆い、登山靴を通して足が冷たく感じる。
視界が開けて、正面に燧ヶ岳が見える木道を進むと、木々に囲まれた山頂標識に到
着。
記念撮影してすぐに、木道の先、行き止まり地点まで進む。
ここで折り返し、山頂を下りてテント場まで戻る。
水場の水は、流れがあるも、汲みにくく、若干砂も混じりやすい。
火をおこして、野菜とプルコギを炒めて、焼いて、夕食に突入。
これに合わせてワインもいただく。
静かな静かなひととき。
日が暮れると体感温度が急速に下がる。
寝袋に下半身を入れ暖めながら、ワインの続き。
19時になるころ、いつの間にかに力尽きていた。
ふと23時頃目を覚ますと、風で木々がなびいている音、テントを打つ雨音に包まれ
ていた。
たびたび睡眠が浅くなる時も、常に風と雨音。
<2日目>
5時起床。
しかし風も雨も止む気配は無し。
テント内で食事をとり、テント内荷物をすべてザックに詰め込み、外に出てテントも
まとめて出発。
たまご石は次の機会にした。
登った姫池は暴風。
テントであれば飛んでいたか?
すぐに離脱し、木道を進んでいると、豪快にすっころび。
グローブをしていたが、右手を強打し負傷。
雨は弱いが、このような景色も望めない悪条件の中、日帰り登山者3名と遭遇。
雨脚、風ともに弱まることなく、台倉、下台倉を越え、鷹ノ巣登山口に帰還。
早々に装備を外して温泉へ。
前日朝に見た奥只見湖とは光の加減で、雨でも紅葉が鮮やか。
これは晴れていたらとんでもなく綺麗なんだろうと想像する。
この紅葉を見に?狭い国道352で何十台も車と行き違う。
またシルバーラインに入ると、今度は十数台程度の大型観光バスと行き違う。
ここの紅葉は観光ツアーにもなるぐらい有名なんだと実感。
自分は知らなかった。。。
湯はホテル湯元の日帰り湯(640円)。
なんと持ち帰り用タオルがついてこの料金。
しかも源泉掛け流しで、かつチェックイン前だったのか大浴場と露天風呂を全部貸し
切り状態。
ここ最高。
温泉を出て、今度は小松屋で、へぎそば1.5人前(1180円)を頂く。
道の駅ゆのたにでお土産を買い、15時前に関越にのって帰路は渋滞にほとんどはま
らず、17時半過ぎに帰宅。
二日目を雨に降られて残念であったが、
冬山になる前に、ゆったりテント登山を堪能した。
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