三郡山（950m） 旧宍粟郡・朝来郡・養父郡に頂を接する秘境

2014年11月03日(月) [日帰り]

• GPS: 04:01
• 距離: 7.3km
• 登り: 532m
• 下り: 512m

コースタイム

◆所要時間　3時間50分　　●歩行距離　7.3Km　　▲総上昇量　505m

　10:00　黒原井原浄水場
　11:30　三郡山（さんぐんやま）「950m+」〜12:00（昼食）
　12:20　神子畑（みこばた）「�侠�977.48m」
　13:50　黒原井原浄水場

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
　・国道29号線の安積橋から県道R6を経由してR429の一宮町黒原に
　　入り、笠杉トンネルの手前1.5Kmにある黒原川の源流案内標柱から
　　左折して急な坂を上がり、道なりに集落の最上部を目差す。
◎駐車場
　・集落の外れに、立派な簡易水道施設の前に十数台可の広い駐車地が
　　あります。

コース状況／危険箇所等

▲山行概要≪核心部・危険個所≫
　�￣�の降りしきる奥山林道を詰め、源流標柱から荒れた沢から植林尾根
　　に取り付き、作業道に合流して薄暗い三郡山に出ると、すぐ北に
　　展望地がある。
　��下山は、南へ歩きやすい自然林の極楽尾根を下るが、登路や目印は
　　ない。
　��テレビアンテナ施設跡から複雑な小尾根を拾いながら急降下し、徒渉
　　して奥山林道に戻ります。

写真

ルート詳細図(クリック➡詳細➡拡大保存)

11/3 19:19

簡易水道施設（黒原・井原浄水場）を出発

11/3 19:19

奥山林道の入口で、我々を紅葉が迎えてくれます

11/3 10:00

杉植林の高木帯

11/3 10:07

ミツマタの群落を抜ける

11/3 10:18

宍粟郡有林の標柱から荒れた沢を進む

11/3 10:35

珍しい「郡林界」の標石

11/3 10:50

こんな山奥にも「炭焼窯跡」がある

11/3 10:46

黒原川源流標柱から沢を離れて尾根に向かう

11/3 10:59

小尾根に取り付きます

11/3 11:07

「ナメを静かに流れ落ちる15mの滝」

11/3 11:53

雨の降りしきる三郡山「△950m＋」に到着

11/3 11:41

すぐ先の展望地に出てお昼にするが、眺望は雨に阻まれる

11/3 19:21

落葉の絨毯が美しい

11/3 12:09

幻想的な尾根を進む

11/3 19:22

神子畑の山頂

11/3 12:15

神子畑の二等三角点標石「�侠�977.48m」

11/3 19:22

自然林の紅葉

11/3 19:22

ブナ林も鮮やかな紅葉で迎えてくれます

11/3 19:23

雨に霞む淡い紅葉

11/3 19:23

あたり一面の栬

11/3 19:23

黄色い栬

11/3 19:23

アンテナの残骸を目印に下山尾根へ向かう

11/3 19:26

実に爽快な広い尾根を下ります

11/3 19:24

山麓の奥集落が見えています

11/3 20:33

歩きやすい尾根が続きます

11/3 19:24

雨上がりの気配です

11/3 19:25

こんな下山は気持ちが良い

11/3 19:25

ワンポイントのモミジに思わず足が止まります

撮影機器：

COOLPIX P6000 ニコン

感想

yamaya

【感想・コメント】
・小雨に打たれながらのマイナー山行でしたが、濡れた紅葉が美しく輝き、
　幻想的な極楽尾根を満喫しました。
・この山域は過去にも何度か踏み込んでいますが、地形がやや複雑で、
　少々手強い秘境の地です。

❒山行詳細記録
★10:00【黒原井原浄水場】
　・黒い空を見上げながら雨支度で奥山林道へ向かうと、奥山林道の
　　入口で、我々を紅葉が迎えてくれて、少々気が晴れる。
　・廃道化した植林の林道を詰めると、宍粟郡界標柱があり、ここから
　　道が崩壊して沢沿いの難路を辿る。
★10:50【黒原川源流標柱】
　・沢の二俣で黒原川源流標柱に出合い、沢を離れて三郡山へ植林帯の
　　小尾根に乗る。
　・やがて尾根に古い山道が現れ、歩きやすく快適なジグザグ道を登る。
★11:30【三郡山（さんぐんやま）「950m+」】〜12:00（昼食）
　・見覚えのあるピークに着くと、3本の境界杭が埋まり、山名標示も
　　あった。
　・尾根のすぐ北にある展望地に出たが、眺望は雨天に阻まれ視界も無い。
　・横並びに座って弁当を広げるが、風が冷たくいつも賑やかな連中も、
　　今日は口数がめっぽう少ない。
　・山頂を辞して極楽尾根に入ると、彩りのある紅葉に包まれ、足取りも
　　軽くなる。
★12:20【神子畑（みこばた）「�侠�977.48m」】
　・落葉の絨毯を踏みしめ幻想的な尾根を進むと、神子畑の二等三角点標石
　　が埋まっていた。
　・さらにアセビのブッシュを抜け、植林帯から心地よい自然林に出る。
★12:55【TVANT跡】
　・小ピークの末端にある、共同視聴アンテナの残骸からルートを90度振り、
　　歩きやすい下山尾根を探しながら先行する。
★13:50【黒原井原浄水場】
　・雨で濡れた急な坂を滑り降りて、水量を増した黒原川を徒渉し、
　　奥山林道に復帰して駐車地へ向かう。