焼石岳
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コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:55
天候 | 晴れ、山頂風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
終始、つぼ足で行けました |
写真
感想
ゴールデンウイークが始まりました。今年はコロナ禍の反動もあり、どこの行楽地も多くの人で賑わっているようです。
山も同様に人出が多いかもなぁと言うことで、飛行機を使うような遠征も計画せずに、天候と人の具合を見ながら、対処療法的に登ることにしています。
5/1(月)は連休の中日で平日ですが、休みが取れ、天気もよかったので、焼石岳へ
中沼口まで車が通れるということで、向かってみることにしました。ガソリンを入れたり、手袋を忘れたと思って家に戻ったら、ポケットに入っていたりと、バタバタしながら、結局朝6時過ぎに出発。
何だか朝がつまづいたので、これは慎重に行くべきだなと、ゆっくり走って朝8時過ぎに中沼口に到着。
林道は、雪もなく、スムーズに通行することができました。8時半に登山開始。
雪解け水が流れ込み、いつもよりも沢の水量が多いと感じました。30分ほどで中沼に到着。湖面上の雪はまったくなく、夏道である左岸の湖面沿いを歩いて行きます。中沼を過ぎたあたりから、雪道となり、夏道にとらわれることなく、歩くことができるようになりました。9時30分に上沼到着。こちらも湖面の雪はないものの夏道も出ていないので、ここから先は銀明水小屋にショートカットで直接向かうことにします。
10時20分に銀明水小屋到着。昨年秋に来たときは、水の勢いがなくなっていましたが、流石にこの時期はしっかり流れていました。
そのままスルーして、雪渓の登りへ。勾配はそれなりでしたが、雪質も柔らかく、つぼ足で登ることができました。やがて、勾配も落ち着き沢沿いの道に出ると、踏み抜きに注意しながら姥石平へ。
ここでようやく焼石岳が姿を現しました。山頂の様子は、東側の雪渓は残っているものの、南側に伸びる夏道は既に見えており、雪渓を辿る必要はないようです。
11時前に山頂到着。栗駒山はきれいに見えましたが、残念ながら、鳥海山を望むことはできませんでした。心配していた風はそれほどでなく、東側の岩陰でゆっくり昼食と昼寝をすることができました。
昼食を取りながら、東焼石岳方面を見ると、2人組が六ツ沢山を超えて、金明水小屋の方に向かっていくのが見えます。周回するつもりなのかな!?それとも夏油方面から経塚山を越えて、こちらまで来たのかな!?周回であれば、金明水小屋直下の沢は雪が残っていて、迷いやすい気がしますし、何より降りきった後の渡渉がこの雪解けの状況では増水していて難しいんじゃないかな!?と少し心配になりました。
取りあえず、私も六ツ沢山まで行ってみて、金明水小屋付近の状況を見てみることに。
12時半前に六ツ沢山到着。それほどの雪ではないものの、やはり小屋の周りは雪で覆われています。
沢は踏み抜きが嫌らしいかもなぁと思いながら、来た道を戻ります。
帰りは、しゃばしゃばの雪質ながら、無理矢理シリセードを決行し、お尻を水浸しにして、2時半前に無事下山。
駐車場の車を見ると、1台だけ当てのない首都圏ナンバーの車が。おそらく周回の二人組の車かなと思われます。まぁ渡渉できなければ、登り返して、金明水小屋で泊まって、帰ればいいので何とかなったとは思いますが。
駐車場の車やスライドした方々から見るとこの日入山したのは私を含めて7人ほど。静かな山行となりました。
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