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Yamareco

記録ID: 5432875
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

大原の里10名山6座巡り(瓢箪崩山〜天ヶ森〜天ヶ岳)

2023年05月01日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
10:14
距離
32.2km
登り
2,344m
下り
2,186m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:46
休憩
0:26
合計
10:12
7:17
28
7:45
7:46
24
8:10
8:10
11
8:21
8:21
10
8:31
8:32
42
9:14
9:16
35
9:51
9:54
32
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10:27
16
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10:44
24
11:08
11:13
109
13:02
13:03
61
14:04
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3
14:07
14:16
2
14:18
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61
15:19
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14
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11
15:46
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27
16:13
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22
16:35
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34
17:09
17:09
20
17:29
鞍馬駅
シャクナゲ尾根手前の水平道で歩きながらパン。天ヶ森でパン休憩。
天候 晴れ一時雨、夕方風強し
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き)地下鉄烏丸線・国際会館駅
帰り)叡山電鉄・鞍馬駅
コース状況/
危険箇所等
 全体を通して概ねよく整備されています。急斜面につけられた細いトラバース道が多いのと、倒木がやや目につきました。
■瓢箪崩山
 P476の先、急角度で西に折り返して下る地点は少し荒れていて進路が判りにくいですが、道標の角度通りが正解。分岐がいちばん荒れてるってどういうこと!?
■金毘羅山〜翠黛山
 クライミングのゲレンデがあるだけあって岩がゴロゴロ。三壺社手前に翠黛山へ向かう分岐があり、頂上から戻ってその先へつり気味に下るところは緊張しましたが、分県登山ガイドによると三壺社を捲いて先で合流する別のルートがあるようです。
 翠黛山頂上手前の分岐は捲き道の方が明瞭なので道標を見落としてうっかりそちらに引き込まれてしまいました。先で頂上へ合流できるようですがだんだん荒れてきたので引き返しました。
■焼杉山
 頂上から寂光院下降点まで戻ると長いので下りはショートカット。踏み跡ははっきりしている。マークはあったりなかったり。小ピークから間違った尾根に入らないよう注意。
■天ヶ森
 登山口から急な沢に沿って登る。上部では左岸を登り、最後に頼りない丸太橋を渡る。
■天ヶ岳
 北側はほとんど整備された管理道。頂上から鞍馬までは歩きやすい尾根道が続きます。200mおきに通報用の位置標識があります。番号が1つおきに偶数しか見つからないので最初は見落としたかと思い、残りの距離が倍あるのかと驚きましたが(鞍馬側が若い)、奇数は最初から存在せず番号1につき100m、ということのようでした。
その他周辺情報 くらま温泉(臨時休業中)
17時過ぎに下山したら鞍馬駅前に数軒あるお土産物屋は既にどこも閉まっていました。
正面、学校のグラウンドのネットより僅かに低い位置にあるピークが瓢箪崩山。
2023年05月01日 07:18撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 7:18
正面、学校のグラウンドのネットより僅かに低い位置にあるピークが瓢箪崩山。
トトギ池の登山口からしばらくは厚く積もった落ち葉を靴で掻き分けるような登りが続きましたが、尾根に乗ってからは歩きやすい登山道でした。
2023年05月01日 08:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 8:10
トトギ池の登山口からしばらくは厚く積もった落ち葉を靴で掻き分けるような登りが続きましたが、尾根に乗ってからは歩きやすい登山道でした。
大原の里10名山、瓢箪崩山(532m)頂上。展望は北と南東に少しづつ。
2023年05月01日 08:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 8:21
大原の里10名山、瓢箪崩山(532m)頂上。展望は北と南東に少しづつ。
三等三角点・点名「大谷」
2023年05月01日 08:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 8:21
三等三角点・点名「大谷」
南東方面の比叡山。中央の頂上に施設が見えるのが四明岳で、左が大比叡かな。
2023年05月01日 08:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 8:22
南東方面の比叡山。中央の頂上に施設が見えるのが四明岳で、左が大比叡かな。
植林の間からわずかに見える北方向。方角と言い、右後ろに肩のように見える打見山、手前の権現山、霊仙山と言い、蓬莱山で間違いないと思うのですが、こんな近くに見えるとは意外でした。
2023年05月01日 08:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 8:22
植林の間からわずかに見える北方向。方角と言い、右後ろに肩のように見える打見山、手前の権現山、霊仙山と言い、蓬莱山で間違いないと思うのですが、こんな近くに見えるとは意外でした。
金毘羅山の江文峠からの登山道は、沢沿いの参道です。苔むした大木が道の真ん中にどーん!
2023年05月01日 09:20撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 9:20
金毘羅山の江文峠からの登山道は、沢沿いの参道です。苔むした大木が道の真ん中にどーん!
三壺社。この向こうに頂上への道。
2023年05月01日 09:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 9:45
三壺社。この向こうに頂上への道。
途中の展望スポットから京都市街を眺める。こちらに向けて口の開いた馬蹄形の丘は今日のスタート地点、宝ヶ池。だいぶ歩いてきました。
2023年05月01日 09:48撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 9:48
途中の展望スポットから京都市街を眺める。こちらに向けて口の開いた馬蹄形の丘は今日のスタート地点、宝ヶ池。だいぶ歩いてきました。
大原の里10名山、金毘羅山(573m)頂上。ここは展望なし。「山道←→登山道」の道標が出ていますが、山道と登山道の違いとは…?
2023年05月01日 09:51撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 9:51
大原の里10名山、金毘羅山(573m)頂上。ここは展望なし。「山道←→登山道」の道標が出ていますが、山道と登山道の違いとは…?
三等三角点・点名「根王」
2023年05月01日 09:51撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 9:51
三等三角点・点名「根王」
これは天ヶ岳、だったかな。
2023年05月01日 09:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 9:58
これは天ヶ岳、だったかな。
翠黛山の手前でピークを捲く水平道に入ってしまい、先で寂光院からの登路に乗って復帰しようと思い先に進んだものの倒木で荒れていたので結局引き返してきたところ。ちゃんと道標がありました。何やってるんだか…
2023年05月01日 10:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 10:21
翠黛山の手前でピークを捲く水平道に入ってしまい、先で寂光院からの登路に乗って復帰しようと思い先に進んだものの倒木で荒れていたので結局引き返してきたところ。ちゃんと道標がありました。何やってるんだか…
大原の里10名山・翠黛山(577m)頂上。
2023年05月01日 10:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 10:25
大原の里10名山・翠黛山(577m)頂上。
三角点はないので代わりに10名山おそろいの山名板。
2023年05月01日 10:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 10:25
三角点はないので代わりに10名山おそろいの山名板。
先の山名板はどの山にもあるのですが、こちらの解説板はあったりなかったり。ない方が多い。
2023年05月01日 10:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 10:26
先の山名板はどの山にもあるのですが、こちらの解説板はあったりなかったり。ない方が多い。
大原の里10名山・焼杉山(718m)頂上。
2023年05月01日 11:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 11:08
大原の里10名山・焼杉山(718m)頂上。
三等三角点・点名「岩谷」
2023年05月01日 11:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 11:08
三等三角点・点名「岩谷」
この焼杉山13の道標がある辺りから北西の支尾根を下ってシャクナゲ尾根への道にショートカットします。
2023年05月01日 11:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 11:22
この焼杉山13の道標がある辺りから北西の支尾根を下ってシャクナゲ尾根への道にショートカットします。
ここを跨ぐか潜るって下るとじきにメインルート。
2023年05月01日 11:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 11:35
ここを跨ぐか潜るって下るとじきにメインルート。
メインルートに復帰。
2023年05月01日 11:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 11:38
メインルートに復帰。
シャクナゲ尾根に突入。
2023年05月01日 11:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 11:59
シャクナゲ尾根に突入。
2023年05月01日 12:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 12:06
2023年05月01日 12:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 12:06
尾根上の鉄塔ピーク。距離はともかく視野は今日いちばん開けていました。
2023年05月01日 12:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 12:09
尾根上の鉄塔ピーク。距離はともかく視野は今日いちばん開けていました。
南、焼杉山。
2023年05月01日 12:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 12:09
南、焼杉山。
北、天ヶ森(ナッチョ)かな?
2023年05月01日 12:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 12:09
北、天ヶ森(ナッチョ)かな?
ピンク濃いめ。
2023年05月01日 12:12撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
5/1 12:12
ピンク濃いめ。
2023年05月01日 12:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 12:13
白花。
2023年05月01日 12:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 12:27
白花。
遠目に見るとより真っ白。
2023年05月01日 12:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 12:27
遠目に見るとより真っ白。
ナッチョ登山口。直進して作業道を横切って沢沿いに登る。
2023年05月01日 13:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 13:02
ナッチョ登山口。直進して作業道を横切って沢沿いに登る。
左岸を詰めてこの頼りない木橋を渡る。足を置くと細い丸太がたわんでヒヤヒヤしました。渡渉した方がよかったか? 沢はかなりの傾斜を水が勢いよく流れる清流でした。
2023年05月01日 13:12撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 13:12
左岸を詰めてこの頼りない木橋を渡る。足を置くと細い丸太がたわんでヒヤヒヤしました。渡渉した方がよかったか? 沢はかなりの傾斜を水が勢いよく流れる清流でした。
新緑も素晴らしい。
2023年05月01日 13:44撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 13:44
新緑も素晴らしい。
ヤマツツジ?
2023年05月01日 13:47撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 13:47
ヤマツツジ?
大原の里10名山ナッチョ(813m)、本日最高地点。展望は南東側に少しだけ。
2023年05月01日 14:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 14:08
大原の里10名山ナッチョ(813m)、本日最高地点。展望は南東側に少しだけ。
二等三角点・点名「別所村」
2023年05月01日 14:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 14:08
二等三角点・点名「別所村」
琵琶湖が見えました。手前の平地は伊香立あたり?
2023年05月01日 14:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 14:09
琵琶湖が見えました。手前の平地は伊香立あたり?
謎の台車。ここから先は砂利舗装の林道?作業道?です。
2023年05月01日 14:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 14:29
謎の台車。ここから先は砂利舗装の林道?作業道?です。
知る人ぞ知る酷道477号。今日歩いた区間にはもっと細い箇所もありましたが、おにぎりマークがあるのはここだけだったので撮っておいて正解。
2023年05月01日 14:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 14:53
知る人ぞ知る酷道477号。今日歩いた区間にはもっと細い箇所もありましたが、おにぎりマークがあるのはここだけだったので撮っておいて正解。
百井集落。「でんわ・でんぽう」
サザエさん(原作マンガの)の世界ですね。地域の集会所的に利用されているようで京都新聞の紹介記事が貼ってありました。
2023年05月01日 14:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 14:57
百井集落。「でんわ・でんぽう」
サザエさん(原作マンガの)の世界ですね。地域の集会所的に利用されているようで京都新聞の紹介記事が貼ってありました。
大原の里10名山・天ヶ岳(788m)頂上。
2023年05月01日 15:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 15:42
大原の里10名山・天ヶ岳(788m)頂上。
ここの山名板だけなぜか「京都大原里づくり協会」の文字とロゴマークがありませんでした。下1/3が脱落した?
2023年05月01日 15:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 15:43
ここの山名板だけなぜか「京都大原里づくり協会」の文字とロゴマークがありませんでした。下1/3が脱落した?
三等三角点・点名「戸谷」
2023年05月01日 16:34撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 16:34
三等三角点・点名「戸谷」
おお、ギンリョウソウ! 実はツツジ科なので、今日はツツジづくしです。
2023年05月01日 16:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
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5/1 16:36
おお、ギンリョウソウ! 実はツツジ科なので、今日はツツジづくしです。
久しぶりに見ました、ピークハンターさんのプレート。
2023年05月01日 16:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 16:58
久しぶりに見ました、ピークハンターさんのプレート。
東海自然歩道および京都一周トレイルに薬王坂で合流。
2023年05月01日 17:07撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 17:07
東海自然歩道および京都一周トレイルに薬王坂で合流。
地蔵寺の門の前にあった仏像 (?)。登山の無事を感謝しました。
2023年05月01日 17:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 17:23
地蔵寺の門の前にあった仏像 (?)。登山の無事を感謝しました。
植林にフジが。そういえば植林帯を歩いている間、地面に藤の花が散っていました。見上げてもどこにあるか判らず、相当上の方と思われましたが、外からだと遠目に見ても判るくらい樹1本が藤色です。綺麗ですが林業的にはどうなんでしょう。右の山は竜王岳。
2023年05月01日 17:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
5/1 17:27
植林にフジが。そういえば植林帯を歩いている間、地面に藤の花が散っていました。見上げてもどこにあるか判らず、相当上の方と思われましたが、外からだと遠目に見ても判るくらい樹1本が藤色です。綺麗ですが林業的にはどうなんでしょう。右の山は竜王岳。
鞍馬駅。大天狗ってこんな顔だったっけ?と思ったら2019年にリニューアルしたらしいです。
2023年05月01日 17:31撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 17:31
鞍馬駅。大天狗ってこんな顔だったっけ?と思ったら2019年にリニューアルしたらしいです。
「ゆゆ式」とコラボ中。展望列車「きらら」と「まんがタイムきらら」のきららつながりコラボプロジェクトの第38弾だそうです。そんなにやってるんだ…
2023年05月01日 17:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
5/1 17:32
「ゆゆ式」とコラボ中。展望列車「きらら」と「まんがタイムきらら」のきららつながりコラボプロジェクトの第38弾だそうです。そんなにやってるんだ…
どうしてこんな右下に偏っているのか…
どうしてこんな右下に偏っているのか…

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 今年はシャクナゲの当たり年だということで、先週は比良山地へ、今週はもう遅いかとも思ったものの数年に1度の機会を逃すのはいかにも惜しく、京都北山のシャクナゲ尾根に。京都は観光客が戻ってきたというので、大原へのバスなどはさぞかし混雑しているだろうと考え往復とも電車のみでアクセス。うまく一筆書きして大原の里10名山のうち西側の未踏6座を全部廻る欲張りプランで行ってきました。

 シャクナゲ尾根はやはりもう仕舞い口でしたが、一枝についた花数は多く、当たり年の名残を感じられました。蕾も一枝だけ見かけました。シャクナゲは強い直射日光を嫌うとのことで、なるほど確かに尾根の北側斜面に多く生えています。なので間近に見られる株はそれほど多くなく写真に残せたものも少ないのですが、遠目に眺める分には十分楽しめました。
 ところで古典和歌の桜は「待花」「初花」「盛花」「散花」の四つに分けられ、このうちいちばん格が高いのは「待花」なのだとか。そしてそれに次ぐのが「散花」なので仕舞い口でもいいのです。(ちょっと蘊蓄)

 百井集落にいったん下山したころ、一時雨が本降りに。XRAINで調べたところ、さらに西から20mm/hクラスの雨雲が近づいていたので、もし直撃するようならこのまま車道を歩いて鞍馬駅に行こうと思っていましたが、登山口に近づくと電波が入らなくなったので、ままよと登山続行することにしました。結果セーフで良かったですが。志古淵神社あたりで後ろから自動車が近づいてきたので道の端に避けていると車が停まって「どこまで行きます?乗っていかはります?」と訊いてくださいました。雨の中傘差さずに歩いていましたので気になったのかもしれません。せっかくここまで自分の足で来ているので丁重にお断りしましたが、鞍馬駅まで乗せてもらったら酷道なのに切り返しが要ると評判の百井別れを経験できたかもしれない、とあとで思いそれはちょっと惜しかったですが。ともかく親切はありがたいことです。他人の話では聞いたことがありますが、自身は初めての経験でした。
 百井集落は標高600mもあるんですね。最初の瓢箪崩山や金毘羅山の頂上よりも高いところにあるという。おかげで天ヶ岳への登り返しは呆気ないほど楽でした。ご多分に漏れず過疎化が進んでいるようですが、京都市内のこういう風情のある景色も残ってくれるといいなと思います。

 大型連休中ではあるもの平日のためか山に人は少なめ。焼杉山の近道分岐で1人、シャクナゲ尾根手前で休憩中の3人、ナッチョ頂上手前で下ってくる2人とお会いしただけで全部でした。ついでに鞍馬駅周辺も人は少なかったですね。観光地だと思っていたのですが。鞍馬寺の閉門時刻を過ぎていたせいでしょうか。電車は出町柳駅に着くころには観光客らしい人でいっぱいでしたが、ウトウトしていたのでどこで乗って来たのか判りません。今はどこが人気なんでしょうね。京阪で祇園四条に出て志津屋で明日のハイキング用にパンを買って帰りました。鯉のぼりパンが出ていました。出町柳にも店舗はあるのですが、季節限定商品は祇園四条が多いです。

 さていささか時季を外したもののシャクナゲを見て、未踏の山をたくさん歩いて、時間も予定通りだったので今日は満足できました。京都北山方面は、行きはまあバスでいいとして本数が少ないので帰りが問題になるのですが、時間が合わなかったり最終を逃したりすれば、市内最北の駅(ですよね?)鞍馬駅まで歩く、というのも選択肢として見えてきました。山行が早く終わったら鞍馬寺に参詣するのもいいと思います。今後の活動の幅が広がりそうです。

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コメント

Lunasaさん、私の伊吹山レコにコメントいただきありがとうございます。私はLunasaさんの登られる山をいつも参考にさせていただいています。公共交通機関のみで登れる山は年々数を減らしているように感じますが、Lunasaさんのレコを見ながら、「あっこんなところもバスで行けるのか!」と登る山の選択肢を増やせています。この瓢箪崩山のルートもいつかなぞらせていただきたいなと思います。
2023/5/4 19:25
maechanさん
コメントありがとうございます。こちらこそいつもmaechanさんのレコから公共交通機関で行ける山を教わっています。参考にしてくださっていたとは光栄です。
奈良方面の山にはまだほとんど登れていないのですが、いづれスキルアップして足を延ばしたいと考えているので、その折には一層活用させていただきたいと思います。
2023/5/4 22:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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