鍋割山 ボッカで初めてよいことを
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,162m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:21
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なく全行程歩きやすい道 |
写真
感想
本当は燕辺りに行きたかったのですが、節約の為、また天気が怪しい為(直近で好転しましたが)近場の丹沢へ。鍋割山はお初です。
渋沢駅から大倉まで、バスは本数が多く、公共交通機関利用のハイカーにとっては、まさに願ったり叶ったり。しかしこの本数の多い中でもバスはぎゅうぎゅう詰めでした。関東の山好きは皆丹沢を目指すのか?と思ったくらい。3連休でこの天気ですから理解できますね。
10分強で大倉到着。蛭ヶ岳や塔ノ岳を目指すか、もしくは経由するハイカーが断然多いだろうと思いながら、自分は道標に従い左の西山林道方面の車道を歩きます。こじんまりした畑作地帯で、都会の神奈川ではありますが、どこか牧歌的な雰囲気が漂っていました。林道へ入って行くと、ここから延々とほぼ起伏のない道のりが続きます。何だか上高地〜横尾間を思い出しました。随所で、木々の合間から色づく山並が見えて目を楽しませてくれます。
途中、鍋割山荘へのボッカ用のペットボトルが用意されている場所があります。ペットボトル1本きりではありますがザックに詰めてボッカ初体験。山で初めてよいことした気分です。いや、別に悪いことしてたわけではないのですがw この地点を過ぎた辺りから、本日初めての登りです。距離にして2kmくらいの終盤はひたすら登りに徹するイメージです。人々の行列が出来ていてスムーズに進めません。しかし、ここで雪を纏った富士山がお目見えします。もう山頂付近だけでなく裾野まで雪化粧ですね。やはり絶対的な存在感!
山頂に着き、ペットボトルを山荘に置くと、たった1本にも関わらず山荘のスタッフが懇ろにお礼を言ってくれました。そして、山頂は大展望なれどとにかく人多しw学生のパーティが目立ち、よく言えば賑やか、悪く言えばやかましいw どこかの公園のようで山の気分には浸れません。噂の鍋焼きうどんは人づてに聞くと30分待ちだったそうです。贅沢はすまい、と持参の昼食をすませそそくさ下山することにしました。下山路は、足の置き場などに神経を集中する点もなく楽々です。次はどこ行こう?とか色々考えながら歩くには最適ですね。自由に発想を膨らませ過ぎて、仕事のことを考えてしまいました。考えたくないってのに。山頂でゆっくりしていく人が多いのか、もしくは縦走する人が多いのか、余り人に会うことなく大倉バス停に到着しました。
個人的に、丹沢にはこれまでよくないイメージがありました。山を再開して初めの年、自分の知識不足が祟ったのですが、夜道を歩いたり、土砂降りだったり、予想以上の木段の多さにやられたりと。ワースト山行ベスト3に入るくらい。何のランキングだ?って感じですがw(ちなみにベストの方は剱か北岳あたりかな)。今回そのイメージが少し改善しました。雪山の時期になったらまた来ようかな。
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