川井駅より真名井北稜・真名井沢ノ峰・鋸山・瘤高山・杉ノ尾根を経て鳩の巣駅へ
- GPS
- 07:02
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:02
7:22 上日向バス停
7:32 真名井北稜登山口
7:54 新秩父線40号鉄塔
8:12 新秩父線41号鉄塔
8:26 惣岳山(青木山)
8:31 新秩父線42号鉄塔
8:40 真名井北稜からの眺望
9:35 新蔵指ノ丸
10:11 雁掛ノ峰
10:31 馬乗石(真名井北稜)
10:40 真名井沢ノ峰
10:53 狼住所
11:04 舟井戸
11:08 鋸尾根1峰(1240mピーク)
11:23 鋸尾根3峰(1165mピーク)
11:47 大ダワ
12:12 コブタカ山
12:47 殿上山
13:16 大根ノ山ノ神
13:35 熊野神社分岐
13:41 熊野神社
13:46 鳩ノ巣駅
天候 | 雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・真名井北稜は一般登山道ではありません。 ・ただルート全体を通じて新しい踏み跡はあり、親切な赤テープもあり、上りで迷うところはほぼありませんでした。 ・虫は少なめで無論車の騒音とは無縁です。 ・新蔵指ノ丸の前の急登は濡れ落ち葉と濡れた枝が堆積して、雨の後は歩き辛かったです。 ・一方で雁掛ノ峰の痩せ尾根は特に危険には感じませんでした。 ・川苔山南方の鋸山の南尾根の下りは危険を感じました。崖の斜面が濡れており、踏んばっても滑ります。尾根の東面に踏み跡は続きますが、無視して尾根の正面を下った方が良かったかもしれません。 |
写真
感想
5月の連休は珍走の騒音に悩んだので、次こそは静かな山をと、真名井北陵を選んだ。長澤背陵と赤杭尾根に挟まれた尾根で、昭文社の登山地図にも地形図にも道は無いが、話にはよく聞いていた。長い距離を歩きたかったので、本仁田山までのコースを予定した。
登山口には川井駅から上日向行きのバスに乗って終点で降りるのだが、Yahoo路線検索で自宅の最寄り駅からの始発を見ると、川井駅発7:24の便を案内された。ところがたまたま早く起きたので6:30頃に川井駅に着いたところ、数分後に前の便があったという事を出た後に知った。登山口までは歩いて1時間程度と聞いていたので、仕方無く歩き始めた。道中は興を削がれた気分だったものの、現役の茅葺きの家や、街道に足を並べるような縁側のある廃屋など、見所も多かった。
登山口は分かりやすく、写真の通り「新秩父線」の鉄塔巡視路の標柱がある。真名井沢ノ峰までのかなりの部分はこの巡視路沿いで、道は明白だった。ただ湿度がとても高く、大して登っていないのに汗が酷かった。
道は新蔵指ノ丸の手前あたりで不明瞭になった。しかも勾配は急になり、地面は濡れ落ち葉で覆われている。数歩毎に足を滑らせながら、なんとか登った。その先の雁掛ノ峰の方がきついと聞いていたが、そちらは痩せ尾根ながらも地面は乾いていて、問題無かった。
ただ雁掛ノ峰へは軌跡は直登せず、南尾根へ逸れ、そこから鋭角に登り返すのだが、それは赤テープで知った。下りだと迷い易いところだが、果たして元奥多摩山岳救助隊の金邦夫氏の本「すぐそこにある遭難事故」にも出ていた現場だった。
真名井沢ノ峰に到着、その先の狼住所までヒトに出会わなかった。そこから大ダワまでは尾根沿いも巻き道も剣呑だと知ってはいた。前者を選んだが、鋸山の南斜面の岩場はまだ濡れており、泥を食った靴がまるで止まらない。必死にしがみついて降りた。今回一番怖かったところだ。
大ダワからはそれ程苦労無く瘤高山へ到着したものの、途切れつつも麓から騒音がやってきた。本仁田山に行くと酷くなるのは明白だったので、杉ノ尾根を降りた。もうちょっと歩けたとは思うが、静かな山行を維持できて満足できた。
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