高御位山【ササユリを観に行く】
- GPS
- 05:43
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 737m
- 下り
- 737m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場は昨日の雨で少し滑りやすいところもあった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
スマートフォン(地図
GPS)
コンパス
時計
タオル
カメラ
双眼鏡
コンロ
コッフェル
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感想
ササユリが咲く季節になった。昨年は行けなかった高御位山へ観に行くことにした。
成井に着くとすでに第2駐車場にも車が停められている。第2に停めようかとも思ったが、第1も早朝に登られた方が出られているかもしれないと思い、第1駐車場に向かうと2台分のスペースがあった。そこに車を停め出発する。
獣道で登ろうかと思ったが、今回は参道を登り帰路獣道で下ろうと予定する。参道のササユリは少ない。しかし、コマクサや「黄助」なる植物などの鉢植えが置かれていてよく手入れがなされている。それも楽しみの一つ。
山頂につくと大勢の方がそれぞれのコースから登ってこられくつろがれている。少し展望を楽しんで鹿島神社までの縦走コースを進む。何人もの方とすれ違う。岩場の登り降りが何度か続く。昨日の大雨で湿っているところがあり、滑りそうになる。注意しながら進む。高御位山を振り返ると少しずつ小さくなり縦走してきた尾根が伸びていく。どこからでも山頂が見返せるのがいい。ところどころササユリも咲いている。群生しているのもいいが、ぽつぽつと自然の中に咲いているのがいい。ネジキの花もちょうど満開の季節で縦走路のあちらこちらで見ることができる。反射板のある別所奥山の岩場で昼食をとる。高御位山の展望や明石海峡大橋や淡路島、そして足元の街並みなど展望を楽しむ。
1枚岩の尾根を下り、半円形の展望台を過ぎ、鹿島神社に下りる。大鳥居をくぐり、下ってきた岩尾根を見上げる。ここから一般道を歩き東に向かう。どこかから登り返さなくてはならない。登り始める前は北山登山口から大きく周回することを考えていたが、歩いているうちに疲れてきて、一番負担が少なそうな長尾から登り返すことにした。長尾登山口の獣柵ゲートに、「私有地のため通行しないように」との表示札がかけられていた。すぐ横には「登山者はゲートを開けたら閉めるように」との表示札が。ということは登山者は通行可と解釈してゲートをくぐる。岩尾根の急坂が続く。疲れが出てきて、安定したペースで登れなくなる。ここで無理をしないように、ゆっくりと休憩を入れながら登っていく。登り着いたところが「天乃御柱天壇」石柱。ふと見るとすぐ近くにオカトラノオが咲いている。今回はこの一か所でしか見なかったので数を減らしているのかもしれない。
山頂でしばらく休憩し「飛翔の碑」を過ぎたところで「小高御位山の近くに八重のササユリが咲いていますよ」と小高御位山を指さしながら教えてくださった方に出会う。当初の予定では獣道を下るつもりだったがせっかく教えていただいたので小高御位山に向かうことにする。阿弥陀町へのルートを進む。すると前から来られた方が「そこにオオスズメバチがいますよ」と教えてくださった。見ると登山道に張り出した木の根の上にオオスズメバチがとまっている。しばらく躊躇したが、刺激を与えないように静かに横を通ることにした。すぐ後に来られた方も躊躇しておられたがハチが飛んで行ったのでその方も進んでこられた。ハチが取り持つ縁というのだろうか、その方と話しながら歩く。小高御位山へ行かれそこから成井に下られるということで、いっしょに歩く。八重のササユリが登場する。大事に囲われている。
小高御位山では山の話を中心にしばらく話をさせていただいた。私は先に山頂を後にしたが、いっしょになった方はもう少し山頂でのんびりすると残られた。成井に下りつくと猫が出迎えてくれた。逃げるでもなく寄ってくるでもなくの微妙な距離感の猫たちだった。
大雨の後の晴天で気温も上がり、時間、距離の割に疲れた山行だった。しかし、ササユリ、ネジキ、オカトラノオの花を観られてよかった。
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