四阿屋山、下れない所は登らないように
- GPS
- 02:12
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 606m
- 下り
- 612m
コースタイム
- 山行
- 1:37
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 2:12
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
つつじ新道は入り口の標識に書かれている様に、中腹から上級者コースになります。事故・遭難注意の鎖の有る岩場が続きます。この日も途中で登れ無くなり立ち往生している登山者がいました。 岩場の状況は、同じ日の前の時間に通った92124さんのレコの写真の方が分かり易いので参照して下さい。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5571036.html |
写真
装備
個人装備 |
GPS
ペットボトル600mlx1
熊鈴
笛
手袋
帽子
ヘルメット
|
---|
感想
翌日の山行が目的ですが、時間が有るので未踏の四阿屋山に登る事にしました。時間が遅いので登山者には会わないだろうと思っていたら、中腹を過ぎた所で登山者がいました。この時間なので下って来たのかと思ったら、登る途中だけど難しくて登れないので、諦めて下るところだという事でした。そこで下で待っていたのですが、中々下りてこない。
改めて状況を見てみると、ハーネスを装着してカラビナを2つ付けており、鎖にカラビナ2つを引っかけて確保して、両手で岩を持ち、両足を置く所を探している様。足を置く所が離れてる箇所で、次の足場に足が届かずに膠着している様です。
鎖を持たずに両手・両足で上り下りできる方が良いですが、少し時間もたっているので、諦めて鎖を持って懸垂下降したらと言いました。ところが懸垂下降とは何ですか。登山初心者なのですみませんとの返事。鎖の下の方を持って実演して見せたのですが駄目でした。鎖を持っても暫くすると離して岩を持ちたがるのです。。。
自分でやれるのがベストなので、いろいろと助言したりしながら様子を見ていたのですが、足が小刻みに震え始めたので潮時だと思って補助して下ろしました。その後は誰にも会っていないので、時間も遅いのでこの日は誰もここを通らないでしょう。もし僕が通りかからなかったら、腹をくくって自力で下山できたかもしれない。それならその方が良いのですが、自力で下りれなかったら救助要請になるか、もしスマホの電波が届かなかったら遭難した可能性も有ります。
この人のレベルより上の人でも、こういう事は有りえます。くれぐれも難しそうな所を登る際は、もし登れ無かった時に引き返せるかを確認しながら、さらに登るか諦めて引き返すかの早めの判断を心がけて下さい。
かくゆう自分も翌日に、彼と同じような判断を要求される状況になるのですが。。。
ちなみに後学のため、ここをどういう風に登るか、登る所を動画で撮らして下さいと頼まれた。彼は初心者だけど既に僕より登山において優れた点が有るので、若いのでこのまま登山を続ければ僕が行けないルートを登れる様になる気がします。普通の登山初心者とはちょっと違う雰囲気が有りましたので。。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する