楓沢−樽前山−風不死岳−北尾根
- GPS
- 08:22
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:20
天候 | 晴れ時々曇り。気温高め、風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北尾根登山口(10台くらい)でも労力は同じです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
楓沢下部のGPSデータは大きく飛んでいるので当てになりません(念のため)。 一般道でないので地図が読める前提で、ピンクテープを見落とさなければ大体OK。 楓沢から上部はもう少し西に出る予定だったが、漫然と歩いていたら、 風不死岳とヒュッテ間の道が見えてきたのでそのまま進んだ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
グローブ
防寒着兼雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
地形図
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯(GPS&コンパス兼)
時計(高度計兼)
タオル
カメラ(コンパス兼)
虫よけ
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感想
風不死岳に前回登ったのは2000年で、北尾根ルートはまだなく、樽前ヒュッテ
からの往復だった。北尾根の登山道の他、楓沢ルートも歩かれるようになり、
苔の谷の懐古がてら行ってみることにした。樽前外輪山も回ったことがないので、
それも計画に含めた。
北尾根に下りるのだから、登山口でも良いが、「大沢橋」標識をみつけ、西側の
林道を少し入ったゲートの左に2台分駐車場所有。はれかけている霧の下、国道を
歩いて「紋別橋」標識が楓沢。2つとも関係ない地名を橋名にしているが、やめて
ほしいものだ(山行の最後に迷惑した)。
最初こそ変哲のない涸れ沢だが、20分も歩くとそれっぽくなってくる。一時は
金をかけて景勝地として売り出しながら、(おそらく担当部署の保身のため)閉鎖
されてしまった、苔の洞門には少し及ばないかな。足元には測量の木杭が打たれて
いた。苔の洞門と同じ運命をたどらないことを祈るのみだ。
ピンクテープが続き、主に右岸の巻き道に導かれては戻ることを繰り返す。
チムニーみたいにして登った所もあった。左側に大きな岩小屋風の庇を見ると、
谷は終わって、火山灰地の裾野に出る。苔の谷間も良かったが辛気臭い。前回の
恵山と同じくイソツツジが咲いているし、視界も利く。
・628のあたりを目指すつもりだったが、踏跡の濃さと、この直前に腕時計の
ベルトに不具合があって、なんとなくそれにも気を取られているうちに、風不死岳と
樽前ヒュッテ間の道が見えてきたので、そのまま進んで登山道に出た。
ここから一般登山道で、イワヒゲや久しぶりのウコンウツギを見ながら外輪山へ
上がって東山へ。思ったより人はおらず。羊蹄山は見えたが、南側からガスが
押し寄せていて、西山へ廻っても真っ白だろうと思い、やめにした。
引き返して風不死岳へ。コルのあたりはかすかに記憶にある。急登が始まる直前で
休憩。ここから登りはきつい。急登、ロープ場の連続、・936をはじめとして
いくつもの小ピークを越えていく。今年初めての暑さのせいか、どうも体調が
イマイチ。樽前山のガスは消えているが、外輪山一周は止めて正解だったようだ。
12時半過ぎ。山頂。やはりここからの支笏湖は素晴らしい。恵庭岳が登りにくく
なってきたので貴重だ。先着者は本日二回目の登頂だそうだ。
北尾根を下る。山頂から北にわずか行った所の景色は山頂よりさらに素晴らしく、
これを見るだけでも価値があると思う。そのあとしばらく、ロープのある急坂が
続いて辛い。7合目位で傾斜が少し緩むが今度は景色もなにもなくて単調だ。
五合目の少し下で休憩を入れて登山口まで1時間20分。道新夏山ガイドでは
1時間10分(苦笑)。「北海道の山と谷」では登りタイムで1.5H。
要するにばてていたわけであり、さらに最後、車に戻るときに、地図を見て
大沢橋と大沢(北尾根すぐ東の沢)を混同して、混乱し、10分ほど国道を戻るという
大ボケをかましている。ここは自分のボケ具合は棚に上げて、「大沢」が近くに
あるのに「大沢橋」と名付けた開発局のセンスの悪さに文句を言っておこう。
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