向山(うしろやま)〜萱山〜空山
- GPS
- 06:41
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
天候 | 晴れのちくもり |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三分の二は林道でごく一部に倒木や斜面崩壊はあるが徒歩なら問題無し。山道は踏み跡薄めでテープ類も少ないが、萱山周辺で少し地形が複雑なの以外は特に難しいところは無い。ただし、2箇所あるショートカットはそれなりの技術が必要 |
写真
装備
個人装備 |
モンベルメッシュSS
ウイックロン クールライトジップシャツLS
薄手カーゴ
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感想
京都も北部なら暑さもマシだろうと梅雨の中休み、京丹波にやってきた。自宅から約100km、意外と近い。車を降りて歩き出すとまぁまぁ涼しい。が、今日はなんだか身体が重い。春の健診で「高度の内臓脂肪型肥満」と判定されたので4週間で4kgほど体重を落としたせいだろうか? 筋肉はあまり落ちてないはずなんだけど。それとも朝飯に喰ったローソンのからあげクンわさびマヨネーズ味が泣くほど辛かったせいか? どーでもいーけど「つらい」と「からい」が同じ漢字ってどうなん? などとやくたいもないことを考えながら歩いていると調子も上がってきた。
最初のショートカットは地面が脆くて崩れやすい上にグリーンのネットが踏み跡を覆っている。ネットにつかまりながらゆっくりと登った。ここから上は傾斜がきつい。滑りそうな斜面を慎重に登っていくと林道の終点に出た。林道は東に向かっているのでまずは向山を目指そうと進んでいくと無事、広域林道に合流した。やったね!
少し広域林道を歩いて細尾根に取り付く。踏み跡はないけど歩きやすい尾根だ。少し登ってP667、ここからは激下る。登り返しがつらそうだ。往路は小ピークに立ってみるが標識等はどこにもなかった。
向山に着いたが標識は見当たらない。2016年の記録ではPHPがあったはずなんだけど朽ちちゃったみたいだ。一休みして往路を戻る。小ピークは巻いた。P667手前のコルで左手に林道が見えた。南に進んでいたので広域林道にぶつかると予想して進んだが大ハズレ、すぐに行き止まってしまった。ま、たまにはこんな事もある。脆い斜面を注意してトラバース、尾根に乗った。西には林道が見えるが、法面が高くて降りられそうに無い。素直に尾根を登り返したが緩やかで助かった。P667を越えてコルまで下ると左手に林道が見えていたので谷を下った。
しばらく林道を歩いて蛇ヶ池の看板から遊歩道に入る。池までは標識が導いてくれた。池は中央が湿地帯になっているようだったがそこまで行く道は無い。ほとりでしばし休憩。周りのたくさんの木にはモリアオガエルのタマゴが鈴なりになっていた。
池から萱山を目指すが、この辺りは地形が少し複雑なのでGPSを確認しながら登った。萱山のピークにもPHPがあったそうだが無くなっていた。萱山からの下りも地形が少しややこしいので注意。最後は谷を下って枝林道に降りたが、ここは尾根を下った方が安全かもしれない。枝林道が広域林道にぶつかっているところにはゲートがあった。
しばし広域林道を歩いてコルから尾根に取り付く。最初は緩やかに登っていくが最後は壁のような斜面になる。少し右に回り込むように登って空山に着いた。展望はないが標識はあった。少し休んでヤマレコの足跡にしたがって北西尾根を下る。法面の上まで下って見下ろすと踏み跡は見えたがそこまでの斜面が急だ。これは困ったと周りを見るとロープを発見。これを頼りに急斜面を下って踏み跡まで降下、無事広域林道に降りてきた。ありがたや
あとは広域林道をひたすら歩く。今期初、カッコウの気持ちよい鳴き声に背中を押されるが長い。林道歩きも大概飽きてきた頃、関電の火の用心標識が目に入った。ただし、鉄塔番号がマジック書きと言うところに一抹の不安が残る。踏み跡もごく薄い。地図を見ながらしばし悩んだが、保守道であることを祈りながら下る。薄い踏み跡はすぐに無くなったが、代わりに赤テープが出てきた。これに導かれて鉄塔にたどり着いた。鉄塔の下にも次の鉄塔への火の用心標識があった。この矢印にしたがって下る。踏み跡は薄くテープも無いが、下るにしたがって踏み跡がはっきりしてきた。これは楽勝かと思いきや、林道へ降りる斜面が軽く崩壊している。なじみのプラ階段はあるが使えそうに無い。ガラガラと崩れやすい斜面を慎重に下って広域林道に降り立った。ここには火の用心標識が無かったので、保守道としてはもう使われていないのかもしれない。20分ほど林道を歩いて車に戻った。
山そのものに展望はなかったが、展望所からの眺めは見事だった。植林少なめなので黄葉もきれいだろうが、いかんせん林道歩きが長すぎる。とは言え、新しい足跡をつけられたので達成感もそれなりにある。また、ちょっとしたご褒美ももらったのでルートを変えて再訪するかもしれない。
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